【和製ブルースロックの魅力】日本のブルースロックの名盤まとめ
ブルースはそもそもロックンロールの最も重要なルーツの一つですが、今回の記事のテーマである「ブルースロック」は本場アメリカから生まれたブルースを、ロック世代による解釈で主にイギリスのミュージシャンたちが始めたジャンルなのですね。
そのようなスタイルを持つミュージシャンは海外のみならずここ日本でも誕生しており、日本の音楽シーンに残る重要な作品も作られています。
今回は和製ブルースロックを中心とした名盤をリサーチ、近年ブルースロックの影響を感じさせる作品も含めてまとめてみました。
ブルースの魂を宿したミュージシャンの熱い演奏を、ぜひお楽しみください!
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もくじ
- 【和製ブルースロックの魅力】日本のブルースロックの名盤まとめ
- Night Lifeブレイクダウン
- レモンティーサンハウス
- ダミーロックとブルースGLIM SPANKY
- Bobby Sox Blues妹尾隆一郎
- 10$の恋憂歌団
- 灰色の街松田優作
- ザ・ゴールデン・カップス
- Sentimental Blues Boy大木トオル
- ブルース・クリエイション
- 吾妻光良&The Swinging Boppers
- 横浜ホンキートンク・ブルースエディ潘
- 最終電車上田正樹とサウス・トゥ・サウス
- First Time I Met The Bluesウエスト・ロード・ブルース・バンド
- 札幌へ来てからスカイドッグ・ブルース・バンド
- Big Boss Menザ・ブルー・ヘヴン
- はきだめの愛T字路s
- いとしのマリー久保田麻琴と夕焼け楽団
- カモナ・ウシャコダウシャコダ
- サザンルート・88花伸
- コール・ミーDrop’s
【和製ブルースロックの魅力】日本のブルースロックの名盤まとめ
ザ・ゴールデン・カップス
日本のブルースロックシーンを牽引したザ・ゴールデン・カップスのアルバム『ブルース・メッセージ』は、ロックとブルースが見事に融合した歴史的名盤です。
濃厚で土着的なブルースの響きと、若々しいロックの躍動感が交錯する中で、独特の音楽世界が展開されています。
特に、ギターの切なるリフや幻想的なソロは聴くものの心に深く響き、当時の日本に新たなブルースの形を提示しました。
ブルースの本質を捉えつつ、日本独自の感性で表現されたこの作品は、多くの音楽ファンに強い印象を残すでしょう。
このアルバムに耳を傾ければ、日本のロック音楽が持つ深い魂と出会えること間違いなしです。
Sentimental Blues Boy大木トオル

大木トオルさんの15年ぶりの新譜となるアルバム『Sentimental Blues Boy』の表題曲。
ブルース界の先駆者として知られる彼の音楽活動55周年を記念した作品です。
ソウルフルな楽器演奏とスモーキーなボーカルが特徴的で、大木さんの豊かな感性が感じられますよ。
2023年2月にリリースされたこの楽曲は、彼の音楽的ルーツとアメリカのブルース文化への敬意を込めた内容になっています。
感傷的な感情やブルース特有の人生の苦楽を表現した歌詞が心に響きます。
ブルースの伝統を守りつつも新しいエッセンスを加えた本作は、ブルース愛好者の方にぜひ聴いてほしいですね。
ブルース・クリエイション

ブルース・クリエイションの音楽は、激しくも情感豊かなギターリフと力強いボーカルが印象的です。
アメリカやイギリスのブルース、ロックに根差しながらも、彼らの作品は独自の解釈を加えることで、まるで日本の地から湧き出た独自のブルースロックを創造しました。
その深みある演奏は、日本のロックヒストリーにおいても重要な存在であり、聴く者を魅了します。
日本が誇るブルースロックの先駆者として、彼らのアルバムは今もなお多くの音楽ファンに愛され続けています。
吾妻光良&The Swinging Boppers

吾妻光良 & The Swinging Boppersの音楽は、日本のブルースロックの精神を色濃く反映したものです。
アルバム『Hepcats Jump Again』では彼らの真骨頂を味わうことができます。
彼らの演奏は力強く、時に感傷的なブルースの響きが心に響きます。
ギターのリフは切なさと熱さを同時に表現し、ボーカルの吾妻光良さんの声には深い感情が込められています。
このアルバムでは、日本固有の文化と洋楽のブルースが融合し、独特の世界観を創り出しています。
聴く者を熱くさせるエネルギーと、ジャンルを超えた音楽性が際立っていて、和製ブルースロックの魅力を存分に感じさせる作品です。
横浜ホンキートンク・ブルースエディ潘

横浜を舞台にした情感あふれるブルースナンバー。
エディ潘さんの深みのある歌声と、哀愁漂うメロディが心に染みわたります。
1982年発売のアルバム『ブルー・ジェイド』に収録されたこの曲は、俳優の藤竜也さんとの共作によって生まれました。
魅力的な和製ブルースが揃うアルバムの中でも、世代を超えて愛される名曲となっています。
横浜の夜の情景を思い起こさせる歌詞とサウンドは、しみじみとした気分の時や、大切な人との思い出を振り返りたい時にぴったり。
ゆったりとした時間の中で、心に響く歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
最終電車上田正樹とサウス・トゥ・サウス

ソウルのエッセンスを感じるバンド、上田正樹とサウス トゥ サウス。
彼らの2枚目のアルバム『この熱い魂を伝えたいんや』も要チェックですよ。
こちらは1975年に開催されたライブの模様を収録したアルバムで、『最終電車』、『ラブ・ミー・テンダー』などを収録しています。
ちなみに、本作は2015年に高音質バージョンで復刻されているんですよ。
会場の盛り上がりを感じさせつつも、曲部分では雑音が取り除かれているので、聴きやすいです。