【高齢者向け】足腰のトレーニング。転倒予防
年齢とともに足腰の筋力が弱くなり、つまずきや転倒が心配になることもありますよね。
しかし、簡単なトレーニングを続けることで、足腰をしっかり支え、転びにくい体を目指せますよ。
無理なくできる運動を日常に取り入れることで、歩く自信もついてきます。
今回は、高齢者の方でも安心してできる足腰を鍛えるトレーニングをご紹介します。
自宅で気軽に始められる内容なので、楽しみながら体を動かしてみませんか?
毎日少しずつ続けて、いつまでも元気に歩きましょう!
【高齢者向け】足腰のトレーニング。転倒予防(21〜30)
足上げ体操

椅子に座った状態でその前方に箱を配置、そこに足を交互に乗せていくことで、足を上に持ち上げる力を鍛えていこうという体操です。
座った状態で進めていくので、立った状態での踏み台昇降よりも楽に行えるのではないでしょうか。
使用する箱は椅子よりは低い程度の大きいものがオススメで、上に足を置いたときに股関節の動きも感じていきましょう。
体の横には手をおいて姿勢を維持、足の力だけでしっかりと持ち上げていくのが大切ですよ。
靴を履く動作トレーニング

靴を履く際の中に足を入れる何気ない動作も、無意識のうちに角度などをつけたりと、足を複雑に動かしています。
この足を入れるときの動きに注目した、そのすくい上げるような動きで足を鍛えていけるゲームです。
足に取り付けるのはダンボールを使った、中心に空間があるパーツで、これを使って足元にあるボールを拾っていきます。
まっすぐに入れるだけでなく、すくいあげる動きでボールを獲得していくので、ボールに集中するだけで足首がしっかりと動かせるゲームですね。
椅子を使ったバランストレーニング

高齢者の方は、バランス機能を維持できるかが転倒予防にもなるので重要なことです。
今回紹介する椅子を使ったバランストレーニングは、転倒予防や歩行の安定に大切です。
「立って運動するのは不安」という高齢者の方も多いですよね。
そんなときにおすすめなのが椅子を使ったバランストレーニング!
安全に運動ができるのはもちろん、体幹や下半身の筋力を無理なく鍛えられるというメリットもあります。
実は足の裏をつけて歩くことよりも、体幹の柔らかさを鍛える方がバランス機能が保てるんですよ。
ぜひ体感してみてくださいね。
股関節周りを鍛える運動

普段の歩行は何となくでおこなっている場合も多く、無意識のうちに負担が軽くなるように、動きも小さくなってしまっていますよね。
そんな歩行の際に使っている筋肉や関節にあらためて意識を向けて、バランスの向上につなげていこうといった運動です。
ここで注目するのは股関節の動きで、ここをしっかりと動くようにしていくことで、姿勢も安定していきますよ。
椅子につかまっての左右の動きなど、支えながらでおこなえる運動で負担も少ないので、どの筋肉を使っているのかに意識を向けながら進めていくのがオススメですよ。
中臀筋トレーニング

高齢になるとバランス機能を保つのがどうしても難しくなりますよね。
最近バランス機能が悪くなっていると思いがちな高齢者におすすめなのが、中臀筋トレーニングです。
立ったままですが、無理なく続けられるトレーニングなので安心ですね。
中臀部を鍛えることで歩行が安定し、転倒のリスクを減らすことができます。
今回紹介するトレーニングは、毎日少しづつ続けられるので体への負担も少ないですよ。
椅子などを持って、片足ずつ動かしていきましょう。
歩き姿勢でバランストレーニング

歩くことは健康にはとっても大切ですよね。
高齢者の方のバランス機能を保つためには、体幹を鍛えることが大切です。
足だけで歩かないように、全体の機能を使って鍛えるのがコツですよ。
普段使わない筋肉を動かすので、この動作をする際は安全のために両手でしっかり椅子などにつかまって行いましょう。
いつも何気なく歩いている方も、お尻の動きや姿勢などを意識するだけでバランス機能を鍛えられます。
ぜひ毎日の散歩に、この動作を取り入れてみてはいかがでしょうか。
片足バランス体操

普段生活していると、ふとした瞬間にバランスを崩してしますことはありませんか?
とくに高齢者の方はバランスを崩して転倒すると怪我につながる可能性もあるので気を付けましょう。
そんな高齢者の方のバランスを鍛えるのにおすすめなのが、片足バランス体操です。
片足ずつおこなうので、椅子や壁を支えにしてください。
下半身を鍛えられるので転倒防止に効果的ですよ。
ゆっくりと動かす運動ばかりなので無理なく続けられるのが嬉しいですね。