背負えるギターハードケース「Kavaborg CASE SADDLE」レビュー
大切なギターを守ってくれるハードケース。
持ち運ぶときはどうしても片手が必要になりますよね……。
そこで今回は、ハードケースをリュックのように背負える風にできるアイテムを紹介します。
ギターハードケースが背負える!
Kavaborg CASE SADDLEって?
先日、こんなものを買ってみました。
これは何かと簡単に言いますと、
ハードケースをベルト締めで固定して、そのままリュックの様に背負うことのできる便利グッズでハードケース用のアタッチメント。
メーカーの説明文では、
Kavaborg CASE SADDLEは、人間工学に基づいて設計された、ハードケースを快適に持ち運ぶためのデイバッグ型アタッチメントです。
ストラップの付いていない、取っ手だけのハードケースを持ち運ぶために、もう片手を使う必要はありません。
ギターケース、ベースケース、さらにヴィオラケースなどを背負って持ち運ぶことができるため、両手が空き、移動も快適になります。
CASE SADDLEのRELAX-ONはエルゴノミックデザインを用いて作られたシステムで、ハードケースの重さが肩だけにかかるのを軽減し、体全体でハードケースをささえられるように設計。
さらに通気性も高いので、夏でも蒸れを抑えます。
強靭かつ安全性の高いバックル素材を使うことで、安心してハードケースの持ち運びが可能。
CASE SADDLEのファイバーリボンは、200kgの引張力にも耐える素材です。
強力で破れにくいため、ハードな移動にもお使いいただけます。
厚さ10mmのスポンジを内蔵することで、長時間の移動時にも背中をしっかりとサポートします。
PATENT number 201320462917.4
との事。
似た様な商品で、「ROKKOMANN(ロッコーマン)CP-4 ケースポーター」と言うのがあって、現時点で国内在庫としてはこちらの方が多い見たいだけど、ROKKOMANN CP-4のレビューを見ると、作りがショボいらしく、特にベルトが良くないそうで「石橋楽器にも置いてるなら買いに行こうかな」と考えてたけど止めた(笑)。
それで、Kavaborg CASE SADDLEの方が作りがしっかりしてるし、なかなか評判も良いって事でこれにした。
でも在庫が少ないのか、どの店にもあるって訳じゃなく、あってもネット上では売り切れだったりして、在庫あっても少ないって状態見たいだけど、まぁ某楽器店の通販にて購入して、2~3日前に届いたばかり。
「登山用のリュック!?」と思えるぐらいにしっかりしてて届いて実際見てビックリしたぐらい。
商品説明にもある様に、背中に当たる部分や肩の部分はしっかり頑丈に作られてるのにメッシュになっていて、通気性はかなり良いっぽい。
(実際、夏場に使わないと分からないけど……)
厚さ10mmのスポンジ、それを覆う素材はかなりしっかりしついて硬めになってる。
うむ、何だか良い感じがする(笑)。
今回、コレを買った理由は、アコギを持ってスタジオに行くため。
エレキのソリッドギターの場合、スタジオまでの道程をハードケースである必要ってのが俺には無くて、実際メインのGibson Les PaulはRITTERのケースを使用してるし、その方が楽ってのがあって、RITTERだと少々の事は大丈夫だったりするからね(笑)。
しかしながらアコギ、もしくはハコモノになると、やはりソフトケースやGIGケースは怖い。
選択肢として背負えるセミハードケースを使ってるって人も数多くいるだろうけど、ギター購入時にハードケースが付いてきて、尚セミハードケースを購入と、考えてみると結構ハードケースって部屋の場所を取るのよね(爆)
俺の部屋にも、まぁギターやベース、アコギの本数があるからってのもあるけど、その内4~5本のハードケースがあるからね、結構邪魔にはなってる部分はある。
もちろん、ハードケースで持ち運ぶ方が適してる場合もあるから、無下(むげ)にはできない(笑)。
っとまぁ、そうこう考えててKavaborg CASE SADDLEに辿り着いたと言う訳。
場所も取らないし、そのギターの専用のハードケースをそのまま背負えるってのはギターにも優しい。
スタジオも駐車場完備のとこを使ってるって人はハードケースのまま車移動って行けるし、それが一番良いと言えばそうなんだけど、駐車場完備のスタジオなんて、まぁ少ない事この上無いからね。
「アコギならギターだけだし、別に背負わなくても良くね?」
と思った人もいるとか……いないとか……(笑)。
まぁね、これまでのブログを読んでる人は分かってるだろうけど、俺はアコギでもメインのペダルボードにさらにZW-44を追加して、JC-120で鳴らすってのを考えてるんだよね。
だから、ペダルボード+マイクやケーブル等々をキャリーカートで運ぶ必要があるから、Kavaborg CASE SADDLEを使って背負う事で両手が使える様になるのは、とても便利なんよ。
もちろん、最初からアコギのみでD.I.もしくはマイク録りを考えてたらなら、Kavaborg CASE SADDLEの購入は考えなかったかもしれないけどね(笑)。
アコギのハードケースにKavaborg CASE SADDLEを装着してみた
どうだろうか?
