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【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ

【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
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演歌とムード歌謡は一緒くたにされる場合も多いのですが、厳密には違うジャンルとされているケースもありますし明確な区別をつけるのは難しいジャンルです。

主に演歌のフィールドで活躍する歌手がムード歌謡の名曲を歌っているパターンもありますし、演歌という括りの中で「ムード歌謡」というジャンルがあるという説も見受けられますね。

今回は演歌もムード歌謡も歌う歌手による楽曲の中でも、どちらのファンも楽しめるような名曲をまとめてみました。

昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も含めて、ぜひ魅惑の演歌・ムード歌謡の世界をお楽しみください!

【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(1〜10)

アガベの花NEW!MATSURI

秋元康さんプロデュースの6人組、MATSURIが2025年10月に発売した2ndシングルは、グループサウンズを彷彿とさせる昭和歌謡テイストの作品です。

何十年もかけて花咲く植物、アガベになぞらえ、一生に一度の愛を待ち続ける壮大な恋心を描いています。

艶やかな歌声で表現される深い感情と、叙情的なメロディーが胸に響くんですよね。

昭和の歌謡曲が好きな方ならとくに気に入ると思いますよ。

長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ

雨の長崎を舞台に失恋の物語を描いた名曲は、内山田洋とクールファイブが1969年に発表したメジャーデビュー曲です。

切なさと哀愁を帯びた歌詞と、前川清さんの特徴的な低音ボーカルが印象的な本作は、リリース後約4ヶ月でオリコンBEST10入りし、年間売上第8位を記録。

累計売上約150万枚のミリオンセラーとなり、同年の第11回日本レコード大賞新人賞も受賞しました。

演歌・ムード歌謡ファンはもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある若い方々にもおすすめ。

雨の日に聴くと、より一層心に染みる一曲ですよ。

二枚目気取り吉幾三

吉幾三「二枚目気取り」【公式】|MVフルコーラス
二枚目気取り吉幾三

演歌の枠にとどまらず、ラップまでこなす多彩な音楽性で知られる吉幾三さん。

『二枚目気取り』は2025年9月に発売されたシングルで、盟友である作曲家杉本眞人さんと、2012年の『その昔』以来13年ぶりにタッグを組んだ待望の1作。

見栄を張り、格好つけて生きる男の裏側にある、どうしようもない人間くささや不器用な悲哀が、胸に迫るように描かれています。

円熟味を増した歌声が心に染み渡る、人生の渋みを感じさせる名曲です。

春を信じて…真木ことみ

真木ことみ「春を信じて…」MUSIC VIDEO
春を信じて…真木ことみ

情感豊かな歌声で多くのファンを魅了する演歌歌手、真木ことみさん。

彼女の44枚目となったシングルが2025年9月にリリースされました。

この楽曲は、名メロディーメーカーとして知られる岡千秋さんによる、華やかで聴きやすいメジャー調の作品です。

会えなくなった人を思う歌で、夜明け前の静けさのなかで未来を信じようとする切ない心情が、真木さんのしっとりとした歌声とともに胸に染み渡ります。

つらい別れを乗り越え、明日への一歩を踏み出したいと願う人の背中を、そっと押してくれるはずです。

星影のワルツ千昌夫

昭和を代表する演歌歌手の1人である千昌夫さんを一躍スターダムへと押し上げた名曲であり、哀愁漂うメロディーと切ない恋心を歌った歌詞が特徴的です。

1966年3月にリリースされた際は目立った反響はなかったそうなのですが、千さんご本人がこの曲を気に入り、全国の有線放送に働きかけたことで徐々に人気を博し、最終的には250万枚以上もの大ヒットとなったのですね。

演歌ファンはもちろんのこと、昭和の歌謡曲に興味のある若い音楽ファンの方々にも、ぜひ聴いていただきたい1曲です。

カラオケで歌えば、年代を超えて盛り上がること間違いなしですよ!

わたしの城下町小柳ルミ子

昭和の名曲の数々を紹介する今回は、小柳ルミ子さんの大ヒット曲をご紹介。

小柳さんにとって記念すべきデビュー曲で、1971年4月にリリースされた本作は、日本の古い城下町を背景に、若い女性の切ない恋心を描いた抒情的な歌詞が特徴的。

穏やかな和風バラードのメロディに乗せて歌われる情景描写が、聴く人の心に深く残りますね。

日本国有鉄道の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンのタイアップソングとしても使用された本作は、オリコンシングルチャートで1位を獲得し、12週間連続でトップを走り続けました。

懐かしい日本の風景や、初恋の思い出を振り返りたい時におすすめの一曲です。

北の旅人石原裕次郎

昭和の名優にして歌手、石原裕次郎さんの遺作として知られる本作。

北国の厳しい寒さと孤独をテーマに、失われた愛を切々と歌い上げる哀愁漂う名曲です。

函館の霧や小樽の雪といった北海道の風景描写が、主人公の心情と見事に重なり合い、聴く者の胸を打ちます。

1987年にリリースされたこの楽曲は、石原さんの死後、オリコン週間シングルチャートで1位を記録。

125万枚という驚異的な売り上げを達成しました。

昭和の名優が歌う演歌の世界。

冬の夜長に、しみじみと聴きたくなる一曲ですよ。