【高齢者向け】定番の春の季語。季節を感じる美しい言葉
春の訪れを感じると、ふと口ずさみたくなる季語がありますよね。
こちらの記事では、高齢者の方に親しみやすい春の季語をたっぷりご紹介します。
「春めく」「春の風」など、聞くだけで情景が浮かぶ美しい言葉は、俳句づくりや会話のきっかけにもぴったりです。
レクリエーションや日々の会話で季語を使った言葉遊びを楽しむと、季節の移ろいをより身近に味わえますよ。
春ならではの豊かな言葉の世界を、存分に味わってくださいね。
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【高齢者向け】定番の春の季語。季節を感じる美しい言葉(1〜10)
梅

梅干で有名な和歌山県の人は桜よりも梅の花の方により春を感じると聞いたことがあります。
梅園がいたるところで開かれ、梅に関するイベントやお祭りも各地で催されるとか。
早いものでは1月下旬から咲き始めるという梅の花。
嵐雪さんの「梅一輪いちりんほどの暖かさ」は梅の俳句で1番知られているといっていいほどの名句。
もちろん梅見に出掛けたときにはサラリを口に出したいものです。
ちなみに「早梅」や「寒梅」は梅の字が使われていても冬の季語ですのでお間違いなく。
彼岸

お彼岸といえば春と秋にありますよね。
それでも単に「彼岸」といえば俳句の世界では春の季語として使われます。
ちなみに秋のお彼岸は「秋彼岸」といいます。
ご先祖様を供養し、極楽浄土へ行けるように祈る仏教行事も今はその意識が薄れ、どことはなく「お墓参りをする日」となっている方も多いのでは。
春の彼岸は「暖かさへの期待、うららかな日差し」、秋の彼岸は「冬への足音、収穫への感謝」そんなものをイメージすればきっといい俳句が生まれることでしょう。
春の風

ポカポカ陽気となる日が多い春にも突然の暴風雨が、そう春の嵐です。
3月から5月頃にかけて発達した温帯低気圧がもたらす自然現象で、その多くは春を深めて梅雨を呼び込むきっかけとなります。
「せっかくの桜が全部散ってしまった……」とお花見を逃してしまうこともありますよね。
春一番はこの春の嵐、別名メイストームのトップバッターというところでしょうか。
俳句にするならどこか騒々しい様子をイメージして仕立てるといい句になると思いますよ。
春雨

歌舞伎の演目『極付幡髄院長兵衛』で幡髄院長兵衛の「春雨じゃ、ぬれて参ろう」のセリフ、あなたも聞いたことがあるでしょう。
歌舞伎のことはちんぷんかんぷんでもこのセリフだけはなぜか知っていますよね。
それとセットで「春雨」の言葉を意識した人も多いはず。
雨脚が細く、けむるように静かに降るのが春雨の特徴。
霧やモヤも春を連想させますから、その延長上に春雨はあるようですね。
春りん、菜種梅雨、春みぞれなど春の雨に近い季語も多いです。
みんなどこかアンニュイな季語ですね。
水温む

暖かな春の日差しで川や湖の水が温んできた、またそれにより魚や水草などの水生生物の動きが活発になってきた。
「水温む」は春の到来を直接私たちに知らせてくれる本当に春らしい季語の1つです。
右城暮石さんの「いつからとなく水道も水ぬるむ」は俳句に特別興味がない方でも共感できる秀句。
また山口青頓さんの「底見えて這ふものもなし水温む」は俳句の世界の静ひつさをしみじみと感じさせる一句です。
名句が多いのでぜひチャレンジャーとしてこの季語と向き合っていただければと思います。


