【ヒナステラのピアノ曲】ラテンアメリカを代表する作曲家の名作を厳選
「ラテンアメリカで最も影響力のある作曲家」と称されるスペイン、ブエノスアイレス出身の作曲家、アルベルト・ヒナステラさん。
1916年に生まれ、音楽院を優秀な成績で卒業した彼は、作曲だけでなく、作曲家協会の設立や音楽・舞台芸術院など、音楽界の発展のために精力的に活動したことで知られています。
本記事では、そんなヒナステラさんの作品のなかからピアノ作品を厳選!
タンゴ発祥の地といわれるブエノスアイレス生まれの作曲家らしい、リズミカルで情熱的な作品の数々をお楽しみください!
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【ヒナステラのピアノ曲】ラテンアメリカを代表する作曲家の名作を厳選(11〜20)
ピアノ協奏曲 第2番 Op.39Alberto Ginastera
Alberto Ginastera – Piano Concerto No.2 (Full Score)

『ピアノ協奏曲 第2番 Op.39』は、ラテンアメリカの鬼才アルベルト・ヒナステラさんの後期スタイルを象徴する名曲。
複雑な技法が用いられた本作は、ピアニストの驚異的な技巧を要しながら、先人たちへのオマージュを随所にちりばめた秀作です。
特にベートーヴェンやショパンの影響を感じさせる楽想は、現代の文脈で巧みに再解釈されています。
ヒナステラさんならではの独創的なリズムとハーモニーが生み出すドラマチックな世界観は圧巻。
クラシック音楽に深い造詣のある熟練のピアニストが、その真価を存分に発揮できる1曲といえるでしょう。
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おわりに
アルゼンチンの民族音楽的要素と現代音楽の書法を組み合わせた作風で、ラテンアメリカを代表する作曲家として歴史に名を刻んだアルベルト・ヒナステラさん。
独特のリズムで構成された作品は、いずれも難易度が高めですが、挑戦することで演奏の幅が広がること間違いないし!
タンゴをはじめとするアルゼンチンの音楽や、ヒナステラさんの世界観に興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!