昔と今で変わったもの。こんなに違う?
時代の移り変わりとともに私たちの生活や価値観は大きく変化してきましたよね。
昔は当たり前だったものが、今ではほとんど見かけなくなったり、逆に驚くほど進化したりしています。
例えば、電話や手紙に頼っていたコミュニケーションが、スマートフォンひとつで一瞬に可能になりましたよね。
食事や娯楽、ファッションなど、身近なものもこんなに変わるなんて驚きです。
今回は、昔と今の違いを紹介します。
ぜひ話のネタにご活用くださいね!
昔と今で変わったもの。こんなに違う?(6〜10)
水分摂取

現在、スポーツにおいて水分摂取はパフォーマンスの維持の他、筋肉の回復のためには大切な事であると認識されている方は多いと思います。
しかし一昔前の部活動や体育ではバテるから禁止とされることがありました。
理由として、水を飲むことで体温が下がり、その熱を取り戻そうとして体がバテる。
また、練習は厳しくつらいものであり、根性で立ち向かうことが精神を鍛えるという考えがあったようです。
そうした教育のもと、東京オリンピックで女子バレーボール日本代表チームが金メダルをとったこともあり、社会に浸透したと考えられています。
しかし、水分が不足すると頭痛やめまい、血圧低下といった症状が現れ、程度がひどいと命に関わる場合もあります。
楽しく運動するためにも、運動前、中、後には適切に水分を摂取しましょう。
写真

現代では写真を撮るとなると、スマートフォンが主流ですよね。
スマートフォンで撮った写真はたくさん保存でき、いつでも簡単に見返せます。
プリントもコンビニなど身近にある施設ですぐにできますよね。
高齢者の方たちが若い頃はどうしていたのでしょうか。
カメラの歴史はかなり奥が深く、サイズも大きく持ち歩きに不向きでした。
また昭和20年代頃のカメラは高価なもので技術習得も難しかったようです。
そのため特別な日にプロにお願いして撮ってもらうのが主流だったようでね。
その後カメラは日本人にとって身近なものになりましたが、現代ほど日常にありふれているものではなかったでしょう。
高齢者の方にとってスマートフォンで写真撮影をすることは、驚かれることかもしれませんね。
駅の改札

電車に乗る際に必ず通る改札ですが、現在はICカードなどを使用して「ピッとタッチする」ことが主流ですよね。
急いでいるときでもタッチするだけなので、すぐに改札を通り抜けられるため便利です。
ですがICカードが普及する前は、改札近くに設置された券売機で切符を購入するのが主流でした。
人が多い時間帯だと、券売機で買うのにも時間がかかり、改札を通るときも投入口にきっぷを入れ、反対側から出てきた切符を受け取る必要がありました。
ICカードで改札を通り抜けられるようになって、かなりの時間短縮と人混みの解消になったのではないでしょうか。
消費税

現在の消費税は10%ですが、いつから消費税が導入されたかご存じでしょうか?
ちなみにお買い物に行って支払いをするときに、昭和時代には、消費税はありませんでした。
消費税が導入されたのは、平成元年の1989年からです。
3%の消費税がかけられ、当時は大きな騒ぎになりました。
買い物のたびに課せられる税金なので、国民の拒否反応も高く反対運動も各地で起こったそうですよ。
さまざまな理由で消費税を導入したようですが、高齢者の方も当時のことを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
お家時間

自宅で家族とテーブルを囲んでテレビを見て過ごした、高齢者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昭和33年ごろにテレビが普及してから、テレビが生活と密接になっていた時期でもありました。
テレビが出始めたころは、テレビを購入したご自宅に近所の方も見に来るといったこともあったそうです。
みんなでわいわい楽しい時間もテレビが作ってくれたのかもしれませんね。
現在は、スマートフォンやパソコンの動画を一人で見ている方が多いようです。
多人数から個の視聴へと変わりましたが、そこから生まれた文化もあります。
SNSを中心としたインフルエンサーもその一つです。
動画もレクリエーションに利用するといったこともできるので、上手に活用していきたいですね。