風の谷のナウシカの歌。主題歌・挿入歌
「風の谷のナウシカ」の主題歌・挿入歌を紹介します!
「風の谷のナウシカ」は、宮崎が「アニメージュ」にて連載していた同名漫画が原作のジブリ映画。
虫と心をかよわせる少女、ナウシカの物語を描いています。
ジブリ作品の楽曲はどれも印象的ですが、「風の谷のナウシカ」の楽曲はとくにメロディーが独特で、強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか?
まだ作品を見たことがない方は、ぜひ一度聴いてみてください。
楽曲だけでも聴き応えたっぷり!絶対楽しめると思います!
風の谷のナウシカの歌。主題歌・挿入歌(1〜20)
鳥の人(~ナウシカのテーマ~)久石譲
ゆったりとしたピアノの音色が心地よいと思いきや、力強く荒々しいメロディになったりと、1曲でいろいろと楽しめるのがこちら。
自然を愛しながら、自分一人でも世界を救うために力強く戦った鳥の人、ナウシカ。
そんなナウシカの人柄がぎゅっとつまった曲となっています。
この曲なしには、ナウシカは語れない重要なイメージソングです。
ペジテの全滅久石譲

ペジテ市はトルメキアと敵対する都市として描かれています。
ペジテ地下に眠る巨神兵を奪うためにトルメキア軍が、侵攻して市民を虐殺したことに恨みを持っており、王蟲を暴走させて駐屯していたトルメキア軍を全滅させています。
そのあと風の谷にも王蟲を仕向けようとしてナウシカの抵抗にあっています。
「ペジテの全滅」は、混乱と悲嘆の色が濃い、悲しい楽曲です。
戦闘久石譲

「戦闘」は映画内の戦闘シーンで使用されたサウンドトラックです。
勇壮な猛々しさはもちろんのこと、それだけではない一抹の悲しみを感じさせるメロディーは見事です。
クライマックスの後に、転調があり優しいメロディーが流れたかと思うと、ナウシカレクイエムへと続くのです。
映画のストーリーを見事に音楽で描いています。
王蟲の暴走久石譲

「王蟲の暴走」は王蟲が目を赤くして怒りの感情を見せるシーンで使用される楽曲です。
RPGのボスバトルのようなスリリングな緊張感のあるナンバーです。
作中で王蟲の鳴き声が登場しますが、実はギタリスト布袋寅泰さんのギターサウンドにエフェクトをかけてあるそうです。
キルビルのテーマで有名な布袋さんですが、邦画アニメーションにも思わぬところで貢献されていますね。
クシャナの侵略久石譲

「クシャナの侵略」は、大国トルメキアの皇女であるクシャナのテーマソングです。
クシャナはトルメキア軍を率いて巨神兵を使い腐海焼き払おうとし失敗します。
悪役のような印象を持つかもしれませんが、トルメキアなりの正義で活動をしており、ジブリ作品の根底に流れる、誰も悪者はいない立場が違えば正義は違うというテーマが作品根底にあります。