フルートを演奏する上で大事な練習方法はたくさんあります。
今日はその中から1つご紹介したいと思います。
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フルートの息の速度、角度を体得
ロングトーンで音を伸ばすと奇麗な音で演奏できるのに、曲を吹くと音が汚くなる。
というのはよくあることで、よく相談されることでもあります。
原因は曲を吹こうとする時は、指を動かす事ばかりに気を取られて息のコントロール、それぞれの音域にあった息の速度、角度で演奏できていないから。
というのが最も多いです。
そこで、今回は下の楽譜(ペーター・ルーカス・グラーフ著 チェックアップ より抜粋)を使って音域に合わせたちょうどいい息の速度、角度を体得していきたいと思います。
息の速度、角度の改善方法
参照:ペーター・ルーカス・グラーフ 著 チェックアップ
まず楽譜にあるように1番下のCの指使いのまま、息の速度を上げて息の角度を調整してオクターブ上のCを鳴らします。
次にG。
続けて……。
という風に音の始まりをタンギングで発音して楽譜を追っていきます。
これはハーモニクスという奏法で倍音をつかまえて鳴らす練習ということになります。
息の速度と角度がピッタリ合わないと吹きたい音を出すことはできません。
大事なことは息の速度と角度は最初大げさに変えてみるのはいいですが、慣れるに従って最小限の変化で鳴らせるようにします。
あと、できるだけ息の雑音が出ないように気をつけましょう。
もっと慣れてきたら、PPでタンギングをしないで吹いてみてください。
かなり難しい練習ですが、さまざまな音域を自由に吹くためにとても効果的な練習なので、ぜひ試してみてください。






