RAG Musicベース入門
ベースをもっと楽しむWebマガジン
search

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」
最終更新:

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

見た目もかっこいいですが、運指もスムーズになるベースのフォームを紹介したいと思います。

ベース初心者の方は参考にしておきましょう。

左手はこんなふうにカールしたフォームが理想です

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

左手は、常にカールさせておく

左手は、常にカールさせるような状態で置いておきます。

たとえば、今薬指で5フレットを押さえています。

この後人差し指で3フレットを弾かなければならない、

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

そんなとき手をカールさせておけば、すぐに3フレットの上に人差し指が用意できている状態になります。

ベースがうまく見える左手のフォームとは?ポイントは「カール」

↑こうなっていると、押弦するまでに、時間が掛かります。

弦のギリギリ上に指があれば、次も押さえやすいです。

微妙な差ですが大切です。

速いパッセージに有効

速い曲をプレイするときは、指も常に次の弦のことを考えながら動かなければいけません。

そういうときに、次の弦の数ミリ上に指があるだけで、曲をだいぶスムーズに弾けます。

ジャズだと、ベースソロもします。

左手をカールさせておくと、ソロのときの指も動かし易いです。

↑スーパーベーシストたちの左手は、ほとんどフレットすれすれです。

上手にみえる

指がカールしている状態だと、指が開ききっているときに比べて、見栄えがいいです。

見栄えがいいということは、上手に見えます。

同じドレミファソラシドでも、これだけ違います。

どうせ同じものを弾くんだったら、うまく見えていたほうが得です。

常にカールさせておくのは難しい

かんたんに書いていますが、常に指をカールさせておくのは難しいです。

とくにはじめのうちは、押弦している指以外の指が、浮いてきます。

これはもう仕方ないです。

大切なことは、意識すること。

「指を浮かせないようにしよう」

「ああ、今浮いちゃってたなあ」

バンドリハや個人連のときに、定期的に心掛けるようにすると、少しずつ指の形も整ってきます。

ライタープロフィール

星野徹

ジャズベーシスト

星野徹

新宿ウォーキングベーススクール代表。

ジャズベーシスト・ベースインストラクター・フリーライター。

元はバリッバリのパンクロッカーの肩書きを持つベーシスト。

現在はジャズベーシストとして活動しながら、都内の音楽スクールでベース講師として働いています。

ブログ:http://basslesson.toruhoshino.com

このライター・クリエイターへメッセージを送る

記事一覧

続きを読む
続きを読む