【高齢者向け】2月の風景を詠む俳句。有名な俳人の一句を読み解いてみよう
まだまだ寒さの残る2月は、梅の花がほころび始め春の訪れを感じる季節ですね。
そんな移り変わりの風景を五七五の言葉に乗せてみませんか?
2月は節分や立春、バレンタインなど身近な行事も多く、俳句の題材にぴったりの季節です。
高齢者の方にとって、季節の言葉を紡ぐひとときは心を豊かにし、思い出を語り合うきっかけにもなるでしょう。
こちらの記事では有名な俳人が詠んだ、季節の情景が浮かんでくる俳句をご紹介します。
誰でも気軽に楽しめる俳句づくりを通じて、言葉のリズムを味わいながら、あたたかな交流のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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【高齢者向け】2月の風景を詠む俳句。有名な俳人の一句を読み解いてみよう(11〜20)
折りかけし 枝もありけり 猫柳NEW!鈴木花蓑
この句の季語は、猫柳……初春の季語の1つですね。
猫柳とは、水辺に自生する事が多いヤナギの1種です。
白い綿毛で包まれる花芽が特徴的で、それが猫のしっぽのようだと言われていますよ。
この句はそんな猫柳の姿をつづったものですね。
猫柳は枝が細く、風の力が強いと折れてしまうことがよくあります。
そんな猫柳のありのままの姿が浮かんできて、猫柳を身近に感じたことのある方なら「そうそう!」と思わず共感し、外遊びの懐かしい思い出もよみがえる句ではないでしょうか。
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おわりに
2月の風物や情景を五七五に込めて、季節の移ろいを言葉で味わう俳句。
心に浮かんだ情景を自由に表現することで、日々の暮らしに新たな彩りが生まれます。
高齢者の方にとって、言葉を選び音のリズムを楽しむ創作の時間は、心豊かなひとときとなることでしょう。
冬の終わりから春の訪れを感じながら、すてきな一句を詠んでみてくださいね。





