発音の練習にぴったり!英語の早口言葉まとめ
遊びや滑舌の練習で日本でもたくさん使われている早口言葉。
この早口言葉、実は英語にもあるって知っていますか?
早口言葉は英語で「tongue twister」と言います。
英語の発音を覚える際に早口言葉はとても便利なもので、日本人が苦手とする発音の練習もできちゃうんです!
そこでこの記事では、そんな英語の早口言葉を紹介していきます。
同じような音の単語でも、実は微妙に発音の仕方が違う単語が並べられていたりするので、それぞれの発音の違いも勉強できますよ。
ぜひ練習して、英語の発音をマスターしちゃいましょう!
発音の練習にぴったり!英語の早口言葉まとめ(1〜10)
He threw three free throws.

日本人の苦手なSやTH、RとLなどの英語独特の発音を、早口言葉というゲームの中で練習して、滑舌や発音をマスターしてみませんか。
日本のアイウエオの母音にはない、発生しにくい音が英語にはあります。
文法などでは関係ありませんが、会話やリスニング、スピーキングになると、このSやTHの壁が立ちはだかります。
発音が違うと意味も変わってきてしまうので、しっかりとマスターしたいところ。
遊びながら学べる英語の早口言葉で、楽しく難しい発音を攻略しましょう。
Peter Piper picked a peck of pickled peppers.

「Peter Piper picked a peck of pickled peppers」は「ピーター・パイパーはたくさんの唐辛子の漬物を拾った」という意味の早口言葉です。
破れつ音の「P」がたくさん登場する早口言葉ですね。
「P」を発音するコツは、唇を閉じている状態で口の中に空気を溜め、それを弾けさせるイメージで唇を開き、息を吐き出します。
毎回唇をしっかりと閉じながら、勢い良く息を吐いて発音すればこの早口言葉は攻略できますよ!
Which witch is which?

「Which witch is which?」は「どっちの魔女がどっち?」という意味の早口言葉です。
疑問詞や目的格として使われる「which」と、魔女を意味する名詞の「witch」を掛けていますね。
「which」と「witch」のスペルは違っていますが、発音記号は同じです。
なので、発音の仕方も同じだと思って良いでしょう。
この早口言葉のコツは「witch is」をつなげて発音することです。
「ウィッチェーズ」という風に発音すれば、スムーズに言えますよ!
Red leather, yellow leather.

短いけれど難しい!
「Red leather, yellow leather」は「赤い革、黄色い革」という意味の早口言葉です。
他の早口言葉に比べると短めですが、発音の難易度が高い単語がギュッと詰まっています。
まず「R」と「L」が登場しますね。
舌先が口内のどこにもつかない「R」と上アゴにつけて発音する「L」です。
そして「ther」が登場します。
「th」は少しだけ開いた上下の歯の隙間に舌を軽く当て、そこに息を当てながら舌を引っ込めるように発音します。
この後には「er」があるので、そのまま舌先を口内のどこにもつけずに発音すれば完璧です!
She sells seashells by the seashore.

「シー」という音がたくさん登場するこちら。
ですが、全部同じ「シー」と発音してはいけません。
文章の意味は「彼女は海岸で貝殻を売る」です。
「She」「shell」「shore」は、奥歯を合わせた状態で口を軽く突き出しながら音を発します。
反対に「sea」や「sell」は、上下合わせた歯の裏に舌をつけ、短い空気で発音します。
これを速く正確に言うとなると、かなり難しい!
この早口言葉には続きがあるので、短いこちらでできるようになったらぜひロングバージョンも挑戦してみてくださいね!