【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選
心身とともにグンと大人に近づき、自分の好みをはっきり自覚できるようになる小学校高学年の子供たち。
ピアノ発表会の曲を選ぶ際も、気に入った曲に熱心に取り組み本番で成果を発揮できるよう、好みに合った作品を選んであげたいものです。
そこで本記事では、ピアノ発表会にピッタリの華やかなクラシック作品の中から、特に小学校高学年の子供たちにオススメしたい曲をピックアップしてご紹介します。
発表会曲の選曲や、これから取り組む作品の参考にしていただければ幸いです。
【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(1〜10)
ゴリウォーグのケークウォークNEW!Claude Debussy

アメリカ南部の黒人文化に由来する軽快なダンス、ケークウォークのリズムを取り入れた『ゴリウォーグのケークウォーク』。
1908年に出版されたピアノ独奏組曲『子供の領分』の終曲であり、発表会でもたびたび演奏される人気作品です。
跳ねるようなスタッカートやユーモアあふれるアクセントがちりばめられ、ワクワク感に満ちた1曲。
中間部にはワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』の旋律が滑稽に引用されるなど、知的な遊び心も感じられます。
人形のぎこちない踊りや皮肉めいた場面を表すBGMとしても広く使われてきました。
弾むリズムを大切にしつつ、強弱の変化をしっかりつけられる方にピッタリですよ。
軍隊行進曲NEW!Franz Schubert

明快な拍節と親しみやすいメロディーが心を弾ませる、フランツ・シューベルトが手掛けた有名な行進曲です!
1826年8月当時に出版されたこの楽曲は、本来1台のピアノを2人で演奏する連弾曲として作られました。
ウォルト・ディズニーの短編アニメーション『Santa’s Workshop』や1936年公開の『Thru the Mirror』などの映像作品で使用されたことでも知られています。
はつらつとしたリズム感や、主部と中間部の鮮やかな対比が魅力です。
アンサンブルの楽しさを味わいながら、息を合わせて華やかな響きを作り上げたい高学年のこどもたちにぴったりの本作。
お友達や先生と一緒に、楽しく表現豊かなステージを作り上げてみませんか?
蝶々NEW!Henri Van Gael

ひらひらと舞うような軽やかな旋律が耳をひく『蝶々』。
アンリ・ヴァン・ガエルのピアノ小品として、日本の発表会でも長く親しまれてきた作品です。
実はこの曲、もともとは『Les Papillons』という曲集の第1曲であり、原題を『Une fête à Tarente(タラントの祝祭)』といいます。
ただかわいらしいだけでなく、南イタリアの舞曲タランテラを思わせる、活気に満ちたリズムが特徴です。
短いなかにも表情の移り変わりがあり、表現力を磨きたい高学年のお子さんにおすすめ!
軽快なタッチで、華やかに弾きこなしてみましょう。
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第22番「舟歌」NEW!Johann Burgmüller

ピアノ教則本として広く親しまれている『25のやさしい練習曲 作品100』のなかでも、豊かな表現力を育む一曲として知られるのが第22曲にあたる本作です。
1851年12月にフランス・パリの出版社から刊行された作品集に収められており、イタリアのゴンドラ漕ぎの歌に由来する穏やかなリズムと、水面を漂うような美しい伴奏が特徴です。
ゆったりとした揺らぎのうえで旋律をなめらかに歌わせる必要があるため、技術だけでなく音楽的な深みを学びたい高学年のお子さまの発表会にぴったりな一曲です。
劇付随音楽『アテネの廃墟』より「トルコ行進曲」NEW!Ludwig van Beethoven

遠くから兵隊が足並みをそろえて近づいてくる様子が目に浮かぶ、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが手がけた異国情緒あふれる行進曲。
1812年2月にハンガリーの劇場開場記念という公的な行事のために作られた戯曲『アテネの廃墟』の付随音楽として作られた本作。
明るく軽快なリズムの中に力強さも感じられる、華やかで堂々としたメロディが印象的な作品です。
弱音から始まり次第に力強く盛り上がっていくドラマチックな展開は、表現力がぐんと豊かになる小学校高学年のこどもたちにピッタリの1曲!
左手で一定のテンポをしっかりキープしながら、右手は音が転ばないように正確に弾いて、りりしさを表現できるといいですね。
こどもの音楽 Op.65-4「タランテラ」NEW!Sergei Prokofiev

ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフが手がけたピアノ小品集『こどもの音楽 Op.65』。
その第4曲となる『タランテラ』は、イタリア南部の急速な舞曲を題材にした躍動感あふれる1曲です。
1935年当時に作曲された楽曲で、今も根強い人気があります。
少し皮肉っぽい和声と鋭いリズムが組み合わさり、ただの舞曲にとどまらない独特の緊張感を楽しめるのが大きな魅力!
軽快な反復や跳ねるようなリズムの中で、両手がまるで回転するようなダイナミックな動きを求められます。
リズム感やタッチのコントロールをしっかり学びたい高学年のお子さまにぜひおすすめしたい作品です。
テンポに流されず、クリアな音の粒を意識しながら練習してみてくださいね。
人形の夢と目覚めNEW!Theodor Oesten

ピアノ発表会でおなじみのテオドール・エステン作曲の『人形の夢と目覚め』は、1885年ごろに出版された子ども向けの小品集の第4曲にあたります。
本作は、お人形が眠りにつき、夢を見て、目を覚まして元気に踊りだすまでの物語をピアノで描いた、とてもかわいらしい作品です!
曲の場面ごとに雰囲気が変わるため、お子さまでもイメージをつかみやすく、表現力を身につけるのにぴったり。
自分の好みがはっきりしてくる小学校高学年のお子さまが、想像をふくらませながら楽しく取り組める一曲です。
豊かな表情で、お人形の世界をすてきに奏でてみてくださいね!




