【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
演歌とムード歌謡は一緒くたにされる場合も多いのですが、厳密には違うジャンルとされているケースもありますし明確な区別をつけるのは難しいジャンルです。
主に演歌のフィールドで活躍する歌手がムード歌謡の名曲を歌っているパターンもありますし、演歌という括りの中で「ムード歌謡」というジャンルがあるという説も見受けられますね。
今回は演歌もムード歌謡も歌う歌手による楽曲の中でも、どちらのファンも楽しめるような名曲をまとめてみました。
昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も含めて、ぜひ魅惑の演歌・ムード歌謡の世界をお楽しみください!
【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(1〜5)
赤い満月NEW!杜このみ

作曲にヒットメーカー杉本眞人さんを迎え、それまでのイメージを打ち破る新境地を切り開いた杜このみさんの意欲作。
本作は2025年7月にリリースされたシングルです。
発売直後の7月には有線演歌歌謡曲チャートで1位を獲得するなど、大きな話題を呼びました。
昭和の情感ただようドラマチックなメロディーと、洗練されたサウンドの融合がとても印象的ですよね!
また許されない恋と知りながらも愛に生きる覚悟を決めた主人公の潔さと切なさが描かれた歌詞に、心がぐっと掴まれます。
大人の恋の物語にひたりたい夜に、じっくり聴いてみてくださいね!
長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ

雨の長崎を舞台に失恋の物語を描いた名曲は、内山田洋とクールファイブが1969年に発表したメジャーデビュー曲です。
切なさと哀愁を帯びた歌詞と、前川清さんの特徴的な低音ボーカルが印象的な本作は、リリース後約4ヶ月でオリコンBEST10入りし、年間売上第8位を記録。
累計売上約150万枚のミリオンセラーとなり、同年の第11回日本レコード大賞新人賞も受賞しました。
演歌・ムード歌謡ファンはもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある若い方々にもおすすめ。
雨の日に聴くと、より一層心に染みる一曲ですよ。
わたしの城下町小柳ルミ子

昭和の名曲の数々を紹介する今回は、小柳ルミ子さんの大ヒット曲をご紹介。
小柳さんにとって記念すべきデビュー曲で、1971年4月にリリースされた本作は、日本の古い城下町を背景に、若い女性の切ない恋心を描いた抒情的な歌詞が特徴的。
穏やかな和風バラードのメロディに乗せて歌われる情景描写が、聴く人の心に深く残りますね。
日本国有鉄道の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンのタイアップソングとしても使用された本作は、オリコンシングルチャートで1位を獲得し、12週間連続でトップを走り続けました。
懐かしい日本の風景や、初恋の思い出を振り返りたい時におすすめの一曲です。
港町ブルース森進一

日本の港町をめぐる切ない恋物語を描いた楽曲は、昭和44年にリリースされた森進一さんのデビュー3作目のシングルです。
深津武志さんの作詞、猪俣公章さんの作曲による本作は、全国各地の港町の名前を織り交ぜながら、失恋の痛みや恋人への未練を情感豊かに歌い上げています。
森進一さんの力強いハスキーボイスと相まって、聴く人の心に染み入るような哀愁漂う名曲として、多くの人々に愛され続けています。
平成23年の第62回NHK紅白歌合戦では、東日本大震災復興支援をテーマに42年ぶりに歌唱され、改めてその魅力が注目されました。
港町の風景や人々の想いを感じながら、大切な人と一緒に聴きたい一曲です。
新宿の女藤圭子

演歌界に彗星のように現れた藤圭子さんのデビュー曲は、新宿の盛り場を舞台に失恋や孤独を歌い上げる、心に響く名曲です。
曲中の女性の強さと脆さが見事に表現され、藤さんのハスキーボイスが聴く人の心を掴んで離しません。
1969年9月に発売されたこの楽曲は、オリコンチャートで長期間上位をキープし、88万枚もの大ヒットを記録。
同名の映画も制作されるなど社会現象にもなりました。
宇多田ヒカルさんの実の母親でもある藤圭子さんがどれほどすごい歌手であったのかを知らない若い世代の皆さまにもぜひ聴いてほしい、昭和を代表する名曲の一つですね!