発音の練習にぴったり!英語の早口言葉まとめ
遊びや滑舌の練習で日本でもたくさん使われている早口言葉。
この早口言葉、実は英語にもあるって知っていますか?
早口言葉は英語で「tongue twister」と言います。
英語の発音を覚える際に早口言葉はとても便利なもので、日本人が苦手とする発音の練習もできちゃうんです!
そこでこの記事では、そんな英語の早口言葉を紹介していきます。
同じような音の単語でも、実は微妙に発音の仕方が違う単語が並べられていたりするので、それぞれの発音の違いも勉強できますよ。
ぜひ練習して、英語の発音をマスターしちゃいましょう!
発音の練習にぴったり!英語の早口言葉まとめ(11〜20)
Vincent vowed vengeance very vehemently.

「V」の感覚をつかみたい人に挑戦してほしい。
「Vincent vowed vengeance very vehemently」は「ヴィンセントはとても激しく復しゅうをちかった」という意味の早口言葉です。
なかなか見慣れない単語がたくさん登場する早口言葉ですが、大切なのは「V」の発音です。
どの単語も「V」から始まっていますよね。
「V」を発音する時は、上前歯で下唇を軽く弾くように発音しましょう。
日本人が苦手とする「V」の発音練習になるので、何度も繰り返して練習することがオススメです!
Vivian believes violent,violet bugs have very big value.

「B」と「V」の使い分けが重要な早口言葉。
「Vivian believes violent,violet bugs have very big value」は「ビビアンは乱暴なスミレ色の虫には大きな価値があると信じている」という意味の早口言葉です。
「B」は日本語の「ば行」の発音と同じで、唇を一度閉じて発音します。
一方、「V」は日本語にはない発音をしますね。
「V」の発音の仕方は、上前歯で下唇を軽く弾くようにします。
唇の動きでしっかりと違いを出すように意識して発音すれば「B」と「V」の発音は攻略できますよ!
A loyal warrior will rarely worry why we rule.

舌と唇の動きを練習できる早口言葉です。
「A loyal warrior will rarely worry why we rule」は「忠実な戦士は統治する理由をめったに心配しない」という意味になります。
この早口言葉でのポイントが「L」、「W」そして「R」の発音です。
これらの子音を発音する時には、舌の動きと、唇の動きがかなり重要とされます。
「L」の時は舌先を上アゴにつけて、離す瞬間に発音し、「W」では口をすぼめている状態から素早く母音に合わせた口の形に変えながら発音します。
「R」では舌先が口の中のどこにもついていない状態を意識して発音しましょう!
これらを踏まえてゆっくり練習してみてくださいね。
Can you can a can as a canner can can a can?

英語の早口言葉の中でもかなり難易度が高いかも。
「Can you can a can as a canner can can a can?」は「缶詰屋のように缶詰を作れますか?」という意味の早口言葉です。
「can」という単語が連続している早口言葉を発音するコツは、単語の最後の子音と、次の単語の母音をくっつけて発音することです。
「can a can」という部分は、「n」と「a」をくっつけて「キャナキャン」という風に発音しましょう。
つなげて発音することはリンキングと呼ばれています。
リンキングをマスターすれば、ネイティブのように自然な話し方ができるようになりますよ!
Eight apes ate eight apples.

口を横に開き、アゴをしっかりと使って発音するのがコツ!
「Eight apes ate eight apples」は「8匹の猿が8つのリンゴを食べた」という意味の早口言葉です。
文末の「apples」以外すべて、発音記号でいうと「e」の音になる単語が並んでいます。
聞いていても「エイ」という音が続いているのがわかるかと思います。
この早口言葉のコツは「a」と「e」の発音をしっかりと分けること、そして「eight apes」と「ate eight」をうまくつなげて発音することです!
うまくつなげた上で、口の形、動かし方を意識すれば完璧!
おわりに
英語の早口言葉を紹介してきましたが、いかがでしたか?
それぞれを日本語に訳してみると、ちょっとおもしろい内容になっているものもあるので、ぜひ日本語訳も合わせてチェックしてみてくださいね。
日本語以上に口や舌を使うので、休憩しながら楽しみましょう!