ちょっと斜めから。
結構しっかりと固定できてる。
肩に掛ける2つのショルダーベルトは真ん中、背負うとちょうど胸の辺りで小さめのベルトでカチャッと固定できる。
そして、裏側。
しっかりと固定できてる。
下は3点止めになってるし、プラスチックのカチャッとはめる部分、テープアジャスターバックル、プラスチックバックル(プラバックル)、樹脂バックルといくつか名があるけど、通常ある程度の価格のリュックやウエストポーチだと左右の部分がカチャッってなるタイプになるけど、Kavaborg CASE SADDLEのものは左右に加え、真ん中にも1つあって、3点でカチャッとしっかりはめるタイプになってる。
外す時は真ん中を押して、左右を押す事で外れる仕様となってる。
っで、背負ってみた感想だが、商品説明にある様に肩だけに重さが掛からないから、かなり楽。
「おっ!
コレは良い!」って言ってしまうぐらい楽で、10mm厚のスポンジのおかげで背中が痛い見たいな事も無い。
夏場しか分からないと言ったけど、通気性の良さも良い感じに思える。
200kgの引張力にも耐えると言う素材って事で、ハードケースが外れてガンッ!って心配も無い。
ROKKOMAN CP-4はこの点がかなりいろんな所で「不安」と書かれてあった(笑)。
っとまぁ、何でもかんでも良いとこばかりでは無い。
これはROKKOMAN CP-4も同じだと思うけど、Kavaborg CASE SADDLEは基本的にエレキならGibson系である、Les PaulやSG、ES-335等のハコモノ、アコギのネック部分が細くギターの形に沿った形のハードケースに使用するのを目的としてる。
つまり、Fender系の四角いハードケースには使用できないと言った具合だ。
しかしまぁ、とある楽器店の店長ブログにてKavaborg CASE SADDLEを紹介してる記事で、Fenderでもツイードハードケースならギリギリでベルトが届くらしく、Kavaborg CASE SADDLEが使えるらしい。
ただ、それ以上の幅や厚みがあるハードケースではベルトが届かずに使用できないので、四角いハードケースに使いたいと思った方は注意として購入前に確認する事が必要になってくる。
個人的にスタジオまでの距離をハードケースで電車や徒歩で移動する人には、Kavaborg CASE SADDLEはとても良いモノだと思ったし、俺はアコギでの移動の際は今後愛用していくつもり。
意外とKavaborg CASE SADDLE、ハードケース以外にも何かに使えそうな気もするね(笑)。
移動手段としてハードケースが煩わしく思われてる方、セミハードケースの購入を考えられてる方、選択肢の1つとしてKavaborg CASE SADDLEを考えてみては如何だろうか?
あくまで選択肢の1つとしてね(笑)。
最後に
これで移動手段の悩みも解消されたし、GWには弾き語りでスタジオに入りたいと思ってるんだよね。
前のバンドの曲をやるって話してたけど、実は新曲として1曲改めて作ろうかなと。
新曲と言うよりは、前に少し触れたかも?
だけど、19歳の時に作った曲で、当時のバンドでやったんだけど、2005年辺りにすぐにポシャったバンドで、その曲を改めて作り直してやってはいたんだよね。
でも、ポシャって日の目を見ることはなかった。
っでまぁ、言ったことがあるけど、リフやフレーズ、曲ってその時、その瞬間に生まれたモノでも、すぐに忘れてしまう様なモノって、やっぱそれまでのモノだったって言えて、曲にならなかったとしても、ずっと頭に残ってるモノってのは、やっぱ自分にとっては良いモノである証なんよ。
ほんで、その2005年に作り直した曲のままで、ずっと俺の頭にはあったのよね。
でも、明るい曲過ぎて、それ以降のバンドでは提示する事は無かったんだけど、弾き語りをやるって事で、先日その曲を「ナナナ~♪」のメロディでやってみたら、前のバンドの曲よりも自分には歌いやすかったってのがあって、三度改めて、この曲をやろうと思った。
曲だけじゃなく、歌詞も改めてしっかり書くつもり(笑)。
歌詞なんて、自分で書くのは……20年~21年ぶりになるだろうか……。
何だか不思議な感じだわ。
まぁそんなんで少しずつ弾き語り計画は進んでおります(笑)。
最後話は反れたけどっと言う訳で、Kavaborg CASE SADDLEの紹介でした!
ライタープロフィール
ギタリスト
ZAKK
ZAKK WYLDEを敬愛する、ぎたぁ弾き。アニメや声優、フィギュアも好き。
Play Styleから周りの人達も俺を「ZAKK」、「ZAKKさん」と呼び、今では本名を知らない人の方が多いかも?(笑)。
過去5年間楽器店店員だった程のギター馬鹿。

