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クラシックで聴くジブリの名曲

クラシックで聴くジブリの名曲
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クラシックで聴くジブリの名曲

今や世界でも人気となっているスタジオジブリのアニメ作品。

その中で歌われている歌やBGMは、ジブリ音楽としてクラシックの世界でも演奏会が行われています。

今回はそのジブリの世界から、名曲たちをご紹介します。

おもひでぽろぽろ(1〜10)

愛は花、君はその種子平原綾香

「愛は花、君はその種子~The Rose~ (おもひでぽろぽろ 主題歌) / 都はるみ」 ~by Kinuyo~ 2015.6.21放送
愛は花、君はその種子平原綾香

「おもひでぽろぽろ」より。

1991年に発売された都はるみのシングルで同映画のエンディングテーマとして使用されました。

この楽曲は、1979年の映画「ローズ」の主題歌である「The Rose」の日本語カバー曲です。

世界や日本国内で多くのアーティストがカバーしており、映画のラストに流れるこの楽曲は、感動的なクライマックスを演出しています。

また、カップリング曲「好きになった人」も同映画のサウンドトラックで使用されました。

おもひでぽろぽろメインテーマ

『おもひでぽろぽろ』メイン•テーマ/Main Theme “Only Yesterday”/星勝/Piano
おもひでぽろぽろメインテーマ

「おもひでぽろぽろ」より。

予告編の音楽で使われ、主題歌、エンディングテーマと共に映画を彩りました。

静かに優しく奏でられるピアノが印象的な、心が凪いでゆくような楽曲です。

音楽を担当した星勝は作曲家・編曲家・ギタリスト・プロデューサーとして活動。

井上陽水のアルバム「断絶」が星勝のアレンジ、プロデュースデビュー作品です。

編曲では安全地帯の「ワインレッドの心」、ザ・ピーナッツの「情熱の砂漠」等いくつもの楽曲を手掛けています。

その他(1〜10)

炎のたからもの

2014/10/12 炎のたからもの 第21回 ファミリーコンサート 枚方ベアーズブラス
炎のたからもの

「ルパン三世カリオストロの城」より。

主題歌として使用されました。

作曲・編曲を務めた大野雄二は、ジャズピアニストとしても活動。

石川さゆり、加山雄三、SMAP等、多くのアーティストに楽曲を提供しています。

特徴的なスケールの大きい音楽は「ルパン三世」シリーズによく表れています。

歌はBOBBYが担当しました。

なんとも切ないメロディーと歌詞が心を震わせる楽曲です。

Arrietty`s Song

「借りぐらしのアリエッティ」より。

セシル・コルベルはフランスのシンガーソングライターでハープ奏者。

ハープを演奏しながら歌唱するアーティストです。

この楽曲では作詞・作曲も手掛けています。

「昔からジブリ映画の大ファンで、私の音楽はジブリ映画から影響を受けている」という内容の手紙と自身のCDをジブリに送ったのがきっかけとなり、同映画の主題歌を担当することになりました。

また、劇中の音楽も担当しており、ケルティッシュハープの音色が幻想的なサウンドになっています。

日本語で歌っているため、発音が時折不明瞭に聴こえますが、逆にそれが異世界観を増し、今までにない楽曲となっています。

彼女の澄んだ歌声と少し憂いが漂う曲調が同映画に見事にマッチしています。

さよならの夏

WSL-11-013 さよならの夏~コクリコ坂から~(吹奏楽セレクション)
さよならの夏

「コクリコ坂から」より。

1976年のドラマ「さよならの夏」の主題歌となった楽曲で、同映画では手嶌葵がカバーしたバージョンを使用しています。

森山良子は歌手、女優として活動しており、「さとうきび畑」では第44回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞しました。

美しくどこまでも伸びていく歌声と、圧倒的な歌唱力が際立つ楽曲です。

また、歌詞の出だしが同映画と絶妙にマッチしています。

いのちの記憶

WSL-13-038 いのちの記憶(吹奏楽セレクション)
いのちの記憶

「かぐや姫の物語」より。

二階堂和美はシンガーソングライター。

1999年にテニスコーツのさやとのユニット「にかさや」として初アルバム「にかたま」をリリースしました。

2011年のオリジナルアルバム「にじみ」がきっかけとなり、高畑勲監督の強い要望から主題歌を担当することとなりました。

澄んだ柔らかい歌声が際立つ、映画の世界に引き込まれるような美しい楽曲です。

埴生の宿

Home, sweet home (埴生の宿).wmv
埴生の宿

「火垂るの墓」より。

原曲はイギリスのヘンリー・ローリー・ビショップが作曲し、オペラ「ミラノの乙女」の中で歌われた「Home Sweet Home!」です。

日本語の訳詞は里美義のものがよく知られており、日本でも親しまれているイングランド民謡です。

鮫島有美子はソプラノ歌手・声楽家・宮廷歌手として活動しています。

埴(土=粘土)がむき出しの粗末な造りの家であっても、生まれ育った家はどんな殿堂よりもずっと楽しく、頼もしいという意味の歌詞になっています。

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