【魔女の宅急便】ピアノ楽譜を厳選~主題歌から隠れた名曲まで~
宮崎駿監督のもと1989年に制作、公開され、スタジオジブリの知名度と人気を一気に押し上げることとなった『魔女の宅急便』。
主人公のキキや黒ネコのジジといった個性的なキャラクターたちの人気も相まって、常にジブリ映画の人気ランキング上位にランクインし続けている名作です。
今回は、そんな『魔女の宅急便』の主題歌や作品中で流れる印象的な挿入曲のピアノ楽譜をピックアップ!
演奏動画とともにご紹介します。
懐かしい映画の世界観に浸りながらご覧ください!
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もくじ
【魔女の宅急便】ピアノ楽譜を厳選~主題歌から隠れた名曲まで~
かあさんのホウキ久石譲

キキの旅立ちのシーンで流れる『かあさんのホウキ』は、『旅立ち』をアレンジした穏やかな1曲。
前奏部分には『海の見える街』の前奏のモチーフが使われており、映画のなかでも人気の2曲がギュッと凝縮された楽曲となっているため、『魔女の宅急便』ファンからも人気の高い楽曲として知られています。
新たな場所へ旅立つときは、懐かしさや切なさ、寂しさなど、さまざまな感情が入り混じるもの。
映画でのキキの様子と、自分の経験を重ね合わせながら、感情を込めて演奏してみましょう。
仕事はじめ久石譲

主人公のキキが宅急便の仕事を始める際に流れる陽気な1曲!
アコーディオンやハーモニカ、カスタネットなどのフランス南部の音楽に使用される楽器が使われており、『魔女の宅急便』の挿入歌のなかでも海外の方から人気の高い楽曲なのだそう。
「よし、頑張るぞ!」と仕事に前向きなキキの気持ちを表すかのような明るいメロディと弾むリズムが、元気を与えてくれますよね。
ピアノで弾く場合も、この前向きさを前面に出して、スタッカートを歯切れよく、曲全体を通して軽やかに演奏しましょう。
プロペラ自転車久石譲

『プロペラ自転車』は、映画『魔女の宅急便』のなかで、丸メガネの少年トンボが自作のプロペラ付き自転車の後ろにキキを乗せて走るシーンで流れる印象的な1曲。
「自転車で空を飛ぶ」という夢を持つ少年の純粋さが伝わってくる、とてもかわいらしい楽曲です。
この曲の特徴は、4拍子でありながらも3、3、2で刻まれる左手の独特なリズム。
未完成の発明品の不安定さを表しているかのようなリズムを意識しながら、ピアノの軽やかなスタッカートをうまく使って弾むように演奏してみましょう。
身代わりジジ久石譲

主人公キキとともに旅をするかわいらしい黒猫のジジ。
『身代わりジジ』は、ジジがぬいぐるみに成り代わった際に流れる楽曲です。
この明るく陽気なサウンドとジャジーなリズムを耳にすると、思わず体が自然にリズムを取ってしまう、そんな方も多いはず!
軽やかで快活な曲調なので、ピアノで弾く際はクリアな音で歯切れよく弾きたいところ。
ペダルの使用は最小限にとどめ、キラキラしたピアノの音色を生かして演奏しましょう。
リズムをはっきり出すと、コミカルな雰囲気がさらに際立ちますよ。
ルージュの伝言荒井由実

1975年の発売後、1989年公開の『魔女の宅急便』のオープニングテーマ曲に起用され、再び注目されることとなった荒井由実さんの『ルージュの伝言』。
高揚感を感じさせるメロディや「好きな人のお母さんに会いに行く」というユニークな歌詞が、魔女修行先での人々との交流を心から楽しむキキとリンクしていますよね。
ピアノで弾く際は、底抜けに明るい前向きな雰囲気を表現できるよう、クリアな音で軽快に演奏したいところ。
ペダリングにも注意して、爽やかに弾きこなしましょう!
パン屋の手伝い久石譲

キキがパン屋で働くシーンで流れる『パン屋の手伝い』。
パン屋の温かさや焼きたてパンの香り、そしてキキのいきいきとした姿が脳裏に浮かぶ、ほのぼのとした1曲です。
ピアノで弾く際は、左手のシンコペーションのリズムや、4拍目から次の小節の1拍目にかかるスラーを意識して演奏すると、楽しげな雰囲気がより際立ちます。
さらに、スタッカートやアクセントもはっきり表現して、聴いているだけでワクワクしてくるような演奏に仕上げられるといいですね。