美しくも激しい!今こそ聴きたい邦楽のガールズメタルバンドのススメ
メタルバンド、というと、そのラウドかつアグレッシブなサウンドから男性のイメージを持ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実はメタルの世界は奥が深く、シンプルに激しさを追求したものからシンフォニックな美しいものまで、一言では片付けられない幅広さを持っています。
その中でも女性のみで構成されたバンドは男性とは違った繊細さを持ち、一部に熱狂的なファンが存在しています。
そこで今回は、日本が誇るガールズメタルバンドをご紹介!
正統派からコンセプトを追求したバンドまで幅広くセレクトしましたので、ぜひ入門編としてチェックしてみてくださいね。
美しくも激しい!今こそ聴きたい邦楽のガールズメタルバンドのススメ(11〜20)
MazeDESTROSE

女性版X JAPANと称された実力派ガールズメタルバンド、DESTROSEは2007年にギタリストのMinaさん率いるメンバーで結成されました。
2010年のシングル作品でインディーズデビューを果たし、その後もツインリードギターとツーバスドラムを駆使した迫力のサウンドで精力的な活動を展開。
2013年には1stアルバム『DESTROSE』がオリコンインディーズチャート7位を記録し、同年アメリカでの海外公演でも存在感を示しました。
メンバーチェンジを重ねながらも、女性らしい繊細さと圧倒的な演奏力で多くのファンを魅了し続け、2015年7月の活動休止後も、LOVEBITESやFATE GEARなど、メンバーたちはそれぞれ新たなバンドで活躍。
正統派メタルから美しいメロディまで、幅広い音楽性を持つDESTROSEの世界は、パワフルな女性ヴォーカルとテクニカルな演奏を楽しみたい方にぴったりです。
深愛エゴイズムCyntia

2011年に結成され、女性5人のみで構成された激しくも美しいハイブリッドメタルバンド、Cyntia。
ハードロックやヘヴィメタルを基調としながら、ポップスの要素も取り入れた独自のサウンドで、メタルシーンに新風を巻き起こしました。
2012年のインディーズデビューから、ビクターエンタテインメントと契約したメジャーデビューまで、わずか1年という異例のスピードで頭角を現します。
2013年にはKARAの東京ドーム公演でバックバンドを務め、5万人の観客を前に圧巻のパフォーマンスを披露。
メンバーの高い演奏技術と、絶対音感を持つボーカルSAKIさんの歌唱力が光ります。
2018年に無期限活動休止となるまで、重厚なメタルサウンドに女性らしい繊細さを融合させた音楽性で、熱狂的なファンを魅了し続けました。
メタルの新たな可能性を感じたい方におすすめのバンドです。
MarionetteMary’s Blood

美しさと激しさを兼ね備えたガールズメタルバンド、Mary’s Bloodは2009年に結成され、「血まみれのメアリー」という伝説から名を取り、邦楽シーンに新しい風を呼びこみました。
2014年にリリースされたアルバム『Countdown to Evolution』がオリコンデイリー9位に輝き、彼女たちの魅力が日本中に広がった瞬間です。
EYEさんの力強いボーカルとSAKIさんの速弾きギター、そしてRIOさんとMARIさんのリズムセクションは、リスナーに忘れがたい印象を残すこと間違いなしです。
彼女たちのパフォーマンスは一度見れば、その圧倒的な存在感にくぎ付けになることでしょう!
Day’s eyePARADOXX

ガールズメタルシーンを新たなる高みへとリードすべく、2021年6月30日の衝撃デビュー以来、注目を集め続けるPARADOXX。
デビューシングル『Athena / Break away』に収められた楽曲たちは、重厚なリフと圧巻のドラミング、そしてAMANEさんの透明感あるヴォーカルが融合した、まさに「美しくも激しい」音の竜巻。
特に『Athena』は、リスナーをひき込む力強いサウンドが特徴です。
ロック好きならずとも心を躍らせること間違いなし!
Eyes of DoubtBRIDEAR

BRIDEARの音楽界における存在感は、まさに一筋の光のようです。
バンドが「HELIX」を2018年にリリースしたときの鮮烈な印象は、今でもリスナーの心に強く残っています。
特にこのアルバムからの楽曲『Ignite』は、BRIDEARの多面的な才能を感じさせる一曲。
美しくも激しいメロディとして展開される本作は、心を揺さぶるボーカルとギターの調和にリスナーを圧倒します。
KIMIさんの声は時に切なく、時に力強く、AYUMIさんとMOEさんの繊細なギタープレイがそれを支えていく様は、まるで異世界へ誘う魔法のよう!
これからガールズメタルを聴き始める方にも、ぜひオススメしたい作品です。