滑稽な要素が盛り込まれたコミックソング。
みなさんはどんな曲を思い浮かべますか?
シンプルに「面白い歌」といったイメージがありますが、やはり作り手や歌い手さんの笑わせたい気持ちがあふれ出ています!
昭和時代に多く歌われて親しまれた楽曲も多く、ハナ肇とクレイジーキャッツやザ・ドリフターズのようにテレビとともにお茶の間に根付いていったようですね。
この記事ではお笑い芸人やバンドによる曲も含め、今の時代もさまざまな形で生まれている幅広いコミックソングのイチオシソングをまとめました!
ぜひ笑いたいときや元気を出したいときに聴いてみてくださいね!
【コミックソングの代表曲】爆笑!元気をもらえるおすすめの歌(1〜20)
青のりブリーフ&トランクス

フォークデュオ・ブリーフ&トランクスが1987年にリリースした『青のり』。
グループ名にすでに心がザワつきますが(笑)曲のタイトルが『青のり』っていうのもものすごく潔くてすばらしい、彼らの代表曲です。
聴いているとさわやかなフォークソング、大好きな彼女への愛を歌ったラブソングなのかと思いきや……笑顔の彼女の前歯に青のりが付いているのを発見してしまったという男心がコミカルに歌われています。
青のりだけでなくバジリコが付いている、髪の毛を口にしているなどの彼女への気になる点がたくさん挙げられている、あるあると感じる方も多いのではないでしょうか?
ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-矢島美容室

バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』から誕生したユニット、矢島美容室のデビュー曲『ニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-』。
グラマラスできらびやかな衣装を来た外国の女性、という3人組ですが「中の人」はとんねるずのお二人とDJ OZMAからなるユニットです。
タイトルにあるようにネバダからやってきたという外国人目線の日本が歌われていて思わず笑ってしまう歌詞、言葉のオンパレードです。
きっと本当に外国人から見るとこんな風なんでしょうね。
でも矢島美容室が親日家であることはとてもわかります(笑)。
俺ら東京さ行ぐだ吉幾三

吉幾三さんが1984年にリリースした『俺ら東京さ行ぐだ』。
この曲は田舎暮らしに飽き飽きしてしまった彼が都会に憧れて上京する、という歌詞なのですがタイトルからもわかる通りちょっと「なまり」がある、それがまた楽しくクセになる1曲です。
この曲は日本語ラップの元祖とも言われていて近年ではこの曲のリミックス楽曲などがSNSなどではやり若い世代にも知られる1曲です。
田舎のあるあるネタにも笑わせられるのですが東京への憧れ方もきっちりと「オチ」になっていて笑える1曲です。
君にジュースを買ってあげるグループ魂

グループの全員が俳優や脚本家として活躍するグループ魂。
このグループでの活動には別名、アーティスト名があるのですがそこからしてもうコミックバンドとしての風情があります(笑)。
この曲『君にジュースを買ってあげる♥』は2005年にリリースされた彼らの代表曲でアニメ『ケロロ軍曹』の主題歌としてもヒットした1曲。
優しい男の子、と思いきや彼の言動にツッコみたくなる、いわゆる「電波系」の彼の一人劇場のような笑えるコミックソングです。
河内のオッサンの唄ミス花子

関西弁でまくし立てるように語られるコミックソングとして、大阪の下町文化を全国に知らしめた衝撃作です。
ディスコ・ファンク風のサウンドにのせて、河内弁を話す人物の荒々しい言葉づかいと家族への優しさのギャップをユーモラスに描いています。
1976年8月に日本コロムビアから発売された本作は、オリコン最高5位を記録し約80万枚の大ヒットとなりました。
関西出身の方なら、懐かしい河内弁の響きに故郷を思い出すでしょうし、関西以外の方でも大阪の人情味あふれる文化に触れられる楽しい1曲です。