藤あや子さんといえば、民謡で鍛えた艶やかな歌唱力を武器として1992年にリリースした「こころ酒」が大ヒット、演歌歌手の大御所として知られる存在です。
近年は藤さんの愛猫のマルちゃんとオレオちゃんがSNSを通じて大ブレイク、演歌歌手としての藤さんを知らない世代にもその名前が浸透していますよね。
別名義での作詞作曲活動や、60歳で写真集を出すなどさまざまな挑戦を続ける藤さんが歌ってきた名曲は演歌に興味がある方であればぜひ歌ってほしい曲ばかり。
難易度が高い曲も多いですが、今回は比較的歌いやすい曲をまとめていますから初心者の方も参考にしてみてくださいね。
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むらさき雨情藤あや子

藤あや子さんの代表曲の一つであり、日本の演歌史に残る名曲がこちらの『むらさき雨情』です。
1993年にリリースされてオリコンチャート最高8位を記録、同年の紅白歌合戦でも披露されましたね。
心にしみる王道の演歌といった趣で、明るいコード進行ながらどこか切ない雰囲気が日本的情緒を感じさせますよね。
演歌らしく前半の低音部分とサビの高音からまた低音域のメロディへと移行、最後にまた伸びやかな高音へとつながるメロディ展開はまさに王道ですし、藤さんは演歌の基本的なテクニックを使いながらあまり力み過ぎずに丁寧に歌い上げています。
演歌の入門にもぴったりな曲ですし、こぶしやひっかけなどを練習したいという方もぜひこの曲に挑戦してみてください!
女のまごころ藤あや子

メジャー調で明るい雰囲気ながら、なかなか重めの女心を歌うというのがいかにも王道の演歌らしくていいですよね。
こちらの『女のまごころ』は1999年にリリースされた藤あや子さんのシングル曲で、藤さんらしい艶やかでいて上品な歌声とメロディが素晴らしい名曲です。
最初に触れたように王道の演歌ですから、演歌をある程度歌い慣れている方であれば問題なく歌いこなせるでしょうし、演歌初心者の方にとっては良い練習曲と言えそうですね。
こぶしなどのテクニックは勿論、サビの高音よりも意外とAメロの低音は苦手な方にはやや難しいかもしれませんが、歌詞をしっかりと発声して藤さんのように色っぽさを出せるように繰り返し練習してみましょう!
あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~藤あや子

『あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!
~』というタイトル通り、東北地方への思いを込めた明るく力強い応援歌です!
元々は秋田県出身の藤あや子さんが2008年にリリースした秋田県のご当地ソングを、2012年に東北6県を加えた形で歌詞を変えて再リリースしたのがこちらの『あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!
~』なのですね。
聴いているだけで祭囃子が聞こえてくるような、日本人であれば思わず踊り出したくなってしまうにぎやかな雰囲気で元気をもらえます。
メロディに目を向けると全体的に音程が高めではありますが、高音が苦手な方はキーを調整すれば問題ないでしょう。
カラオケで集まった全員で、楽しく踊りながら合唱すれば楽しいですよ!
こころ酒藤あや子

藤あや子さんにとっての最大のヒット曲にして代表曲、というだけではなく平成にリリースされた演歌の中でも代表的なヒット曲として知られるのがこちらの『こころ酒』です。
1992年に藤さんの3枚目のシングル曲としてリリースされ、累計の売上で100万枚を超えるというセールスを記録、藤さんにとっては初の紅白歌合戦出場を決めた曲でもありますね。
お酒と女心を歌う王道中の王道演歌ですから、日ごろカラオケで演歌を歌っている方であれば一度くらいは歌ったことがあるという人も多いはず。
演歌の基本的なテクニックはもちろん網羅しつつ、全体的に音程は高めで音域の幅も広く、難易度としてはやや難しい部類の曲ではありますが、メロディラインは大ヒット曲らしく非常に覚えやすいです。
まずは気持ち良く歌ってみて、細かい点は少しずつ修正していくというのもいいですよ。
ふたり道藤あや子

2019年に藤あや子さんの令和時代初のシングル曲としてリリースされたこちらの『ふたり道』は、藤さんの代表曲『こころ酒』や『むらさき雨情』を作曲した中村典正さんによる楽曲ということでも話題を集めた令和演歌の名曲です。
昔ながらの夫婦の在り方を女性目線で歌う、藤さんらしい艶やかな歌唱が胸を打ちますね。
メジャー調でゆったりとした演歌らしい演歌、といった趣ですから演歌初心者の方にもぜひカラオケなどで挑戦してみてください。
演歌のテクニックとしては必須のこぶしやビブラートなどの練習にも最適ですよ!
わすれない藤あや子

2012年にリリースされたこちらの『わすれない』は、藤あや子さんが演歌歌手とはまた違ったポップスを歌うシンガーとしての魅力を発揮させたシングル曲です。
NHKの人気アニメ『リトル・チャロ』の東北編の主題歌であり、東北復興への願いを込めた歌詞は秋田出身の藤さんが自ら手掛けています。
最初の述べたように演歌ではなく完全にポップスのミディアムバラードで、素直なメロディ展開は非常に歌いやすく子どもたちと一緒にカラオケで歌うのもおすすめですよ!
薄幸花藤あや子

『薄幸花』というタイトルの通り、失恋した女性の幸薄い人生を切々歌い上げる藤あや子さんの歌唱が印象的な1998年のシングル曲です。
日本の歌謡曲史において多くの名曲を生み出した浜圭介さんが作曲を手掛け、メジャー調ながら上品でいてどこか物悲しいメロディが実に素晴らしいですし、路上の花と主人公の人生を対比させた石本美由起さんの歌詞も味わい深いです。
サビで伸びやかな高音は登場しますが、全体的には強烈なこぶしやビブラートなども登場しませんし、演歌曲としては比較的簡単で歌いやすいですから初心者の方にもおすすめですね。