世界の有名フルート奏者|人々を魅了する圧巻の名演とともに紹介
繊細な音色を奏でるフルートを自由自在にあやつる名演奏家たち。
世界には、時代を越えて語り継がれる有名フルート奏者が多数存在します。
今回は、そんな歴史に名を刻む音楽界の偉人から、世界的コンクールで華々しい成績を残し、新たなフルートの歴史を刻もうとしている若手まで、さまざまな演奏家をご紹介!
観客を魅了した名演の動画とともに、世界で活躍している有名フルート奏者をぜひご覧ください。
本記事が、あなたの心をわしづかみにするお気に入りのフルート奏者との出会いにつながれば幸いです。
世界の有名フルート奏者|人々を魅了する圧巻の名演とともに紹介(1〜10)
アイルランド民謡:ロンドンデリーの歌James Galway

ベルファスト出身のアイルランド系イギリス人のフルート奏者。
指揮者としての活動でも知られています。
「黄金のフルートをもつ男」(Man with the Golden Flute)の通称でも知られています。
Wolfgang Amadeus Mozart:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 第1楽章Emmanuel Pahud

フランス語圏スイス出身のフルート奏者で、ソリスト兼ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者です。
5歳でリコーダーを、6歳でフルートを始め、フィピップ・ビネとフランソワ・ビネに学びました。
1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めています。
François Borne:カルメン幻想曲上野星矢

上野星矢さんは世界的フルーティストの登竜門である「ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール」にて19歳の若さで優勝しています。
『カルメン幻想曲』では、高度な技術を軽快に演奏されています。
音の跳躍もしっかりしていて、テンポの速いところも音の粒が一つひとつ聴こえていて圧巻の演奏です。
Franz Doppler:ハンガリー田園幻想曲 Op.26Marcel Moyse

マルセル・モイーズさんはフランス出身のフルート奏者です。
11歳からパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者アドルフ・アンヌバンに師事し、14歳でパリ音楽院に入学しました。
ポール・タファネルに3年間学び首席でフルート科の勉強を終えると、デビュー・リサイタルを開催しました。
20世紀最大のフルート奏者の1人と称され、マルセル・モイーズさんの奏法は世界中に多くの影響を与えました。
Wolfgang Amadeus Mozart:フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313Karlheinz Zöller

ドイツのフルート奏者。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者を務めた事でも知られています。
フランクフルト音楽大学で学び、1945年に17歳でフランクフルト歌劇場管弦楽団の奏者となりました。
Francis Poulenc:フルートソナタJean-Pierre Rampal

フランスのフルート奏者です。
はじめは医師の道を志していましたが、音楽院教授であった父ジョセフにフルートの手ほどきを受けた幼少期の影響か、1943年にパリ音楽院に入学しました。
わずか5ヶ月でプルミエ・プリを得て卒業という経歴を持っています。
Gabriel Fauré:ファンタジー Op.79Vincent Lucas

ヴァンサン・リュカさんは8歳という若さでクレルモン=フェラン国立音楽大学院に入学しました。
ベラン・コンクール、UFAMコンクールで審査員一致の第1位、プラハ放送主催・国際ラジオコンクールで優勝の入賞歴を持っています。
パリ国立高等音楽院でもトップの成績で卒業しています。
1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し5年間活動しました。
1994年にパリ管弦楽団で首席フルート奏者に就きました。