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ドラムペダルを軽々とコントロールする踏み方のコツ

ドラムペダルを軽々とコントロールする踏み方のコツ
最終更新:

ドラムペダルを軽々とコントロールする踏み方のコツ

あなたは、

「ドラムペダルが重たくて上手くコントロール出来ない。」

「ドラムペダルをもっと軽くしたい!」

という悩みを持ったことはありませんか?

ドラムペダルが重くなってしまう原因とは

ドラムツインペダル

http://i1.wp.com/www.axispercussion.com/wp-content/uploads/2014/04/A-L2CB1.jpg

かくいう僕も昔はこういった悩みを持っていたので、その問題を解決するために世界中のほぼ全てのメーカーのペダルを試してみたりしました。

最初は安価なモデルから始まり、Axisの最高級ペダルまで様々なペダルを踏み比べてみた結果わかった事があります。

それは、

踏み方に問題があると、どんなに良いペダルを使っても重たい感覚になってしまう

という事です。

最も効果があった改善策について

では、どういう風に踏み方を改善すれば、軽々とペダルをコントロール出来るようになるか、具体的な方法をお教えしようと思います。

その方法とは「ペダルのプレートと足の裏の接触面積を広くする」という事です。

これを実践して頂ければ、足からのエネルギーがペダルにスムーズに伝わる事になるので、軽い力でペダルがコントロール出来るようになります。

ぜひ試してみて下さい。

ちなみに、僕がこの方法を取り入れる前は、足の親指の付け根周辺を重点的に使ってペダルを踏んでしまっていました。

そうすると、足の重さがその一部分だけにかかってきますから、足の裏の皮がズルズルに向けてしまってヒリヒリして痛かったです。

また、エネルギー伝達も上手くいきませんから、ダブルを踏むことやツーバス連打のような激しいプレイは、全くもって出来ませんでした。

毎日汗だくになるまで練習したにもかかわらずあまり上達しなかったときは、正直とても辛かったです(泣)。

ペダルも色々買い換えましたし、スプリングやビーターのセッティングも試行錯誤したんですが、身体の使い方や基礎的な部分で問題があるうちは、いくら機材にこだわっても仕方ないのだという事を身を持って学ぶ事になりました。

スティックにも応用可能!?

接触面積を広くする事の重要性をお話してきました。

これはフットワークだけではなく、スティックを扱う場合にも重要だったりします。

例えば、少ない接触面積でスティックをコントロールしていると、指にマメが出来たり皮がむけてしまったりする事があります。

よくあるパターンとしては、人差し指と親指だけでスティックを強くホールドし過ぎているケースが挙げられます。

そうすると「たった2本の指だけ」という狭い接触面積からスティックに力を伝える事になりますから、恐ろしく負担が強くなってしまいますので、他の指も触れるようにすると改善するかもしれません。

ぜひ、試してみてくださいね。

このようにして接触面積にこだわりを持つことで、ペダルもスティックも軽くコントロール出来るようになるので、人によっては物凄く世界が変わるかもしれません。

ちなみに僕は価値観がガラっと変わってしまいましたよ。

改善後のお話

最終的に、どんなペダルでも軽々とコントロール出来るという自信がついたので、リハーサルスタジオで練習する時に、わざわざ自分のペダルを持っていく回数が減りました。

だって、ペダルって重たいので持ち運びが大変なんですよね(笑)。

また、演奏をする際に積極的にダブルやツーバスのフレーズを取り入れられるようになったので、全体的に表現の自由度が上がりました。

今から考えれば、過去の色んなペダルを買いあさっていた自分が嘘のようです。

もしかして、あれは夢だったんじゃないかと思うくらいです(笑)。

現在ペダルのコントロールについて不満がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

ライタープロフィール

横田雄也

ドラマー

横田雄也

2015年でドラム歴10年になりました。

趣味は読書・漫画・アニメ・ピアノです。

何でも深く考える事が好きなのでいちいち思考に時間がかかってしまう面倒くさい人間です。

でも行動はさっさとやる・・・つもりで生きています(苦笑)。

あとインターネット上でドラムの演奏動画やレッスン動画も配信していますので詳細は以下からどうぞ。

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