今回はジャズのフレーズでよく使用されれるテクニック、「クロマチックアプローチ」について解説したいと思います。
これはターゲットの音に半音階でアプローチする手法で、フレーズに深みが出てジャズらしいフレーズになります。
このテクニックには2種類の方法があります。
1つは、特定の音(主にコードトーン)をターゲットに半音でアプローチ。
もう1つはコードトーンから次のコードトーンへ連続するアプローチ
それでは実際に弾きながら確認してみましょう。
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特定の音(主にコードトーン)をターゲットに半音でアプローチする方法
ここではコードCMaj7のルート「ド」の音をターゲットにして、アプローチの仕方をご紹介します。
- 1音でアプローチ(半音上から、半音下から1音でアプローチしています) 
- 2音でアプローチ(上から2音、下から2音でアプローチしてい ます) 
- 挟み込み(「上から1音、下から1音」「下から1音、上から1音」でターゲットに挟み込んでいます) 
- 2+1音でアプローチ(「上から2音、下から1音」「下から2音、上から1音」で挟み込んでいます) 
- 1+2音でアプローチ(「上から1音、下から2音」「下から1音、上から2音」で挟み込んでいます) 
- 2+2音でアプローチ(「上から2音、下から2音」「下から2音、上から2音」で挟み込んでいます) 
コードトーンから次のコードトーンへ連続するアプローチ
- ルート音から3度(ミ)へ連続するアプローチです。 
- 3度から5度(ソ)へ連続するアプローチです。 
- 5度から7度(シ)へ連続するアプローチです。 
- 7度からテンション9度(レ)へアプローチしています。 
最後に
いかがでしょうか?
CMaj7で使用されるスケールは「ドレミファソラシド」のアイオニアンスケールですが、このテクニックにより音階の合間の「ド#」や「レ#」といったいわゆる「外れた音」が全て使えるようになります。
つまり「1オクターブ12音すべての音が使える」ということです。
ジャズのフレーズにはこの要素が多く含まれています。
「なかなかジャズっぽいフレーズにならないな」とお悩みの方はぜひ試してみてください。






