苦しむ人々のために生涯をささげた聖人、マザー・テレサの名言
修道女として訪れた地域の貧困や病に苦しむ人々の姿を目の当たりにして以降、人道援助の活動家としての道を選んだマザー・テレサさん。
その活動は世界中から共感を集め、テンプルトン賞、ノーベル平和賞、バーラト・ラトナ賞といった数々の賞を受けました。
今回は、そんな聖人とも呼ばれたマザー・テレサさんが遺した名言の数々をご紹介します。
世界平和に通じるようなグローバルな言葉から目の前の大切な存在を思い出させてくれる言葉までありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
もくじ
- 苦しむ人々のために生涯をささげた聖人、マザー・テレサの名言
- 愛されることより愛することを。理解されることより理解することを。マザー・テレサ
- この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。マザー・テレサ
- 世界平和のためにできることですか?家に帰って家族を愛してあげてください。マザー・テレサ
- あなたは、あなたであればいい。マザー・テレサ
- いかにいい仕事をしたかよりもどれだけ心を込めたかです。マザー・テレサ
- 導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです。マザー・テレサ
- 平和は微笑みから始まります。マザー・テレサ
- 暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい。マザー・テレサ
- 神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。マザー・テレサ
- 私たちは、大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです。マザー・テレサ
- もし平和が得られていないなら、それは私たちが仲間だということを忘れているからです。マザー・テレサ
- 些細なことに真心を尽くしなさい。あなたの強さは些細なことの中にあるのですから。マザー・テレサ
- 人を批評していると、人を愛する時間がなくなります。マザー・テレサ
- 喜びとは、魂を捕まえられる愛の網なのです。マザー・テレサ
- 短くて口に出しやすい言葉でも、心のこもった言葉はある。そんな言葉はいつまでも心の中に輝き続ける。マザー・テレサ
苦しむ人々のために生涯をささげた聖人、マザー・テレサの名言
愛されることより愛することを。理解されることより理解することを。マザー・テレサ

人との関わりを持ちながら過ごしていく日々の中では、自分のことを知ってほしいという気持ちも高まっていきますよね。
そんな自分の理解を求めることよりも、相手を理解して愛そうという気持ちを持つことが本当は大切なのだとあたりあえている言葉です。
相手がどのような考えを大切にすれば、自分をおしつけずに相手を尊重することにもつながる、それをお互いに持つことで平和な関係が作られるのだと伝えています。
自分が中心の行動になっているときにほど思い出したい、寄りそうことの大切さを思い出させてくれる名言ですね。
この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。マザー・テレサ

飢餓は世界中のさまざまな国が抱えている大きな問題で、平和を妨げている原因とも考えられますよね。
そんな飢餓は食べ物に関するものだけでなく、人にとっては最も重要な愛という部分でも発生しているのだと語りかける言葉です。
世界に愛や感謝が足りていなければ平和がおとずれることもなく、誰かに分け与えようとする心の不足が食料の飢餓にもつながるかもしれないと考えさせられますよね。
まずは愛や感謝の気持ちを深く持つことが、平和を目指していくためには大切なのかもしれません。
世界平和のためにできることですか?家に帰って家族を愛してあげてください。マザー・テレサ

世界平和は実現が難しい大きな目標というイメージが強く、どのように実現すればいいのかという方法も想像が難しいかと思います。
そんな世界の平和に向けて、それぞれが何をするべきなのかということを語りかけている、やさしくも力強い言葉です。
まずは家族を愛することが世界の平和への第一歩で、そのような身近なことからはじめて、そこから平和を広げていくのだと伝えています。
大きな目標に向かうだけでなく、まずは周りに目を向けることが大切なのだと思わせてくれますよね。
あなたは、あなたであればいい。マザー・テレサ

気持ちが落ち込んでいるときには、自分とは何か、何のために生きているのかという部分を考え込んでしまうものですよね。
そんな答えを出すことが難しい、自分の存在意義や価値という重い考え方を、少しだけ軽くしてくれるような言葉です。
とにかく自分が自分でいるということがまずは大切で、自分らしさを失わずに生きてほしいのだと伝えています。
自分のことを大切にすることが、人を大切にするのにもつながるのだとも思わせてくれますね。
いかにいい仕事をしたかよりもどれだけ心を込めたかです。マザー・テレサ

誰もがどのような成果を出すのかという部分にこだわってしまうことで、そこに意識が向きすぎると過程への意識が薄れてしまいますよね。
そんな徐々に考えることが減っていってしまう過程こそが、物事に向き合う際の大切なことなのだと伝えている言葉です。
真剣に心をこめて取り組むことが何よりも重要で、成果を出したことよりも心が込められたかどうかをしっかりと振り返ってほしいと語りかけています。
何事にも真剣に取り組むことが、結果への満足感にもつながっているのかもしれませんね。
導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです。マザー・テレサ

日々を過ごしていうなかで、誰かに頼ってしまうという気持ちは、誰もが心の中に持っている感情かと思います。
そんな人に頼って導いてもらう立場を続けるのではなく、自分が導く存在になることが大切なのだと語りかけている言葉です。
自分が目指すもの、それに向かっていく強い意志を持つことが大切だと伝えるような言葉で、その意思を持って進もうとする行動が大きな成果にもつながるかもしれないと思わせてくれますね。
待つのではなく、行動に移さなければ状況は変わらないのだということも教えてくれるような内容ですね。