【高齢者向け】歩行訓練。簡単にできるアイディア
高齢者の方にとって、歩行は日常生活を支える大切な動作であり、体力やバランスを維持するためにも非常に重要です。
しかし、加齢と共に筋力や柔軟性、バランス感覚が低下し、歩行に不安を感じることが増えるのも事実です。
そんな中、無理なく取り組める歩行訓練が役立ちます。
この記事では、自宅で簡単にできる歩行訓練のアイディアをご紹介します。
特別な器具や広い場所は必要なく、日常の中で少しずつ取り入れることで、歩行力を向上させることができます。
楽しみながら取り組める方法で、歩行の自信を取り戻しましょう。
【高齢者向け】歩行訓練。簡単にできるアイディア(1〜10)
すり足がある方向け骨盤のトレーニング

散歩などで歩いている時、ついついかかとを擦ってしまうという方、いらっしゃいませんか?
これは骨盤を引き上げる筋力の低下によって起こると言われています。
足回りの筋力低下は、転倒リスクをはらんでいますので、骨盤を引き上げる力を鍛える骨盤トレーニングをおこなって、元気に歩けるようになりましょう!
大変な運動は嫌だよという方、ご安心ください。
おこなうのは「お尻歩き」。
これだけです。
前に、後ろにと3往復程度から始めてみましょう。
慣れてきたら回数を増やしても良いですよ。
腹筋や背筋にも働きかけるので、スタイルの維持も期待できそうですね。
フロントランジ

歳を重ねるにつれて筋肉が衰えるのは仕方ないにしても、歩くことができなくなると生活に支障がでてしまいます。
そこで今回は、転倒予防に効果のある、ふとももとお尻の筋肉を鍛える運動をご紹介いたします。
おこなう動作はシンプルです。
片足を大きく前に出し、背中を伸ばした状態で腰を落とし、ゆっくり戻します。
これを足を変えて交互におこないましょう。
大きく踏み出すのが不安な方は、はじめは小さな歩幅でおこなっても大丈夫ですよ。
続ける事で、バランスを保つ筋肉が鍛えられるので、歩行の安定につながりますよ。
無理のない範囲で続けてみてくださいね。
聖者の行進でスローエアロビック

音楽に合わせて体を動かすエアロビックやエアロビクスは、体を動かしにくい人には難しく感じてしまいますよね。
そんなエアロビックをテンポを落としてゆっくりとした動きに変えて、どんな人でもやりやすくした体操です。
原曲よりもおだやかなリズムをつかんで、全身を弾ませるように体を動かしていきましょう。
曲に追いつくというよりも、全身を使うことが重要なので、参加者に合わせたリズムで進めていくのが大切かもしれませんね。
7秒スクワット

ご自宅でできる、脚の筋力維持に効果的なスクワット運動をご紹介します。
まずは両足を大きく広げ、つま先は少し外向きにし、踏ん張れる体制を整えます。
次に方の高さまでまっすぐ腕を上げたら、その姿勢を維持したままでゆっくり腰を落とします。
膝がつま先より前に出たり、背中た丸くなったりしないように注意しましょう。
太ももが床と平行になったら2秒キープします。
これを10回1セットとして、3回おこないます。
できるだけ連続でおこなうとトレーニング効果が高まりますが、慣れるまでは椅子の背につかまったり、休憩を挟みながら無理せずおこなっていきましょう。
ふくらはぎの運動

高齢になると、筋力が衰え、ふらつきが見られることも珍しくありません。
今回は、ふらつきの予防に効果的なふくらはぎの運動をご紹介します。
椅子やテーブルにつかまり、背中がまっすぐになるよう姿勢を整えたら、かかとを上げていきましょう。
勢いをつけたり、早く動いて回数をこなすよりも、ゆっくり、しっかりおこなうことで効果が期待できますよ。
体を支える足首からふくらはぎの力が強くなると、バランスを崩しにくくなりますよ。
ご自宅でテレビを見ながらおこなったり、高齢者施設の体操としてもオススメです
サイドランジ

歩行の安定性向上のためにお尻とふともも、すねの筋肉を鍛える運動をご紹介します。
歩く際に左右にふらついてしまうという方はぜひおこなってみてくださいね。
椅子の背を両手で持ち、片足を一歩横側に出します。
膝を曲げ、体重をかけましょう。
足で地面を蹴り、もとの位置に戻ります。
この動きを行う際、膝とつま先は同じ方向を向くように意識しておこないましょう。
続けて行うことで、歩行の安定性が向上し、転倒の予防につながりますよ。
ポールウォーキング

ご年配の方ですと、「歩くことは体にいい」ということはご存じであっても、「転んだらどうしよう」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたいのがポールウォーキングです。
2本のポールを使って歩くことで、正しい姿勢でバランスよく歩くことができ、体も支えられるので転倒の不安も解消されます。
準備体操は念入りにおこない、柔軟性を高めて歩行に必要な筋肉を刺激しましょう。
歩く際は視線を15メートル先に送り、普通の歩幅よりさらに半歩足を出すようにしましょう。
ポールは前に出したかかとの延長線上に置くようにします。
また、早く、大きく歩くことは認知症予防にも効果があると言われています。
ぜひ無理のない範囲でおこなってみてくださいね。