【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
演歌とムード歌謡は一緒くたにされる場合も多いのですが、厳密には違うジャンルとされているケースもありますし明確な区別をつけるのは難しいジャンルです。
主に演歌のフィールドで活躍する歌手がムード歌謡の名曲を歌っているパターンもありますし、演歌という括りの中で「ムード歌謡」というジャンルがあるという説も見受けられますね。
今回は演歌もムード歌謡も歌う歌手による楽曲の中でも、どちらのファンも楽しめるような名曲をまとめてみました。
昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も含めて、ぜひ魅惑の演歌・ムード歌謡の世界をお楽しみください!
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【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(11〜20)
空港テレサ・テン

アジアの歌姫と称されたテレサ・テンさんの名曲ですね。
愛する人との別れを描いた切ないバラードですが、ムード歌謡のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。
1974年7月にリリースされたこの楽曲は、テレサ・テンさんの日本での音楽キャリアに大きな転機をもたらしました。
80万枚を超える累計売上を記録し、第16回日本レコード大賞の新人賞も受賞。
本作は、雨の降る空港での別れをテーマにしていますが、その情景が目に浮かぶような歌詞とメロディーは、多くの人の心に響くことでしょう。
別れの悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出す勇気をもらえる一曲です。
銀蝶渡り鳥梶芽衣子

1972年に公開された東映の任侠映画の主題歌として発表された本作は、梶芽衣子さんのデビューアルバムのタイトル曲でもあります。
ポップスや演歌、サイケデリック・ロックなど、1970年代のシネマティックなグルーヴが融合された楽曲で、メロディアスな旋律と情感豊かな歌詞が心に響きます。
映画の世界観とリンクした歌詞とメロディが、作品全体の雰囲気を高めているのも魅力的ですね。
梶芽衣子さんの力強い歌唱と相まって、失恋や人生の苦難に立ち向かう女性の強さと葛藤が見事に表現されています。
昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。
柳ヶ瀬ブルース美川憲一

ムード歌謡の代表曲として知られるこの楽曲は、美川憲一さんのキャリアを決定づけた名曲です。
1966年4月に日本クラウンからリリースされた本作は、岐阜県岐阜市の柳ヶ瀬商店街を舞台に、失恋の痛みと哀愁を描いています。
宇佐英雄さんが手掛けた歌詞は、雨に打たれながら夜に泣く姿を通して、失われた愛への悲しみを象徴的に表現しており、聴く者の心に深く響きます。
本作は大ヒットを記録し、1967年には同名の映画が制作されるほどの人気を博しました。
演歌やムード歌謡のファンはもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々にもおすすめの一曲です。
花冷えのかむろ坂Nahomi

江戸の名残が漂う都会の坂道で、桜が舞う景色を背景に、切ない恋心を情感豊かに紡ぎ出す演歌作品です。
品川のシンボル的な桜の名所を舞台に、思いを秘めた人の心情を情緒的に描き出しています。
Nahomiさんの繊細な歌声は、大人の女性の控えめながらも芯の強さを感じさせ、聴く人の胸に染み入ります。
2025年3月に徳間ジャパンコミュニケーションズよりリリースされ、作詞は柳田直史さん、作曲は四方章人さんが担当。
春の訪れを感じる季節に聴きたい1曲で、桜の季節に思い人を思う方にオススメです。
都会の片隅で咲く桜のように、はかなくも美しい恋心に共感できる方の心に響くことでしょう。
まっぴら御免神野美伽

温もりのある歌声が心に寄り添ってくれる作品です。
演歌界の実力派として知られる神野美伽さんの、2025年5月リリースのシングルで、現代的なアレンジの中に演歌の伝統を融合させた仕上がり。
歌詞には男の生き様がそのまま落とし込まれていて、力強い歌唱と見事に調和しています。
演歌ファンの方はもちろん、人生の岐路に立った方や心が揺れている方に聴いていただきたい1曲です。
身勝手な女青山新

甘く切ない女心を描きながら、ブルース歌謡の世界へと飛び込んだ意欲作です。
優しい印象の青山新さんが、別れた恋人への未練と嫉妬をテーマに、大人の女性の複雑な感情を表現しています。
麻こよみ氏が作詞を、水森英夫氏が作曲を手掛け、3連符のリズムが印象的な楽曲に仕上がっています。
本作は2025年2月にシングルとして発売され、TYPE TOKYO、TYPE 青春、TYPE 星空の3タイプが用意されています。
TBSラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』とのタイアップも実現。
デビュー5周年を迎えた同年1月26日の浦安市文化会館でのコンサートでは、ファンの前で初披露されました。
恋の終わりに心を揺さぶられた方はもちろん、演歌の新たな魅力を感じたい方にもオススメの一曲です。
【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(21〜30)
悪女のララバイ山口かおる

都会的でムーディーな雰囲気が魅力のナンバーです。
『悪女のララバイ』は2025年3月に発売された作品で、作曲は徳久広司さんが手掛けています。
山口かおるさんならではの艶やかな歌声と、大人の女性を感じさせる歌い回しが印象的。
そして切ない恋物語の情景が見えてくる歌詞が胸に染みます。
夜、昔の恋愛を思い返しながらたそがれたいときにしっくりくる曲かもしれません。
おわりに
今回は演歌のフィールドでも活躍し、演歌とされる名曲も残している歌手たちが歌うムード歌謡的な楽曲を中心として紹介しました。
冒頭でも触れたように演歌とムード歌謡を厳密にジャンル分けするのはリスナーそれぞれの受け取り方にもよりますから、昭和の名曲という大きな括りで楽しんでもらうほうがいいかもしれませんね!