お正月の遊び 羽子板の手作りアイデア
日本のお正月の伝統的な遊びの一つ、羽子板。
その羽子板を手作りしてみませんか?
羽子板のあの形を木で作る……というのはなかなか大変ですよね。
家にあるものや市販品をうまく活用して羽子板を作って、遊んでみようというアイデアをご紹介しています。
もしかすると、小さなお子さんであれば羽子板で遊んだことがないという子も多いかもしれませんね。
おうちや保育園幼稚園で楽しく遊んで、その伝統的な遊びであることをぜひ伝えてあげてください。
負けた人は顔に墨で……というのもやってみるときっと盛り上がりますね!
家に余っている材料で作ってみる
牛乳パックをデコレーション

お子さんがいらっしゃる家庭であれば工作などで牛乳パックを使うため、ストックしているのでは?
その牛乳パックを使って羽子板を作ってみるというアイデアです。
牛乳パックを羽子板の形に切ったり折りたたんだりするだけなのですが、そのままではすぐに折れたり曲がったりしてしまいますよね。
中に割り箸を入れてガムテープでしっかりと固定しておくと折れにくく頑丈になり、ひと工夫加えるだけで長く遊べるアイテムになります。
羽子板の表面や持ち手を100円素材のマスキングテープやキラキラとした包装紙などを使ってデコレーションすると牛乳パックとは思えない仕上がりになりますよ!
干支の動物で作ってみる

同じく牛乳パックを使った羽子板製作ですがデコレーションをちょっと変わった、その年の干支の動物で作ってみようというアイデアです。
ネズミや牛やうさぎやトラなど、耳を付けたりシッポを付けたりと羽子板の素材と同じく牛乳パックでパーツを作り、周りに貼り付けて目などを油性ペンなどで描き込んでいきます。
干支の中には龍やヘビなど、表現しにくいものもありますがそういった干支は牛乳パックの内側の白い面を外にして直接描き込んでみるのはどうでしょうか?
来年の干支は◯◯だね、とお話しながらお子さんと干支の由来などを話しながら作ってみるのもいいですよ。
見た目にもとてもかわいい手作り羽子板のアイデアです。
ダンボール羽子板

家に余っている廃材の中でも工作で使うことの多いダンボール。
小物から大物まで、いろんなものが作れる工作の強い味方のダンボールを使って羽子板を作ってみるのはどうでしょうか?
ダンボール1枚では強度に欠けるので同じ型紙で切り取った羽子板の形のダンボールを数枚重ねて作るとより強度が増します。
羽子板を作って遊ぶ、ということは最低でも2つは必要ですよね?
少し大きめのダンボールがあればいくつか作れるので人数分の羽子板を作って絵を描いたりデコレーションのテープを巻いたりして個性を出してみるのも。
大人が土台を作っておいて、子供たちがそれぞれにデコレーションしてみるのも小さいお子さんでも参加して遊べるのでオススメです。
かまぼこ板やアイスの棒を使って

お正月のおせち料理に入っている定番のかまぼこ。
そんなかまぼこの廃材であるかまぼこ板、おせち料理に関わらず普段から食べることも多く、廃材としても集めやすいのではないでしょうか?
お正月に食べたので余っているのであればなおさら手作り羽子板の素材としてピッタリです!
羽子板としては少し小さいかもしれませんが板を切り出したりという手間がなくしっかりと頑丈な羽子板が作れるのでオススメです。
小さなお子さんにはサイズ感もちょうどいいかもしれませんね。
アイスの棒や割り箸などを持ち手に利用して、板の部分にそれぞれデコレーションをしてみましょう。
板に直接お絵描きしてみてもいいですね。
発泡スチロールで作る羽子板
廃材パネルなどで作ってみる

イベントで展示するパネルなどに使った発泡スチロール。
その廃材を使って羽子板を作ってみるのはどうでしょうか?
終わったイベントのパネルなど、捨てるのにはちょっと……という思い出があったり、ジュースなどを入れて冷やすために使った発泡スチロールの箱などがあれば再利用できますよね。
もし廃材がなくても100円ショップでちょうどいいサイズのパネル用発泡スチロールが売っているのでそれを使ってみるのもいいですよ。
切るのが少しむずかしいかもしれませんが軽いので小さなお子さんでも遊びやすい羽子板が作れます。
持ちやすいようにテープなどを巻いてデコレーションしましょう。
羽子板の手作りキットを使う
100円ショップの手作りキット

やはり羽子板といえば木でできているものが作りたい、でもあの複雑な形を切り出すのは難しい……ということで手作りキットを利用して作って楽しむのはどうでしょうか?
ネット通販でも手作りキットが売っていますが中でもオススメなのが100円ショップで売っている羽子板の手作りキットです。
普通の羽子板よりも少し小さめですがお子さんが遊ぶのであればベストなサイズではないでしょうか?
それぞれに絵の具で絵を描いたり、折り紙やテープを貼り付けてみても。
同じく100円ショップで売っているちりめんの端切れなどを貼ってみてもかわいいかも!
遊んだ後も飾っておける、頑丈で長持ちする羽子板です。
紙皿を使って作る
小さな子でも作れるお絵かき羽子板

お手軽に楽しむ、家にあるもので楽しむのであれば紙皿を使った羽子板をオススメします。
羽子板は長方形、というのは当たり前なのですが丸い紙皿なら羽根も打ちやすく、小さなお子さんでも遊びやすいのではないでしょうか?
持ち手は割り箸や紙皿を丸めて作ってみても。
おうちで楽しむのはもちろんですが保育園など、みんなで作れる羽子板としてもオススメです。
それぞれにクレヨンやペンで好きなお絵かきをして、かわいい羽子板を作ってみましょう。
小さなお子さんが遊ぶのであれば手作りの羽根をタコ糸などで羽子板の先に付けておくのもいいですね。
おわりに
手作りの羽子板のアイデア、どれか作ってみたいものはありましたか?
日本にある古くからの伝統的な遊び、取り入れることを目的に気軽に、手軽に手作りで遊び、その楽しさを伝えていきたいですよね。
子供たちもきっと手作りをするということでより一層記憶に残る遊びになることでしょう。