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【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ

演歌とムード歌謡は一緒くたにされる場合も多いのですが、厳密には違うジャンルとされているケースもありますし明確な区別をつけるのは難しいジャンルです。

主に演歌のフィールドで活躍する歌手がムード歌謡の名曲を歌っているパターンもありますし、演歌という括りの中で「ムード歌謡」というジャンルがあるという説も見受けられますね。

今回は演歌もムード歌謡も歌う歌手による楽曲の中でも、どちらのファンも楽しめるような名曲をまとめてみました。

昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も含めて、ぜひ魅惑の演歌・ムード歌謡の世界をお楽しみください!

【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(1〜10)

星影のワルツ千昌夫

昭和を代表する演歌歌手の1人である千昌夫さんを一躍スターダムへと押し上げた名曲であり、哀愁漂うメロディーと切ない恋心を歌った歌詞が特徴的です。

1966年3月にリリースされた際は目立った反響はなかったそうなのですが、千さんご本人がこの曲を気に入り、全国の有線放送に働きかけたことで徐々に人気を博し、最終的には250万枚以上もの大ヒットとなったのですね。

演歌ファンはもちろんのこと、昭和の歌謡曲に興味のある若い音楽ファンの方々にも、ぜひ聴いていただきたい1曲です。

カラオケで歌えば、年代を超えて盛り上がること間違いなしですよ!

わたしの城下町小柳ルミ子

昭和の名曲の数々を紹介する今回は、小柳ルミ子さんの大ヒット曲をご紹介。

小柳さんにとって記念すべきデビュー曲で、1971年4月にリリースされた本作は、日本の古い城下町を背景に、若い女性の切ない恋心を描いた抒情的な歌詞が特徴的。

穏やかな和風バラードのメロディに乗せて歌われる情景描写が、聴く人の心に深く残りますね。

日本国有鉄道の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンのタイアップソングとしても使用された本作は、オリコンシングルチャートで1位を獲得し、12週間連続でトップを走り続けました。

懐かしい日本の風景や、初恋の思い出を振り返りたい時におすすめの一曲です。

悲しい酒美空ひばり

哀愁を帯びたメロディと、心に響く歌詞が特徴的な名曲です。

1966年6月にリリースされたこの楽曲は、美空ひばりさんの代表曲の1つとして知られており、セリフ入りバージョンも人気を博しました。

失恋の痛みや、人生の苦難を乗り越える強さが描かれた歌詞は、多くの人々の共感を呼び、今なお愛され続けています。

美空ひばりさんの感情豊かな歌唱と相まって、聴く人の心に深く刻まれる一曲となっていますね。

演歌やムード歌謡に興味のある方はもちろん、昭和の名曲に触れてみたい若い音楽ファンの方々にもおすすめの楽曲です。

心に染みる歌声と歌詞を、ぜひじっくりと味わってみてください。

【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(11〜20)

新宿の女藤圭子

演歌界に彗星のように現れた藤圭子さんのデビュー曲は、新宿の盛り場を舞台に失恋や孤独を歌い上げる、心に響く名曲です。

曲中の女性の強さと脆さが見事に表現され、藤さんのハスキーボイスが聴く人の心を掴んで離しません。

1969年9月に発売されたこの楽曲は、オリコンチャートで長期間上位をキープし、88万枚もの大ヒットを記録。

同名の映画も制作されるなど社会現象にもなりました。

宇多田ヒカルさんの実の母親でもある藤圭子さんがどれほどすごい歌手であったのかを知らない若い世代の皆さまにもぜひ聴いてほしい、昭和を代表する名曲の一つですね!

よこはま・たそがれ五木ひろし

切ない恋の別れを描いた横浜の港町を舞台にした楽曲は、1971年3月のリリース以来、多くの人々の心を捉え続けています。

五木ひろしさんの再デビュー曲となったこの作品は、オリコン週間チャートで1位を獲得し、第13回日本レコード大賞歌唱賞など数々の賞を受賞しました。

黄昏時のホテルの一室で繰り広げられる切ない別れの情景や、失恋の痛みを抱えながら街を彷徨う主人公の姿は、誰もが一度は経験したことのある普遍的な感情を見事に表現しています。

演歌やムード歌謡を愛する方はもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々にもぜひ聴いていただきたい一曲です。

港町ブルース森進一

日本の港町をめぐる切ない恋物語を描いた楽曲は、昭和44年にリリースされた森進一さんのデビュー3作目のシングルです。

深津武志さんの作詞、猪俣公章さんの作曲による本作は、全国各地の港町の名前を織り交ぜながら、失恋の痛みや恋人への未練を情感豊かに歌い上げています。

森進一さんの力強いハスキーボイスと相まって、聴く人の心に染み入るような哀愁漂う名曲として、多くの人々に愛され続けています。

平成23年の第62回NHK紅白歌合戦では、東日本大震災復興支援をテーマに42年ぶりに歌唱され、改めてその魅力が注目されました。

港町の風景や人々の想いを感じながら、大切な人と一緒に聴きたい一曲です。

雨の御堂筋欧陽菲菲

大阪の街を舞台に切ない恋心を描いた名曲が、台湾出身の名シンガー欧陽菲菲さんによって1971年に発表されました。

御堂筋のいちょう並木や梅田新道など、実在の地名を織り交ぜながら、恋人を探し求める女性の心情を繊細に表現しています。

本作は、欧陽菲菲さんのデビューシングルとして知られ、オリコンチャートで9週連続1位を記録する大ヒットとなりました。

ザ・ベンチャーズの作曲による洋楽テイストのメロディと、欧陽菲菲さんの力強い歌唱が見事に融合した一曲です。

雨に濡れながらも傘をささずに歩く女性の姿に、切なさと強い決意を感じ取ることができますね。

大阪を訪れた際に聴きたい、心に沁みる楽曲としてぜひおすすめです。