名曲揃い!演歌の恋愛歌まとめ
「演歌」の中にはさまざまなジャンル、いろいろな情景描写の作品がありますが「演歌といえば恋愛の歌だ」と感じられている方も多いんじゃないでしょうか。
ということで今回これからご紹介していくのは、演歌の恋愛ソング!
切ない悲恋を語るように歌う曲から、愛がこんこんと湧き出てくるようなものまで幅広くご紹介していきます!
ヒット曲を中心にピックアップしていますので、カラオケの選曲にもオススメな内容ですよ。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
名曲揃い!演歌の恋愛歌まとめ(1〜10)
夜桜お七NEW!坂本冬美

坂本冬美さんの情熱的な歌唱が光る、1994年9月に発売された名曲です。
この楽曲は、江戸時代の悲恋物語「八百屋お七」に着想を得ており、燃え上がる恋心と、その終わりを告げる桜吹雪が鮮烈に描かれています。
坂本さんの圧倒的な表現力によって、主人公の激しい情念が歌い上げられ、聴く者の心を強くつかみました。
デビュー7年目に世に出た本作は、プログレッシヴ・ロックに近いテイストで、彼女の代表作として確固たる地位を築き、多くのアーティストによっても歌い継がれています。
どうしようもない恋の痛みを抱えている時、この歌の世界に身を委ねると、その切なさが胸に迫るのではないでしょうか。
わがままNEW!望月琉叶

小室哲哉さんが作詞作曲を手がけ、演歌界に新たな風を吹き込んだ望月琉叶さんの楽曲です。
愛する人への切ない気持ちが、寄せては返す波のように描かれています。
最終電車に飛び乗る情景など、直接的ではない言葉選びが、かえって主人公のやるせない思いを際立たせている印象。
一聴しただけで、その斬新な試みに心を掴まれる方も多いのではないでしょうか。
従来の演歌ファンはもちろん、普段演歌を聴かない方も、この新しい音楽に引き込まれるはず!
裏なんばブルースNEW!水木ケイ

大阪、裏なんばの雑踏とネオンが目に浮かぶ、水木ケイさんのブルース演歌です。
「元気系浪花娘」として知られる彼女が歌う、一夜限りの恋の物語。
現代的なカクテルの名前も登場する歌詞には、連絡先を交換しなかった後悔や、一夜だけ一緒にいた相手を忘れられない女性の切ない気持ちが込められています。
忘れられない恋の思い出がある方や、少し感傷にひたりたい夜に聴けば、主人公のいじらしさにきっと胸が締め付けられるはず。
ふたり花NEW!藤あや子

2000年8月に公開された、藤あや子さんのシングルです。
愛する人のために尽くし、つらい時でも笑顔で支えようとする女性のひたむきな姿に、心を打たれた方も多いのでは?
この楽曲は、作詞家の三浦康照さんと作曲家の水森英夫さんという、演歌界を代表するコンビが手がけた王道の1曲。
その年の第51回NHK紅白歌合戦では、紅組の8番手として山本譲二さんとのデュエットで歌唱し、華やかなステージを飾りました。
長年連れ添ったパートナーと、二人で歩んできた道のりを静かに振り返りながら聴くと、お互いへの感謝の気持ちがこみ上げてくるかもしれませんね。
日常に潜む幸福と、揺るぎない絆の温かさを再認識させてくれる名曲です。
最北航路NEW!香西かおり

失恋の痛みを乗り越え、北への船旅で再起を誓う女性の心が歌われた、香西かおりさんを代表する名曲です。
本作は、恋心が恨みに変わるほどの深い悲しみと、過去を振り捨て二度と戻らないという決意の塊。
香西かおりさんの情感豊かな歌声と合わさることで、絶望の淵から立ち上がろうとする女性の強さが感じられるのがなんとも不思議です。
2006年3月に発売された記念すべき20周年シングルは、オリコンチャートに52週もとどまるロングヒットを記録し、同年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
後にアルバム『二十周年記念 香西かおり シングル・コレクション』にも収録。
人生の再出発を決意した人の心に、深く染み渡るでしょう。
女の恋灯りNEW!根本紀子

涙のような雨が降る町で、一途に相手を待ち続ける主人公のけな気な様子が目に浮かぶような歌詞に、心がきゅっと締め付けられます。
この楽曲は2025年7月にリリースされたシングルで、根本紀子さんのキャリア10年の節目に制作されました。
根本紀子さんのしっとりとした歌声が、切なさの中に希望がともる世界観を一層深めています。
一途な恋に悩む人が聴けば、きっとグッとくるはずです!
もぬけの殻NEW!たくみ稜

愛する人に去られ、心が空っぽになってしまった切ない気持ちを描いた、たくみ稜さんのシングルです。
ラテンの情熱的なリズムに乗せて歌われるのは、置き去りにされた側のやるせない感情そのもの。
相手が悪いと思いながらも、断ち切れない未練が交錯する大人の恋模様が、甘く伸びやかな歌声で表現されています。
恋の思い出にひたりたい夜、このダンサブルなサウンドに身を委ねて、切なさを情熱で溶かしてみてはいかがでしょうか?