10月にやってくる「ハロウィン」の前に、ハロウィンがどんなものかを子どもに教えてあげたいですよね。
けれど言葉で伝えるのはなかなか難しいもの。
そこでオススメなのが、ハロウィン絵本です。
ハロウィンとは何かを教えてくれる内容のものから、たくさんのおばけが出てくる本、あやしく少し怖い世界観の本など、いろいろとありますよ。
お子さんの年齢や興味に合わせて選んで、ハロウィンは楽しいのだとぜひ教えてあげてくださいね。
ハロウィンがテーマの絵本。読み聞かせたい人気の絵本(1〜10)
おかしな?ハロウィン
数々の名作を手掛けてきた絵本作家ユニット、ザ・キャビンカンパニー。
彼らの手掛ける一風変わったハロウィンを描いた作品が『おかしなハロウィン』。
ストーリーは、お化けに仮装した子供たちが、おばあちゃんからお菓子をもらうというストーリー。
子供たちが仮装に応じて違うお菓子をもらうのもおもしろいポイントです。
そしてこの本は最後に、衝撃的なオチが待っているんです。
ネタバレはしないので、ぜひご自身で確かめてみてくださいね。
きっとお子さんと一緒におどろけるはずですよ。
おばけパーティ
お化けにどんなイメージを持っているかは人それぞれです。
しかし、『おばけパーティ』を読めば、こんなお化けの世界があったらいいのになと思うこと間違いなしでしょう。
こちらはタイトルの通り、お化けたちのパーティーを描いた作品。
お化けがいろいろな料理を食べ、そのたびに何かが起こるというストーリーです。
お茶目でかわいらしい性格のお化けが主人公なので、感情移入もしやすいですよ。
ちなみに怪獣が好きなお子さんには、続編の『おばけ、ネス湖へいく』もオススメです。
おばけマンション

笑いあり涙ありの王道作品を探している方には、『おばけマンション』がオススメです。
こちらはお化けが住むマンションを舞台とした作品。
そこに住む歯のないドラキュラや、上半身の包帯が足りないミイラ男など、個性的なキャラクターにクスりとさせられます。
また冒険要素やどんでん返し要素もあるので、大人も子供も楽しめる仕上がりですよ。
実はこちら、35冊も続編が発売されている人気シリーズの1作目でもあるんです。
気になった方はチェックしてみてくださいね。
おおきなかぼちゃ
ハロウィンには、どんな仮装をしようと考えていますか?
アニメキャラも人気ですが、定番なのは、昔ながらのキャラクターではないでしょうか。
そこで紹介したいのが『おおきなかぼちゃ』です。
こちらは『おおきなかぶ』のハロウィンバージョンといった作品です。
まず、かぼちゃを引き抜こうとするのは、おじいさんではなく魔女。
その後、ドラキュラやミイラ男などが続きます。
そのためテンポよく、定番のキャラクターたちを知ることができますよ。
きょうはハロウィン
日本でもハロウィンの文化が定着しつつありますよね。
しかし、本場アメリカのハロウィンがどんなものか知っている方は少ないのではないでしょうか。
そこで紹介したい絵本が『きょうはハロウィン』です。
こちらはアメリカに引っ越した少年が、はじめてのハロウィンを体験するというストーリー。
かぼちゃのちょうちんの作り方など、実際に活用できそうな知識も盛り込まれています。
ぜひ読み終わった後は、この絵本を参考にアメリカのハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
アイスクリームが溶けてしまう前に (家族のハロウィーンのための連作)
ハロウィンの魅力といえば仮装。
仮装するのも、他の人の仮装を見るのも楽しいですよね。
そんなハロウィンの魅力が詰まっているのが、『アイスクリームが溶けてしまう前に (家族のハロウィーンのための連作)』です。
こちらはハロウィンに家族で仮装を楽しむ少年が主人公の物語。
作中では、数多くの仮装を楽しめますよ。
またこの絵本は大人が読んで感動する作品としても有名なんです。
タイトルのアイスとは、子供が子供である時間のメタファー。
つまりいずれは成長して、子供だった時間は消えてしまうというメッセージが込められているのだそうです。
トリック オア トリート!
日本ならではのハロウィン文化をテーマに、作家の岡村志満子さんが手掛けたのが、『トリック オア トリート』という絵本です。
この絵本には2つの特徴があります。
1つ目は、日本でよく見かけるようなハロウィンの様子を描いていることです。
そのためストーリーは、子供たちが近所の家を回ってお菓子をもらうという内容です。
しかし、中には変わった人物からお菓子をもらう場面も描かれていて、おもしろいですよ。
2つ目は、暗闇で絵本が光ることです。
そのため夜に読めばハロウィンの臨場感まで楽しめますよ。