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【ジブリ】クラシックアレンジで聴くジブリの名曲。生の楽器で奏でられるジブリ音楽の魅力

クラシックとジブリの音楽。

一見かけ離れているように思えるこの組み合わせが、今、音楽ファンの間で密かなブームを呼んでいます。

ピアノやヴァイオリンなど、クラシック楽器で奏でられるジブリの名曲たちは、新たな魅力と深い感動を私たちに届けてくれます。

原曲の持つ温かみや優しさはそのままに、クラシックならではの荘厳さや繊細さが加わることで、まるで違う物語を聴いているような新鮮な体験ができるんです。

あなたもよく知っているあの名曲が、クラシックアレンジによってどのように生まれ変わるのか、ぜひ体感してみてください。

【ジブリ】クラシックアレンジで聴くジブリの名曲。生の楽器で奏でられるジブリ音楽の魅力(21〜30)

いのちの記憶二階堂和美

WSL-13-038 いのちの記憶(吹奏楽セレクション)
いのちの記憶二階堂和美

「かぐや姫の物語」より。

二階堂和美はシンガーソングライター。

1999年にテニスコーツのさやとのユニット「にかさや」として初アルバム「にかたま」をリリースしました。

2011年のオリジナルアルバム「にじみ」がきっかけとなり、高畑勲監督の強い要望から主題歌を担当することとなりました。

澄んだ柔らかい歌声が際立つ、映画の世界に引き込まれるような美しい楽曲です。

時の唄新居昭乃・保刈久明

終わりと始まり~時の歌 ピアノ スタジオジブリ 『ゲド戦記』 より (美しく響くピアノソロVer.)
時の唄新居昭乃・保刈久明

「ゲド戦記」より。

手嶌葵は歌手として活動し、同じくジブリ映画の「コクリコ坂から」の「さよならの夏」の歌唱も担当しています。

ドラマ主題歌やCMソング等、タイアップ曲も多くあります。

唯一無二の歌声は“ウィスパーボイス”とも呼ばれており、神秘的で透き通る、そしてささやくような歌声に魅了されます。

一気に映画の世界へ連れていってくれるような楽曲です。

【ジブリ】クラシックアレンジで聴くジブリの名曲。生の楽器で奏でられるジブリ音楽の魅力(31〜40)

テルーの唄谷山浩子

「ゲド戦記」より テルーの唄 フェリーチェ音楽院
テルーの唄谷山浩子

「ゲド戦記」より。

原曲である手嶌葵のものが挿入歌として使用されました。

自身のデビューシングルであり、大ヒットを記録しました。

作曲も手掛けた谷山浩子はシンガーソングライター。

自分で作った楽曲をレコード会社に持ち込んだことがきっかけとなり、デビューしました。

また、歌詞は、萩原朔太郎の詩「こころ」がもとになっており、主人公の孤独や寂しさとリンクした内容になっています。

映画の世界観とぴったりマッチした映画の代名詞とも言える楽曲です。

Arrietty`s SongSimon Caby

영화 마루 밑 아리에티(The Secret World of Arrietty) – Arrietty’s Songㅣ 재패니메이션 OST 콘서트
Arrietty`s SongSimon Caby

「借りぐらしのアリエッティ」より。

セシル・コルベルはフランスのシンガーソングライターでハープ奏者。

ハープを演奏しながら歌唱するアーティストです。

この楽曲では作詞・作曲も手掛けています。

「昔からジブリ映画の大ファンで、私の音楽はジブリ映画から影響を受けている」という内容の手紙と自らのCDをジブリに送ったのがきっかけとなり、同映画の主題歌を担当することになりました。

また、劇中の音楽も担当しており、ケルティッシュハープの音色が幻想的なサウンドになっています。

日本語で歌っているため、発音が時折不明瞭に聴こえますが、逆にそれが異世界観を増し、今までにない楽曲となっています。

セシルさんの澄んだ歌声と少し憂いが漂う曲調が同映画に見事にマッチしています。

世界の約束久石譲

Howl’s Moving Castle – Promise of the World (piano cover)
世界の約束久石譲

「ハウルの動く城」より。

ヒロインの声優も務めた倍賞千恵子の楽曲で、主題歌として使用されました。

元々は作曲者の木村弓が自身のアルバム用に制作し、谷川俊太郎に作詞を依頼して作られた楽曲でしたが、監督の宮崎駿により、同映画の主題歌に選ばれました。

編曲は久石譲です。

未来に希望を抱いて、という作詞者の思いがこもった歌詞になっており、柔らかい歌声に包み込まれるような楽曲です。

オープニング・エンディングで使用された「人生のメリーゴーランド」も倍賞千恵子の楽曲となっています。

人生のメリーゴーランド久石譲

Joe Hisaishi – Merry-Go-Round of Life (from “Howl’s Moving Castle”)
人生のメリーゴーランド久石譲

「ハウルの動く城」より。

この楽曲を手掛けた久石譲は、主人公の18歳から90歳になるまでの微妙な感情の変化・感情の浮き沈みをメリーゴーランド(ワルツの形式)で表現したと語っています。

久石譲は作曲家、編曲家、指揮者、ピアニストとして多方面で活動。

映画音楽を中心に手掛け、ジブリ作品では「風の谷のナウシカ」から「かぐや姫の物語」まで全ての映画の音楽を手掛けています。

優雅なワルツのメロディーが神秘的な世界を作り出しています。

ピアノソロが始まった瞬間から異空間の雰囲気が漂う、まさにジブリ、といった楽曲です。

さよならの夏~コクリコ坂から~坂田晃一

さよならの夏~コクリコ坂から~ 「コクリコ坂から」より
さよならの夏~コクリコ坂から~坂田晃一

「コクリコ坂から」より。

1976年のドラマ「さよならの夏」の主題歌となった楽曲で、同映画では手嶌葵がカバーしたバージョンを使用しています。

森山良子は歌手、女優として活動しており、「さとうきび畑」では第44回日本レコード大賞の最優秀歌唱賞を受賞しました。

美しくどこまでも伸びていく歌声と、圧倒的な歌唱力が際立つ楽曲です。

また、歌詞の出だしが同映画と絶妙にマッチしています。