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【エステンのピアノ曲】発表会の人気曲から隠れた名作まで一挙紹介!

1813年にドイツのベルリンで生まれ、ピアノ教師兼作曲家として活躍したテオドール・エステン。

「お風呂が沸きました」の音楽としておなじみの『人形の夢と目覚め』の作曲者、と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね!

エステンは、数多くのピアノ曲や声楽曲を遺したことでも知られ、彼が手掛けた親しみやすい曲調のピアノ小品は、発表会曲や練習曲として今なお親しまれています。

本記事ではそんなエステンの作品のなかから、演奏される機会の多い人気曲をピックアップ!

作品の特徴や作曲の背景とともにご紹介していきます。

【エステンのピアノ曲】発表会の人気曲から隠れた名作まで一挙紹介!(11〜20)

花の洞穴にて、旋律的小品 Op.225Theodor Oesten

19世紀ドイツの作曲家テオドール・エステンは、主にサロンでの演奏を念頭に多くの作品を遺しました。

その一つが『花の洞穴にて、旋律的小品 Op.225』。

タイトルが示す通り、自然の美しい情景をロマンティックに描いたメロディアスな小品です。

幻想的な雰囲気と秘境を探索するようなワクワク感を、ピアノの音色で見事に表現しています。

サロン文化を背景に生まれたこの曲は、発表当時から人気を博し、技術的にもそれほど難しくないことから幅広い層のピアニストに親しまれてきました。

自然の美しさに心を寄せ、ロマンに思いをはせたい人にオススメの1曲です。

おわりに

メルヘンチックでかわいらしい曲や、懐かしさをおぼえる曲など、エステンの作品はどれも親しみやすいものばかり!

「どこかで聴いたことはあるけれど、弾いたことは……」という方は、ぜひ演奏にもチャレンジしてみてくださいね!