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【エステンのピアノ曲】発表会の人気曲から隠れた名作まで一挙紹介!

1813年にドイツのベルリンで生まれ、ピアノ教師兼作曲家として活躍したテオドール・エステン。

「お風呂が沸きました」の音楽としておなじみの『人形の夢と目覚め』の作曲者、と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね!

エステンは、数多くのピアノ曲や声楽曲を遺したことでも知られ、彼が手掛けた親しみやすい曲調のピアノ小品は、発表会曲や練習曲として今なお親しまれています。

本記事ではそんなエステンの作品のなかから、演奏される機会の多い人気曲をピックアップ!

作品の特徴や作曲の背景とともにご紹介していきます。

【エステンのピアノ曲】発表会の人気曲から隠れた名作まで一挙紹介!(11〜20)

3つの旋律の美しい小品 Op.48Theodor Oesten

Theodor Oesten: Pensez à moi (Morceau Mélodie), Op.48 No.14
3つの旋律の美しい小品 Op.48Theodor Oesten

ドイツの作曲家、音楽家、音楽教師として活躍したテオドール・エステン。

幼少期から音楽に親しみ、ベルリンで作曲を学んだ彼は、親しみやすいメロディと演奏しやすい構造のピアノ作品で知られています。

『3つの旋律の美しい小品 Op.48』は、そんなエステンの魅力が詰まった三部構成の器楽曲。

歌詞はありませんが、各楽章が異なる感情や雰囲気を持ち、豊かな音楽体験を提供します。

優雅でロマンティックな曲調は、当時のサロン文化を彩り、現在でもピアノ愛好家に親しまれています。

本作を通して、エステンがメロディと感情を織り交ぜて紡ぐ音楽の世界を、ぜひ堪能してみてください。

おわりに

メルヘンチックでかわいらしい曲や、懐かしさをおぼえる曲など、エステンの作品はどれも親しみやすいものばかり!

「どこかで聴いたことはあるけれど、弾いたことは……」という方は、ぜひ演奏にもチャレンジしてみてくださいね!