【昭和】演歌のヒット曲まとめ。時代を越えて愛される名曲集
昭和の時代には数多くのヒット曲が生まれ、時代を越えて現在でも名曲として愛され続けています。
そうした昭和のヒット曲を語る上で、演歌は欠かせない音楽ジャンルの一つでしょう。
演歌は「日本の心」ともいわれ、日本を代表する音楽文化として長い間人々に愛されてきました。
この記事では、とくに昭和の時代にヒットした演歌の名曲をたくさん紹介していきますね!
時を越えて歌い継がれる名曲ばかりですので、ぜひこの機会にじっくりとお聴きください。
もくじ
【昭和】演歌のヒット曲まとめ。時代を越えて愛される名曲集
おもいで酒小林幸子

昭和を代表する歌手、小林幸子さんの『おもいで酒』は1979年の大ヒット曲です。
売上200万枚を超えるこの楽曲は、切ない失恋を描きつつも、日本の女性の精神美を浮かび上がらせています。
歌詞の中で主人公は恋人との別れを引きずり、お酒を飲みながらながら過去の思い出に浸る様子が生き生きと表現されており、その痛切な感情に多くの人々が共感しました。
苦悩と憧憬が入り混じった本作は、失恋を経験した人々にぜひオススメしたい名曲です。
舟唄八代亜紀

こちらの曲はは八代亜紀さんのハスキーボイスと、名曲作りで知られる阿久悠さんと浜圭介さんのコンビが作り上げた楽曲です。
男歌風の歌詞が特徴だったため、女性が歌うこの曲は新鮮さと豪快さを表現し、昭和の日本の音楽シーンに深い印象をもたらしました。
この歌の存在感は、2006年にサントリーボスのCMにも起用され証明されています。
一聴しただけで忘れられないその力強さと感動を引き立てる曲で、昭和の風景や音楽を感じられます。
そして、この曲は昭和の名曲に触れたい若い世代にもオススメです。
北の宿から都はるみ

都はるみさんの『北の宿から』は、1975年にリリースされた大ヒット楽曲です。
小林亜星さんの作曲と阿久悠さんの作詞によるこの曲は、世代を超えて愛される演歌の大名曲。
受け取ってくれる相手が居ないのにセーターを編んでいるという描写からは、歌詞の主人公である女性が抱える深い未練と孤独心が伝わってきますよね。
失恋してからも未練を振り払えずに思いばかり募るという描写は、どんな時代にも響く普遍的なテーマ。
今の時代を生きる若者にもぜひ聴いていただきたい1曲です。
天城越え石川さゆり

1986年に発売され、現在に至るまでも不朽の名作として多くの人に愛されている石川さゆりさんの『天城越え』。
曲に込められた激しい情熱と葛藤が、石川さんの歌声と見事に融合し、聴き手の心を深く揺さぶります。
この曲は歌詞の主人公の女性が抱える真っすぐすぎる愛と苦悩を描いたもので、情熱的なドラマが歌詞に色濃く表現されています。
とくに、愛するがゆえの苦しみを受け入れ、それでもひたむきに愛を追い求める女性のストーリーは、今聴いても新鮮で心に響くものがあります。
祝い酒坂本冬美

坂本冬美さんの『祝い酒』は、1988年にリリースされた後、その美しいメロディと心温まる歌詞で多くの人々に愛され続けている楽曲です。
本作は、人生の新たなスタートを切る若い夫婦への祝福を込めたもの。
確固たる愛があれば、どんな試練も乗り越えられるという強いメッセージを、坂本さんの力強い歌声が伝えてくれます。
2023年9月20日には7インチアナログ盤が発売されるなど、時代を超えて愛され続けています。
心からの祝福を贈りたいときにオススメの1曲です。
王将村田英雄

昭和の演歌界に燦然と輝く村田英雄さんによる名曲『王将』は、1961年のリリースから時を超え多くの人々に愛され続けています。
西條八十さんによって書かれた歌詞は、将棋の駒を通じて人生の激しさと男の決断を描いており、生きる勇気と決意を象徴しています。
壮大で力強いメロディは、村田さんの迫力のある歌声と見事に調和し、聴く者の心に深く刻まれます。
絶対に負けられないという決意が込められたこの曲は、挑戦する人や困難に立ち向かうすべての人にオススメです。