生涯をかけて差別構造と戦った政治家、ネルソン・マンデラの名言
南アフリカにおいて全人種による普通選挙の結果、大統領に就任したことが世界中で話題となった政治家、ネルソン・マンデラ氏。
反アパルトヘイト運動の活動家として終身刑の判決を受けながらも、その生涯を通じて差別と闘い、ノーベル平和賞を受賞した偉人として知られていますよね。
今回は、そんなネルソン・マンデラさんの名言をご紹介します。
その生き様や信念を感じさせる金言の数々は、きっと人生のヒントが隠されていますよ!
生涯をかけて差別構造と戦った政治家、ネルソン・マンデラの名言(6〜10)
人生における最大の栄光は、決して転ばないことにあるのではない。何度転んでも起き上がることにあるのだネルソン・マンデラ

27年間にもおよぶ投獄生活を送りながらも、アパルトヘイトの主要勢力アフリカーナーと対話するために、彼らの言語やラグビーの知識を身につけたというマンデラさん。
どんな困難な壁にぶつかっても、その先にある光をつかむために努力を惜しまなかった彼の言葉だからこそ、胸を打つものがありますよね。
「人生は何度転んでも、起き上がればいいのだ」という力強いメッセージは、夢に向かってがんばっている人たちに明るい希望を与えてくれそうですね。
大きな山を登りきると人は、さらに登るべき高い山があることに気づくことができる。ネルソン・マンデラ

大きなことを成し遂げた人は、さらにやらなければならないことがもっとあることに気付くという重みのある言葉です。
何もしない人は知ることすらできません。
けれども、登らなければ見られない景色を眺めた人は、物事を俯瞰して、さらに次に進むべき道を発見できます。
そして、また次のステップへ進み、どんどん成長していけるのではないでしょうか。
成長することは喜びにあふれています。
自分が知らなかった世界への扉を開け、前に進むことの大切さを感じさせてくれる、前向きな名言です。
成功に必要なのは、どこから始めるかではなく、いかに高い目標を定めることにある。ネルソン・マンデラ

成功をめざすときに、現時点で自分はそこに近いか遠いかは関係ありません。
いくら目標が高いところにあっても、そのゴールに向けて進むことが大切なので、決してそのゴール設定を妥協するなという強いメッセージを感じますよね。
マンデラさんにとっても、当時の南アフリカで人種差別廃止ということは壮大な夢だったのかもしれません。
けれども絶対的な到達点にそれを見据えることで、彼は不屈の精神で前に進めたのではないでしょうか。
怖気づく気持ちをぐいっと引き上げてくれるような、力強さと希望を感じさせる名言ですね。
教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である。ネルソン・マンデラ

日々の生活の中では、当たり前だと思っていることや、疑問を抱かずにこなしている習慣もあるかと思います。
そんな常識のような思い込みを打ち破るには教育が必要で、それこそが世界を変えるための武器にもなるのだと語った言葉です。
自分の身の回りだけでなく、広い世界を知れば、新しい価値観にもであえて、そのうえで進んでいくことが世界を変えることにつながるかもしれないのだと伝えています。
また教育の方向によっては価値観をゆがめることにもなるという、教育の大切さと危険性を合わせて表現したような内容ですね。
私は決して負けない。勝つか、学ぶかのどちらかだ。ネルソン・マンデラ

挑戦の中で体験する失敗はマイナスのイメージも強く、負けたと感じて心が折れてしまう人もいるかもしれませんね。
そんな失敗にどのように向き合うべきか、そこから立ち上がって進むための気持ちの方向性を語ったような言葉です。
失敗から学びを得ることが大切で、それを次のステップのためにつかえたのなら、負けとは言えないのだと表現しています。
勝利を手にするまであきらめないこと、道のりのすべてを力にすることの大切さを教えてくれる言葉ですね。