【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
演歌とムード歌謡は一緒くたにされる場合も多いのですが、厳密には違うジャンルとされているケースもありますし明確な区別をつけるのは難しいジャンルです。
主に演歌のフィールドで活躍する歌手がムード歌謡の名曲を歌っているパターンもありますし、演歌という括りの中で「ムード歌謡」というジャンルがあるという説も見受けられますね。
今回は演歌もムード歌謡も歌う歌手による楽曲の中でも、どちらのファンも楽しめるような名曲をまとめてみました。
昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も含めて、ぜひ魅惑の演歌・ムード歌謡の世界をお楽しみください!
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【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(11〜20)
雨の御堂筋欧陽菲菲

大阪の街を舞台に切ない恋心を描いた名曲が、台湾出身の名シンガー欧陽菲菲さんによって1971年に発表されました。
御堂筋のいちょう並木や梅田新道など、実在の地名を織り交ぜながら、恋人を探し求める女性の心情を繊細に表現しています。
本作は、欧陽菲菲さんのデビューシングルとして知られ、オリコンチャートで9週連続1位を記録する大ヒットとなりました。
ザ・ベンチャーズの作曲による洋楽テイストのメロディと、欧陽菲菲さんの力強い歌唱が見事に融合した一曲です。
雨に濡れながらも傘をささずに歩く女性の姿に、切なさと強い決意を感じ取ることができますね。
大阪を訪れた際に聴きたい、心に沁みる楽曲としてぜひおすすめです。
無償の愛森進一

歌手生活60周年という大きな節目に、森進一さん自らが作詞作曲を手掛けた記念碑的な作品です。
本作は「令和演歌」とも称される、まさに彼のキャリアの集大成。
長年支えてくれたファンへの深い感謝の気持ちを、ストレートな言葉とダイナミックな歌唱で見事に表現しています。
2025年7月に発売された通算131枚目のシングルで、彼の代名詞である「森節」が存分に味わえる仕上がり。
長年のファンの方はもちろん、人生の節目を迎えた方にも聴いてほしい名曲です。
空港テレサ・テン

アジアの歌姫と称されたテレサ・テンさんの名曲ですね。
愛する人との別れを描いた切ないバラードですが、ムード歌謡のエッセンスがふんだんに盛り込まれています。
1974年7月にリリースされたこの楽曲は、テレサ・テンさんの日本での音楽キャリアに大きな転機をもたらしました。
80万枚を超える累計売上を記録し、第16回日本レコード大賞の新人賞も受賞。
本作は、雨の降る空港での別れをテーマにしていますが、その情景が目に浮かぶような歌詞とメロディーは、多くの人の心に響くことでしょう。
別れの悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出す勇気をもらえる一曲です。
銀蝶渡り鳥梶芽衣子

1972年に公開された東映の任侠映画の主題歌として発表された本作は、梶芽衣子さんのデビューアルバムのタイトル曲でもあります。
ポップスや演歌、サイケデリック・ロックなど、1970年代のシネマティックなグルーヴが融合された楽曲で、メロディアスな旋律と情感豊かな歌詞が心に響きます。
映画の世界観とリンクした歌詞とメロディが、作品全体の雰囲気を高めているのも魅力的ですね。
梶芽衣子さんの力強い歌唱と相まって、失恋や人生の苦難に立ち向かう女性の強さと葛藤が見事に表現されています。
昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々も、ぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか。
柳ヶ瀬ブルース美川憲一

ムード歌謡の代表曲として知られるこの楽曲は、美川憲一さんのキャリアを決定づけた名曲です。
1966年4月に日本クラウンからリリースされた本作は、岐阜県岐阜市の柳ヶ瀬商店街を舞台に、失恋の痛みと哀愁を描いています。
宇佐英雄さんが手掛けた歌詞は、雨に打たれながら夜に泣く姿を通して、失われた愛への悲しみを象徴的に表現しており、聴く者の心に深く響きます。
本作は大ヒットを記録し、1967年には同名の映画が制作されるほどの人気を博しました。
演歌やムード歌謡のファンはもちろん、昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンの方々にもおすすめの一曲です。
好きだった鶴田浩二

昭和の名優として知られる鶴田浩二さんが歌う、切ない恋愛バラードが今回紹介する作品です。
別れた恋人への後悔と未練を綴った歌詞は、男性の不器用な愛情表現を見事に描き出しています。
1956年にリリースされたこの楽曲は、鶴田さんの甘い歌声と哀愁漂うメロディが特徴的。
シングルのB面には『街のサンドイッチマン』が収録されており、カラオケバージョンも含めた全4曲が楽しめます。
1993年に再リリースされた本作は、昭和の歌謡曲に興味がある若い音楽ファンにもおすすめ。
恋に悩む人や、大切な人との思い出を振り返りたい気分の時にぴったりの一曲です。
【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ(21〜30)
意気地なしサザンクロス

悲恋を歌ったムード歌謡の名曲として知られる本作。
女性の深い愛情と切ない心情を描いた歌詞が、菅野ゆたかさんの独特な声質と相まって、聴く人の心に迫ります。
1976年1月にリリースされ、森雄二とサザンクロスの代表曲として多くのベストアルバムに収録されています。
例えば、1991年12月16日発売の『全曲集 足手まとい~意気地なし』などがあります。
失恋の痛手を癒したい人や、切ない恋心を抱える人におすすめです。
歌詞に込められた複雑な感情を、ぜひじっくりと味わってみてくださいね。