桃の節句ともいわれており、3月3日にひな人形を飾りつけるひな祭りは日本で伝統的に親しまれている行事であり、女の子の健康や成長を願う意味が込められています。
ひな人形のセットを飾りつけることが定番ですが、「ひな人形を飾りたいけれど持っていない……」という方もおられるでしょう。
この記事では、ひな祭りに飾る手作りのアイテムをまとめました。
ひな人形などの定番のものからおひなさまと一緒に飾るひし餅や手まりなども紹介していきますね。
手芸や工作が楽しめる手作りのひな祭りの飾りをぜひ作ってみてくださいね。
ひな祭りに飾る手作りの飾り。桃の節句を祝う飾りのアイデア(1〜5)
100均アイテムで作るひな飾り

チーズなどが入っている丸い空き箱と、100均アイテムでできるひな飾りです。
まず、空き箱の底部分を外し、輪っかにしてから裏と表にしっかりマスキングテープを貼りましょう。
次に、輪っかの一番上の部分にキリで穴を開け、つるし用の糸を通します。
さらに上部分2カ所、下部分2カ所に穴を開け、糸を通し、丸シールで作ったおひな様を裏表合わせて貼ります。
透明折り紙やビーズなどを使ってお好みのデコレーションも楽しんでくださいね!
【ちりめん】ひな人形

「しぼ」と呼ばれる独特のおうとつのあるちりめん布を使ったひな人形です。
ちょっと凝った手作りのひな人形を作るならぜひチャレンジしてみてください。
白黒の布と綿棒で頭部を作ったり、からだになるちりめん布はひだを作りながら縫い合わせるので裁縫のテクニックも必要です。
市販のものではなく手作りしてみたい方、手芸が得意という方は、かわいい赤と青のちりめん布を用意してぜひチャレンジしてみてください。
世界に一つだけしかない、あなたのひな人形を作りましょう!
【つまみ細工】ひな人形

つまみ細工で丸みのあるかわいいひな人形を作ってみてはいかがでしょうか。
100均で手に入る発泡スチロールのボールやデコレーションテープなどでできますよ。
土台はペットボトルのふたが便利です。
まず、円形に切った両面テープにちりめん布を大きめに合わせ、縁を切って接着剤で円にそわせます。
四角い布をたたみ、接着剤で花びらの形にして、土台に貼っていきましょう。
人形の顔は球形発泡スチロールにうすだいだい色の布を貼り、目や王冠などをピンセットで貼っていきましょう。
優しい表情のおひな様とおだいり様に和まされますね。
【フェルト】ひな人形

フェルトを使って縫わずにグルーガンで作れる、うさぎさんのひな飾りです。
おひな様の顔には、フェルトボールを使います。
ピンクと白の2色を用意し、2つのボールをグルーガンで縦に付けます。
上はお顔、下はピンク系のフェルトを重ねて巻き付けて着物にします。
耳は下をつまみ立体感をつけましょう。
目玉ボタンは、付ける場所にあらかじめ印をつけて穴を開け、押し込むように付けます。
ひし餅や桃、ぼんぼりなど小物も作って添えると、よりキュートな仕上がりになりますよ。
つるしひな

ボールや手まりなど丸いフォルムの飾りがキュートな、つるしひなです。
100均で手に入る、ちりめん風の貼れる布や球体の発泡パーツ、木目込み型発泡パーツなどを使えば手軽にできますよ。
まず発泡ボールの周りに、できるだけシワができないよう布を貼っていきましょう。
手まりにも貼りたい布を貼っていきます。
大きめの布をざっくり貼った後、見える部分の4枚はきっちりのサイズでていねいに。
七宝まりは葉っぱ型と半月型の型紙を用意し、布をぬっていきます。
好きな古布なども使ってオリジナリティーあふれる飾りを作ってくださいね!