儒家の始祖・孔子が遺した人生のヒットになる名言
春秋時代の中国において思想家、哲学者として活躍し、釈迦、キリスト、ソクラテスと並ぶ四聖人にも数えられる孔子。
その教えを弟子達が編纂したという論語は、長い月日を経ても人々の生活にリンクするものが多いことをご存じでしたでしょうか。
今回は、そんな孔子が遺した名言をご紹介します。
悩んでいるときにハッとさせられる言葉や、当たり前すぎて忘れてしまっていた考え方など、さまざまな角度から生きていく上でのヒントを得られますよ!
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もくじ
- 儒家の始祖・孔子が遺した人生のヒットになる名言
- 何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだ。孔子
- 己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。孔子
- 良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。孔子
- 義を見て為さざるは、勇なきなり。孔子
- 朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。孔子
- 怒りが湧いたら、その結末を想像しなさい孔子
- 知らざるを知らずとなす、これ知るなり。孔子
- 過ぎたるは、なお及ばざるが如し。孔子
- 優れた人物は、人と協調するが主体性を失わず、小人物は、表面では同調するが心から親しくなることはない。孔子
- 徳は孤ならず、必ず隣あり。孔子
- 人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。孔子
- 苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。孔子
- 仁に当たりては、師にも譲らず。孔子
- 人の本性は皆ほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。孔子
- 性相近し習い相遠し孔子
儒家の始祖・孔子が遺した人生のヒットになる名言
知らざるを知らずとなす、これ知るなり。孔子

日々のやり取りの中で自分が知らないことがあったとき、それを知らないと認めることが時には恥ずかしかったりもしますよね。
そんな知らない部分を知らなかったと認めることの重要性や、今後のつながりを感じさせる孔子の名言です。
知らなかったと認めることで、そのことを教えてもらえるかもしれない、新たな知識につながる可能性があるのだということも伝わりますね。
自分が何を知っていて、何を知らないのか、自己分析を進めることが幅広い知識のきっかけになるのだと感じさせる言葉ですね。
過ぎたるは、なお及ばざるが如し。孔子

何事にも多くて余裕がある方が良いという考え方は誰もが持ってしまう考えかと思います。
そんな誰にでも起こり得る、つい過剰にやってしまう姿勢に警告を投げかけるような、何事もほどよさが大切なのだと主張する孔子の名言です。
過剰は不十分とおなじくらいに良くないものであり、そのほどよいラインを見極めることが重要だと伝えています。
食べ物も学問も、適切な量の方が健やかな日々につながるのだと語りかけているようなイメージですね。
優れた人物は、人と協調するが主体性を失わず、小人物は、表面では同調するが心から親しくなることはない。孔子

道徳心や教育の大切さも伝えてきた孔子さんですが有名な名言で、優れた人物は、人と協調するが主体性を失わず、小人物は、表面では同調するが心から親しくなることはないという言葉があります。
周りの人と協力しながらも、自分の軸や価値観をしっかり持ち、どんな相手でも表面上はうまく振る舞うが、自分を大切にするといった言葉です。
仕事でも人間関係や協調性が求められてきますが、この言葉のように上手く付き合いながらも自分の軸を大切にしていこうという現代にも通じる言葉ですね。
徳は孤ならず、必ず隣あり。孔子

人と違う優れた才能を持った人は、孤独である事が多いかもしれません。
しかし孔子は、「徳は孤ならず、必ず隣あり」という言葉を残しています。
これは、徳のある人は孤独にならず、必ず理解者や賛同者が現れるといった意味ですね。
もし自分の進むべき道を歩み孤独を感じている方がおられるなら、この言葉を思い出してみてはいかがでしょうか。
きっと勇気が湧いて、このまま突き進もうと思えるでしょう。
あなたを理解して助けてくれる方が現れますように。
人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。孔子

ピンチになったときこそ、人の本性が見えたと感じたことってこれまでにないでしょうか?
スポーツの試合で追い込まれたときのキャプテンの態度に頼りがいを感じたり、旅行先でのトラブルで恋人にほれ直したり、反対に幻滅してしまったり……。
孔子によるこの言葉は、まさにそういった場面を言い表しているんです。
逆境に立たされたときにこそ、どうすればその状況を脱せるのか考える大切さを説いています。
そしてこの言葉は、人生の達人は逆境を楽しみ、順調に進んでいるときも楽しんでいると続きます。
それもまた、人生においてとても大切なことですよね。
苗にして秀でざる者あり。秀でて実らざる者あり。孔子

立派な苗であっても開花しないことがあり、また開花したとしてもしても実を結ばないこともある……といった内容の言葉で、『論語』の子罕篇に記されています。
彼が評価していた弟子、顔回に向けた言葉であると解釈される事が多いようですね。
『論語』には、彼への賛辞がいくつも書き記されているそうですよ。
どんなに素質があろうとも、努力を怠ってはならないという教えのようにも受け取れますね。
成功したいのなら慢心せず、努力を続けることが大切なのかもしれません。