【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選
心身とともにグンと大人に近づき、自分の好みをはっきり自覚できるようになる小学校高学年の子供たち。
ピアノ発表会の曲を選ぶ際も、気に入った曲に熱心に取り組み本番で成果を発揮できるよう、好みに合った作品を選んであげたいものです。
そこで本記事では、ピアノ発表会にピッタリの華やかなクラシック作品の中から、特に小学校高学年の子供たちにオススメしたい曲をピックアップしてご紹介します。
発表会曲の選曲や、これから取り組む作品の参考にしていただければ幸いです。
- 【ピアノ発表会】小学生・中学年におすすめのクラシック曲を厳選
- 【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
- 【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!
- 【ピアノ名曲】難しそうで意外と簡単!?発表会にもオススメの作品を厳選
- 【ピアノ発表会】男の子におすすめ!かっこいい&聴き映えする人気曲を厳選
- 【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
- 【ピアノ発表会向け】簡単なのにかっこいいクラシック作品
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【小学生】世代別人気曲ランキング【2025】
- 【ピアノ発表会】中学生におすすめ!クラシックの名曲を一挙紹介
- 【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選
- 【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
【ピアノ発表会】小学生・高学年にオススメのクラシック曲を厳選(41〜60)
ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi

優美で華やかなアルペジオで始まるこの楽曲は、古典派の気品と活気に満ちています。
滑らかに紡がれる右手のメロディーと、左手の優雅な伴奏が織りなす美しい旋律は、春の訪れを思わせるような明るさと希望に満ちています。
本作は『グラドゥス・アド・パルナッスム』の作者として知られるムツィオ・クレメンティが1797年に発表したアルバム『ソナチネ集 Op.36』に収録されています。
力強いフレーズと繊細な表現が見事に調和し、ピアノコンクールや発表会でも人気の高い曲となっています。
表情が豊かな4つのセクションを通じて、さまざなな感情を表現できることから、演奏技術を磨きながら音楽性も高めたい方におすすめの1曲です。
ピアノソナタ第11番 イ長調 K. 331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ピアノ発表会の演目にふさわしい、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの明るく華やかな名曲『トルコ行進曲』。
当時ウィーンで人気を博していたトルコの軍楽のリズムを取り入れたこの曲は、元気あふれる印象的なメロディと打楽器のようなリズムを刻む左手の伴奏が特徴的です。
発表会曲の定番ではありますが、実はこの『トルコ行進曲』、アレグロのなかでの連符やオクターブの連続など、高度なテクニックを要する部分がとても多いんです!
想像以上に集中して練習する必要がありますので、ぜひ発表会に向けて取り組んでみてください。
日々の練習で得た成果を存分に発揮し、聴く人を虜にするパフォーマンスを目指しましょう!
ポロネーズ 第11番 ト短調(遺作)Frederic Chopin

フレデリック・ショパンがわずか7歳で作曲した『ポロネーズ第11番 ト短調(遺作)』は、ショパンの才能の片りんが垣間見える作品です。
親しみやすい旋律と、短いながらもピアノ表現の豊かさを感じさせる構成はまさに圧巻。
テクニック的に難儀な部分は少なく、丁寧なタッチで音の粒をそろえて弾くことで引き込まれる演奏に仕上がるため、ピアノ歴の浅いお子さんでも挑戦しやすい作品といえます。
「今の自分よりうんと幼い頃にこんな曲を作ってしまったショパンって、やっぱり天才!」子供たちもそう思わずにはいられないことでしょう。
三つの星Villa-Lobos

ヴィラ・ロボスのピアノ曲『三つの星』は、南米ブラジルの心を映す独特な旋律が魅力的な作品です。
3つの小品で構成されたこの曲は、それぞれ独自の色彩をたたえており、聴き手を異国の香りただよう幻想的な世界へと誘います。
縦横無尽に絡み合うラテンのリズムは、多くの子供たちにとって初めての経験となるはず。
子供たち自身も、自分の感性を探りながら演奏に挑めることでしょう。
好みがわかれやすい曲調なので、「この曲ね!」と押し付けず、候補曲の一つとして演奏者本人に提案してみましょう。
トッカティーナDimitri Kabalevsky

軽快でリズミカルな演奏を楽しめる一曲です。
イ短調で書かれた本作は、左手で魅力的なメロディーを奏で、右手が軽やかな伴奏を担当します。
さらに右手による三和音の最上部の音が、左手のメロディーを追いかけるように配置された仕掛けも見事。
あたかも小さな嵐のように展開していく楽曲の中で、緊張と緩和のバランスが絶妙に表現されています。
1938年に作られたアルバム『30の子供の小品 Op.27』に収録された本作は、音楽教育の教材として広く親しまれています。
ピアノを学び始めて間もない方に、技術と表現力の両面を養える作品としてぴったりです。
発表会での演奏にも最適で、聴衆に強い印象を残すことができることでしょう。
トルコ風ロンドJohann Burgmüller

イ短調からイ長調への転調を伴う華やかでリズミカルな曲調が特徴的な本作は、軽快なスタッカートと流れるような16分音符のフレーズが印象的です。
異国情緒があふれる旋律とリズムに、アウフタクトを意識した自然な流れと躍動感が加わり、聴衆を魅了します。
アレグレットのテンポ指定で、全体的に生き生きとした表現が求められ、スタッカートとレガートの対比を明確にすることでキャラクターがより際立ちます。
滑らかな演奏技術と表現力を磨きたい方におすすめの一曲です。
リズム感や指の独立性を養いながら、多彩な音楽スタイルへの理解も深められます。
発表会やコンクールでも人気があり、技術と表現力をアピールできる絶好の機会となるでしょう。