【高齢者向け】足腰のトレーニング。転倒予防
年齢とともに足腰の筋力が弱くなり、つまずきや転倒が心配になることもありますよね。
しかし、簡単なトレーニングを続けることで、足腰をしっかり支え、転びにくい体を目指せますよ。
無理なくできる運動を日常に取り入れることで、歩く自信もついてきます。
今回は、高齢者の方でも安心してできる足腰を鍛えるトレーニングをご紹介します。
自宅で気軽に始められる内容なので、楽しみながら体を動かしてみませんか?
毎日少しずつ続けて、いつまでも元気に歩きましょう!
【高齢者向け】足腰のトレーニング。転倒予防(1〜20)
全身冷え予防体操NEW!

血流が悪くなると体が冷えやすくなりますよね。
そこで今回は、椅子に座ったままで出来る、ボールを使った「全身冷え予防体操」をご紹介します。
まず、足踏みをリズムに合わせて続けながら、両手で持ったボールを上や斜め上に上げる動きを加えます。
次に、足踏みをしながら片足を前に出し、ボールも合わせて前に突き出す動作を繰り出しましょう。
さらに、足の動きに合わせてボールを突きだすことで、手足の協調運動が促進され、脳の活性化につながります。
無理なくおこなえ、全身の冷えを改善するだけでなく、認知症予防や筋力維持にも役立つ、オススメの簡単エクササイズです。
すり足がある方向け骨盤のトレーニング

散歩などで歩いている時、ついついかかとを擦ってしまうという方、いらっしゃいませんか?
これは骨盤を引き上げる筋力の低下によって起こると言われています。
足回りの筋力低下は、転倒リスクをはらんでいますので、骨盤を引き上げる力を鍛える骨盤トレーニングをおこなって、元気に歩けるようになりましょう!
大変な運動は嫌だよという方、ご安心ください。
おこなうのは「お尻歩き」。
これだけです。
前に、後ろにと3往復程度から始めてみましょう。
慣れてきたら回数を増やしても良いですよ。
腹筋や背筋にも働きかけるので、スタイルの維持も期待できそうですね。
ふくらはぎの運動

高齢になると、筋力が衰え、ふらつきが見られることも珍しくありません。
今回は、ふらつきの予防に効果的なふくらはぎの運動をご紹介します。
椅子やテーブルにつかまり、背中がまっすぐになるよう姿勢を整えたら、かかとを上げていきましょう。
勢いをつけたり、早く動いて回数をこなすよりも、ゆっくり、しっかりおこなうことで効果が期待できますよ。
体を支える足首からふくらはぎの力が強くなると、バランスを崩しにくくなりますよ。
ご自宅でテレビを見ながらおこなったり、高齢者施設の体操としてもオススメです
靴を履く動作トレーニング

靴を履く際の中に足を入れる何気ない動作も、無意識のうちに角度などをつけたりと、足を複雑に動かしています。
この足を入れるときの動きに注目した、そのすくい上げるような動きで足を鍛えていけるゲームです。
足に取り付けるのはダンボールを使った、中心に空間があるパーツで、これを使って足元にあるボールを拾っていきます。
まっすぐに入れるだけでなく、すくいあげる動きでボールを獲得していくので、ボールに集中するだけで足首がしっかりと動かせるゲームですね。
強い足腰を作るスロートレーニング

ふたりで向かい合って座り、足を使って向かいの相手にお手玉をわたすことを目指していくゲームです。
足の甲にお手玉をのせて蹴り上げるという動きで、力の入れ方だけでなく、蹴り上げる角度もしっかりと意識しましょう。
こちらに向かってくるお手玉は手でキャッチ、どこに飛んでくるのかを見極める瞬発力と集中力が試されますよ。
それぞれの力の入れ方だけではなく、相手にうまく届けようという気持ちもポイントではないでしょうか。