【2025】注目を集める国内フィメールラッパーまとめ
ヒップホップという枠内をこえて、音楽フェスティバルのメインステージでの登場や日本武道館公演など、日本の音楽シーンやカルチャーに多大な影響を及ぼすフィーメールラッパーの存在感はこれまでにないほどに高まっています。
2024年には現代ヒップホップの女王、Awichさんが米版『GQ』にて特集を組まれたことも記憶に新しいですが、20年代の現在はZ世代の才能あふれるフィーメールラッパーも続々と登場しているのですね。
こちらの記事では、期待の若手からベテラン勢まで国内フィーメールラッパーをまとめて紹介しています。
もっと日本のヒップホップを掘り下げたいという方はもちろん、初心者の方もぜひチェックしてみてください!
【2025】注目を集める国内フィメールラッパーまとめ(1〜20)
GO5Leaf

広島県呉市を拠点に活動する実力派の女性ラッパー5Leafさん。
複雑な家庭環境から生まれる等身大のリリックと、メロディアスなフローを武器に、ヒップホップやR&B/Soulを基盤とした楽曲で共感を呼んでいます。
2023年9月のデビュー作から着実にファンを増やし続け、プロデューサーZERO(YVES&ADAMS)を迎えた2024年2月のシングルは、YouTubeでの再生回数が100万回を突破。
そしてアルバム『bud』でさらなる進化を遂げた彼女の音楽は、キレのあるダンスとの融合など、ジャンルの垣根を超えた新しい可能性を示しています。
幼少期からダンスに親しみ、姉の影響で日本語ラップと出会った経験を持つ彼女の楽曲には、困難を乗り越えてきた強さと、音楽への情熱が詰まっているのです。
TSUBASA feat. Yomi JahAwich

日本のフィメールラップ・シーンで圧倒的な実力をほこる沖縄出身のラッパー、Awichさん。
英語の発音が完璧といえるほどうまく、ラップに加えてボーカルにも定評があります。
シーンの最前線でヒットしている楽曲は過激なものが多いため、多くの方は彼女に奇抜で強気なイメージを持っているかもしれません。
もちろんそういった要素もあるのですが、本質的に彼女はリリシストなんですよね。
こちらの『TSUBASA feat. Yomi Jah』でも、彼女の美しい言葉で埋め尽くされたリリックが確認できます。
地獄絵図 feat. NIPPSNENE

ゆるふわギャングのメンバーとして若者からプロップスを集めているフィメールラッパー、NENEさん。
メジャー・シーンで活躍している存在でありながら、白いアレとか緑のアレとかをテーマにした曲を普通にリリースしてしまうほど、破天荒なキャラクターで知られていますね。
ラップがうまいタイプではないのですが、インパクトの強いテーマやメッセージ性を武器としています。
彼女のそういった破天荒な一面が好きな方も多いのではないでしょうか?
メロディーで聴くというよりも、リリックを読み返すと食らうタイプのラッパーですので、彼女の音源を聴く際は歌詞カードを持った状態で聴いてみてください。
ハレンチちゃんみな

今やティーンエイジャーの憧れとして圧倒的なプロップスを集めるラッパー、ちゃんみなさん。
練馬のビヨンセから日本を代表するフィメールラッパーに成り上がったのは、ひとえに彼女の実力の高さが成せた偉業といえるでしょう。
すでにご存じの方も多いと思いますが、彼女は高いボーカルスキルとラップスキルを両立しているだけでなく、アレンジや作曲の能力も秀でています。
ますます洗練されていく彼女の音楽性には、注目せざるを得ません。
トリリンガルでもあるため、今後は世界でも活躍していってほしいところですね。
Wifey (Feat. Lil Keed)Elle Teresa

静岡県沼津市出身のフィメールラッパー、Elle Teresaさん。
フィメールラッパーらしさを最も体現しているラッパーです。
というのも彼女は男の土俵というイメージが強いヒップホップ・シーンで、男性に負けないような強気のスタイルで活動しているフィメールラッパーを嫌っているんですよね。
無理にかざらずに女性らしさを全面に押し出したスタイルは、彼女の強い信念と一貫性を感じられて、非常に好感を持てます。
音源は女性らしさを打ち出したトラップが多めです。
ダークでディープな雰囲気の曲が中心ですので、ドリルが好きな方は要チェック!