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【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ

ここ日本において、いわゆるフュージョンと呼ばれるジャンルは根強い人気を誇っております。

世界に名だたるフュージョンジャズのミュージシャンも多数輩出しておりますし、誰もが聴いたことのある名曲も生まれたジャンルですよね。

そこで今回は、邦楽のフュージョンバンドをピックアップ。

代表的なバンドはもちろん、あまり知られていないバンドや近年頭角を現している若手までご紹介します!

フュージョンというジャンルの中でも、邦楽のバンドだけを集めた記事は意外に少ないのでは?

最近フュージョンというジャンルに興味を持った、という方もぜひご覧ください!

【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ(21〜30)

Boys be AmbitiousOttottrio

日本が世界に誇る3人のフュージョンギタリストが集結したスペシャルプロジェクト、Ottottrio。

野呂一生さん、安藤正容さん、是方博邦さんという実力派ギタリストたちが1988年に集まり、超絶技巧の応酬と緻密なアンサンブルで音楽シーンを震撼させました。

ライブアルバム『Super Guitar Session: Hot Live』『Super Guitar Session: Red Live』で魅せた圧巻のパフォーマンスは、フュージョンファンの心を掴んで離しません。

1998年にはスタジオアルバム『Triptych』をリリースし、より洗練された楽曲とアレンジで新境地を開拓。

メンバーはそれぞれカシオペアやT-Squareなどで輝かしい功績を残しており、その実力は折り紙付きです。

ジャズとロックを融合させた彼らの音楽は、テクニカルな演奏を好むリスナーはもちろん、エネルギッシュな音楽に心躍る方にもおすすめです。

CoreGecko&Tokage Parade

ピアノ、ギター、ベース、ドラムスという王道の編成でありながら、新世代のフュージョン・サウンドを追求し続けるGecko&Tokage Parade。

2013年に結成され、タワーレコード・ジャズチャートで4位を記録したアルバム『Nomadic Flow』でその実力を広く知らしめました。

ジャズやクラシック、現代音楽を織り交ぜた独自の世界観は、テクニカルな演奏力とクリエイティブな楽曲展開で多くの聴衆を魅了しています。

Motion Blue yokohamaやCOTTON CLUBといった名門ジャズクラブでの公演も成功させ、国内外で精力的なライブ活動を展開。

ピアニストのWataru Satoさんは高い評価を受けるアレンジャーとしても活躍し、様々なアーティストとのコラボレーションも実現させています。

現代的なフュージョンに新たな解釈を加えた彼らのサウンドは、ジャズファンはもちろん、ポストロックやプログレッシブ・ロックのファンにもおすすめです。

モブなりのカンフーネクライトーキー

ネクライトーキーMV「モブなりのカンフー」/ NECRY TALKIE – Mob Narino Kung Fu
モブなりのカンフーネクライトーキー

キャッチーなメロディとシニカルな歌詞で魅了する5人組ロックバンド。

ポップロックを軸に、オルタナティブやインディーポップを巧みに融合させた唯一無二のサウンドは、ハイセンスな音楽シーンの新たな指標となっています。

2017年の結成以来、自主制作音源で着実に実力を磨き、2019年にはアルバム『ONE!』でメジャーデビューを果たしました。

全国ツアーやフェスへの出演を重ね、2021年にはアルバム『FREAK』をリリース。

メンバー5人が奏でる鮮やかな演奏と、爽快なライブパフォーマンスが、音楽ファンの心をつかんで離しません。

明るいメロディと内省的な歌詞のコントラストが織りなす世界観は、新しい音楽との出会いを求めるリスナーにピッタリの一枚です。

Synchro MamboSynchronized DNA

ドラムという楽器が持っている可能性に新たな光を照らす、卓越したドラマー2人によるツインドラム・ユニットがこのSynchronized DNAです。

神保彰さんと則竹裕之さんという、それぞれカシオペアとT-SQUAREのドラマーというだけでなく、ジャズに留まらない多方面に渡る活躍で日本の音楽シーンにその名を刻む2人がタッグを組んだユニットですから、リスナーの期待は嫌でも高まってしまいますよね。

もちろん、こちらの期待を軽くこえるサウンドを展開しており、まさにユニット名にあるように、完ぺきなまでにシンクロナイズドする2人のプレイは、まるで魔法がかかったかのように、一切のずれさえ生じない音楽として聴こえてくるのですから本当にすごい。

満面の笑みを浮かべて楽しそうにドラムをプレイする2人の姿は、もう見ているこちらまで嬉しくなってしまいますから、ぜひライブ映像などでチェックしてみてください!

Northern LightsRX

RX “Northern Lights” Gt.和田アキラ
Northern LightsRX

日本を代表するヘビーメタル・バンドであり、そのコンセプチュアルな世界観とキャラクター性からお茶の間の人気も高い聖飢魔II。

バンドに在籍していた構成員は全員が素晴らしいテクニックを持ち合わせたミュージシャンですが、今回紹介しているRXは、そんな聖飢魔IIの構成員であるドラマーのライデン湯沢さん、ベーシストのゼノン石川さんが中心となって結成されたバンドです。

1991年にリリースされたデビュー・アルバム『CHEMICAL REACTION』は、本多俊之さん、渡辺香津美さん、和田アキラさんといったジャズ界の大御所が集結。

インストゥルメンタル・アルバムとしては異例の売上を記録した名盤となっております。

その後も断続的ながら活動を続けており、ロックやメタル、プログレッシブロックといったジャンルを巧みに組み合わせたフュージョン・サウンドを展開、健在ぶりをアピールしています。

VaisravanaEar Candy Jazz Factory

スムースジャズの魅力を余すことなく伝える実力派ユニット、Ear Candy Jazz Factoryをご紹介します。

中心人物の成田玲さんは、アジアを代表するスムースジャズアーティストとして知られ、ドラマーの佐藤奏さん、ベーシストの櫻井奈穂子さんとともに、洗練された音楽性で多くのファンを魅了しています。

ファンクやフュージョンの要素を取り入れた心地よいリズムとメロディーは、国内外のジャズフェスティバルやクラブイベントで高い評価を受けています。

studio luna azulレーベルを主宰する成田さんの作編曲は、豊かなハーモニーと表現力に溢れ、若手実力派の佐藤さんと、ジャンルを超えて活躍する櫻井さんとのセッションは、まさに必聴もの。

リラックスした気分でジャズを楽しみたい方や、洗練された演奏に触れたい方にピッタリのサウンドです。

トキヲコエテソラニカエリLu7

「Lu7」と書いて、エルユーセブンと読みます。

このインストゥルメンタル・ユニットは、多くのゲームミュージックを手がける作曲家兼キーボーディストの梅垣ルナさんと、ロックバンドのEUROXやスタジオミュージシャンとしても活躍するギタリストの栗原務さんの2人が2000年に結成したものです。

まだMP3が普及していなかった2000年代前半からmp3.comで音楽を配信し、1stアルバムの『efflorescence』も同サイトより2002年に発表しております。

そんな先鋭的な感性を持った2人が生み出す音楽は、フュージョン・ジャズを軸としながらも、そこに留まらない音楽性を持ち合わせており、高度な演奏技術とセンスに裏打ちされた素晴らしいインストゥルメンタル・サウンドを聴かせてくれます。