今回は、DigiTech(デジテック)社より発売されている、ユニークなルックスのディレイペダル「Obscura(オブスキュラ)」を試奏していきたいと思います。
果たしてどのような可能性を秘めているのでしょうか。
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DigiTech(デジテック)とは
アメリカに本拠地を置くエフェクターメーカーで、全体的にゴツゴツとしたデザインの「スタジオクオリティ」を体現した実用的な耐久性と性能、音質を備えたペダルを提供し続けています。
このメーカーで最も有名なペダルは「Whammy(ワーミー)」と呼ばれる音程を変化させるもので、真っ赤なペイントに足で操作する大きな可変ペダルが付いている見た目に見覚えがある方も多いでしょう。
プロミュージシャンにも愛用者が多くいます。
しかし、今回は意外と普通の見た目のディレイペダルの試奏。
一体どのような音がするのでしょうか。
Obscura Delay(オブスキュラ ディレイ)レビュー
先程はフツウの見た目と申しましたが、それは形の話で、ペイントは非常にクセがあります。
クリーム色の地に、スカル絵、そしてオレンジの文字がどことなくアラビア感を演出しています。
オブスキュラとはラテン語で暗い部屋という意味だそうです。
このエフェクターがかなりダークなイメージになってきましたね。
モードは全部で4タイプ。
Analog、Tape、Lo-Fi、Reverse の4つです。
普通のデジタルモードはないです。
また、このエフェクターの大きな特徴は、TAILSスイッチが付いていることです。
こちらは、このペダルをオフにしても、ディレイ音が残るというものです。
この機能は、従来のエフェクトペダルでも望んでいた方も多いのではないでしょうか。
試奏
とりあえずアナログディレイモードから音だしです。
先ほどのイメージと違って意外とクリーンな音がします。
減衰感は再現されていますが、それほどきわきわにこもっていくわけではないですね。
「デジタルディレイでは綺麗すぎて……」という方向けでしょうか。
アナログに絶対のコダワリがあるという方にはそこまでオススメではない印象です。
続いてテープモード。
これはけっこうディレイ音に特徴があります。
まさにシューゲイズな味です。
これは人によってはめちゃめちゃ好みだと思います。
そしてローファイ。
これも普通のディレイの域ではあります。
お好みでつかっていただけます。
最後はリバース。
これは一般的なリバースディレイです。
ちなみに個人的に一番好きなリバースディレイの使い方はこれです。
https://youtu.be/68AoHJd84aQ?t=57s
このような奏法をしたい方には必須のアイテムです。
このエフェクターにはタップテンポモードが付いているので、試行錯誤の時間がとても短くて済みます。
オススメセッティング
テープエコーで、三回ほどウェット音が返ってくるセッティングです。
トーンコントロールは本当に好みでいかようにもセッティングできます。
曲中に、ほぼかけっぱなしでも使えるセッティングにしてみました。
最後に
正直にクセの強い印象を受けたディレイペダルではありますが、パーツもクオリティが高いので良い音であることは間違いないです。
あとは、スゴク多機能です。
とくに最長2秒間の残響音が残せるTAILスイッチ、これは画期的です。
痒いところに手が届くペダル。
そんなのを求めている方にピッタリのペダルです。
付属品では、ツマミのセッティング固定できるカバーがあります。
コンパクトでありながらも、エフェクトボードでの複雑なセッティングでも重宝しそうです。
スペック
- 電圧:9VDC external power supply(電池駆動不可)
- 寸法:11.18cm(L)x 6.73cm(W)x 5.08cm(H)
- 重量:0.453 kg