【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ
ここ日本において、いわゆるフュージョンと呼ばれるジャンルは根強い人気を誇っております。
世界に名だたるフュージョンジャズのミュージシャンも多数輩出しておりますし、誰もが聴いたことのある名曲も生まれたジャンルですよね。
そこで今回は、邦楽のフュージョンバンドをピックアップ。
代表的なバンドはもちろん、あまり知られていないバンドや近年頭角を現している若手までご紹介します!
フュージョンというジャンルの中でも、邦楽のバンドだけを集めた記事は意外に少ないのでは?
最近フュージョンというジャンルに興味を持った、という方もぜひご覧ください!
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【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ(31〜40)
bb FreewayBANDOBAND

1983年大阪生まれ、2004年の年末よりT-SQUAREのドラマーとしてバンドに加入、才能あふれる若きミュージシャンとして注目を集めている坂東慧さん。
坂東さんのソロ・プロジェクトとして2011年より活動をスタートさせたBANDOBANDは、2020年の現在までに3枚のアルバムをリリースしているフュージョン・バンドです。
最初のアルバム『Happy Life!』は坂東さん自身の名義で発表しておりますが、セカンド・アルバムの『Let’s Move!』以降はBANDOBANDとクレジットされ、よりバンド感を押し出したサウンドを展開しております。
坂東さんはドラムのみならず多くの楽器を弾きこなせるマルチ・ミュージシャンであり、ソングライターとしての才能も持ち合わせており、ポップなメロディ・センスはBANDOBANDの音楽性にも大いに反映されています。
聴きやすいフュージョン・アルバムとして、初心者の方にもオススメです!
Midnight CowboyGarp

日本のフュージョンシーンを代表するスタジオミュージシャンの集団として、2001年6月に結成されたGarp。
キーボーディストの新川博さんを中心に、ギターの松原正樹さん、ベースの松原秀樹さん、ドラムスの濱田尚哉さんという実力派たちが集まったバンドです。
各メンバーがCharやハイ・ファイ・セット、松任谷由実さんなど、数々の著名アーティストのサポートを手掛けてきた経歴を持ち、その経験を活かした高度な演奏技術と表現力で、ジャズ、ロック、ポップスなど、多彩なジャンルを融合させた音楽性を展開。
主にライブ活動を中心として、即興性を活かした演奏で多くの音楽ファンを魅了してきました。
洗練された都会的なサウンドとメロディアスな楽曲展開が特徴で、フュージョンやジャズの奥深さに触れたい方にお勧めの一組です。
MoonbeamKeeP

1980年代初頭に日本のフュージョンシーンに彗星のごとく現れた伝説的バンド、KEEPは深町純さん、和田アキラさん、富倉安生さん、山木秀夫さんという、日本を代表する実力派プレイヤーで結成されました。
1981年にデビュー・アルバム『KEEP』でメジャーデビューを飾り、翌年に2作目『KEEP II』をリリース。
シンフォニックなキーボードとロック色の強いギター・サウンドが絶妙なバランスで融合した独自の音楽性で、多くのリスナーを魅了しました。
わずか2枚のスタジオ・アルバムと1995年発表のライブ盤『KEEP ALIVE』のみという短い活動期間ながら、フュージョンとロックの境界を超えた革新的なサウンドは、今なお色褪せることなく多くのミュージシャンに影響を与え続けています。
フュージョンの中でもロック的なアプローチを好む音楽ファンに、ぜひ聴いていただきたいバンドです。
Guns Of SaxophoneTRI4TH

ジャズを基盤としながらも、ロックやファンクなど多彩な音楽性を融合させた独自のスタイルで、フュージョンシーンに新たな風を吹き込んでいるTRI4TH。
2006年の結成以来、ライブハウスやジャズクラブでの演奏を重ね、その実力と個性的な音楽性で注目を集めています。
複雑なリズム構成や即興演奏、エネルギッシュなパフォーマンスを特徴とし、国内外のジャズフェスティバルで高い評価を得ています。
トランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムという編成で、クラシックからジャズまで幅広い音楽教育を受けた実力派メンバーが織りなす革新的なサウンドは、従来のジャズファンだけでなく、現代的なサウンドを求める音楽ファンの心も掴んでいます。
ライブでは観客を魅了する圧倒的な演奏力とグルーヴ感で、フュージョンの新たな可能性を示し続けているバンドです。
Believinナニワエキスプレス

1977年に大阪で結成された気鋭のフュージョンバンド、ナニワエキスプレス。
ジャズを基盤としながらもロックやファンクの要素を取り入れた独自のサウンドで、関西を代表するバンドへと成長しました。
1982年にCBS・ソニーからメジャーデビューを果たし、年間160本以上のライブをこなすほどの精力的な活動で人気を博します。
1986年に惜しまれつつ活動休止となりましたが、2002年に再結成。
2017年には結成40周年を迎え、記念ライブも開催しました。
デビューアルバム『NO FUSE』収録の楽曲は、1986年にミズノのCMソングとしても起用され、一般リスナーにも広く認知されることとなりました。
卓越した演奏技術とグルーヴィーなサウンドで日本のフュージョンシーンを牽引し続ける彼らの音楽は、ジャズとロックの融合に興味のある音楽ファンにおすすめです。
【2025】邦楽のおすすめフュージョンバンドまとめ(41〜50)
RYDEENYellow Magic Orchestra

YMOことイエロー・マジック・オーケストラをフュージョンの括りで語ることに違和感を覚える方もいるかもしれませんが、1978年のセルフタイトルのデビュー・アルバムのアナログ盤の帯にはジャンルとしてフュージョンという記載があるのですね。
また、ギタリストの高中正義さんが『中国女』や『コズミック・サーフィン』がレコーディングで参加していることや、高橋幸宏さんのサディスティックスとして経歴など、様々な事情から当時はそういった文脈で理解されていた時期があった、ということでしょう。
ともあれ、テクノポップの元祖的存在であり、多岐に渡る音楽ジャンルを融合させたYMOの革新的な音楽性は、言葉通りのフュージョンと呼ぶべきなのかもしれません。
日本のジャズ・フュージョンを掘り起こしていく中で、YMOにも繋がっていくということ自体がおもしろいですよね。
Ready to Flyサディスティックス

サディスティックスは、1976年から1978年までという短い活動期間ながらも、日本の音楽シーンにおける重要な存在として語り継がれているバンドです。
サディスティック・ミカ・バンドのメンバーであった高橋幸宏さん、高中正義さん、後藤次利さん、今井裕さんという4人で1976年に結成、2枚のアルバムと1枚のライブ・アルバムを残しています。
後に日本を代表するミュージシャンとしてその名を歴史に刻んだ、そうそうたるメンバーの名前を見ただけで、このバンドがどれほどすごいものであったのかが理解できるというものではないでしょうか。
4人全員がプレイヤーとして、プロデューサーとして、ソングライターとしての圧倒的な才能を持っている面々ですから、このバンドの存在自体が実にぜいたくなものであったと言えるかもしれませんね。
フュージョンの歴史のみならず、邦楽の輝かしい歴史の一端を知る上でも、ぜひチェックしてみてください!
おわりに
日本のフュージョン・ブームを盛り上げたベテランから、知る人ぞ知るバンド、期待の若手に至るまで、どのバンドもそれぞれのカラーを持っていて魅力的ですよね。
フュージョン、と一口に言ってもその実態はバンドによってさまざまですし、邦楽のフュージョンバンドはあまり聴いたことがないという方はもちろん、何となく興味があるという方も含めて、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!