【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選
小学生までは発表会の選曲にそれほどこだわりがなかった子でも、中学生になった途端に「これが弾いてみたい!」と華やかな作品に憧れるもの。
これまでの発表会で聴いた中高生や大人の方の演奏が印象的で、「いつか自分もこんな聴き映えする作品を演奏するんだ」と意気込んでいる生徒さんもいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、中学生がピアノ発表会で披露するのに最適な聴き映えする作品をご紹介します。
中学生になると心も体も成長し、曲の好みも小学生の頃とは変わっているかもしれません。
そんな子供たちにピッタリの曲を一緒に選んで、ピアノに向かうモチベーションをさらに高めてあげましょう!
【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選(1〜10)
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

クラシック音楽のなかでも高い知名度を誇る名曲、フレデリック・ショパンの夜想曲です。
1832年または1833年に出版されたとされる本作は、右手のなめらかで美しい旋律と、左手の幅広い分散和音の伴奏が特徴です。
映画『バッドサンタ』など数多くの映像作品やCMでも使用されており、どこかで耳にしたことがある方も多いはず。
少し背伸びをして華やかな曲に挑戦したい中学生にぴったりで、ペダリングや装飾音の表現を工夫することで、発表会でも圧倒的な聴き映えが期待できます。
前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rakhmaninov

1901年にセルゲイ・ラフマニノフが作曲した『前奏曲 ト短調 Op.23-5』は、ロシアの美しい風土を彩るような重厚で情熱的なメロディが特徴的な作品です。
歯ぎれのよいリズムやオクターブ以上の音を着実につかむことが求められる和音の連続、オクターブの連打など、高度なテクニックを要するフレーズがたびたび現れますが、中間部ではラフマニノフのロマンチックな旋律を楽しめ、曲全体に演奏者と聴衆の両方を引き込む多くの魅力的な要素がちりばめられています。
中学生のピアニストがこの曲に挑戦することで、テクニックと表現力ともに大きな成長を期待できるでしょう。
2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

流れるような分散和音が、まるで水面のきらめきを思わせる美しいピアノ小品。
1891年11月に出版されたクロード・ドビュッシーの初期作品で、アメリカの天文番組や日本映画など、さまざまな映像作品でも使用されてきました。
この楽曲の題名には、イスラム美術の曲線的な装飾文様という意味があり、旋律と伴奏が自然に溶け合う優雅な響きが特徴です。
機能和声にとらわれない豊かな色彩感と、ゆらめく光のような世界観は、少し背伸びをして洗練された華やかな表現に挑戦したい生徒さんにぴったり。
音の粒をきれいにそろえ、ペダルの余韻や呼吸を感じながら演奏することで、本作の持つ透明感がさらに引き立ちますよ。
無言歌集 第5巻 Op.62-6 「春の歌」Felix Mendelssohn

明るく軽やかなメロディーと、流れるような分散和音の伴奏がとても魅力的な本作。
フェリックス・メンデルスゾーンが手がけた名盤『無言歌集』の第5巻を締めくくる一曲で、1844年当時に公開された歴史ある作品ですね。
公式なタイアップこそありませんが、春の柔らかな光や芽吹きを感じさせる優美な曲調から、映像作品や式典のBGMなどに広く活用されてきました。
右手の旋律は声で歌うようにきわめて自然で、左手の伴奏が全体にきらめきと揺らぎを与えてくれるのが大きな特徴といえるでしょう。
華やかでありながらも品のある音楽性は、これまでの自分から一歩進んで、より人をひきつけるような表現力を身につけたい生徒にぴったりです。
ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの名曲といえば、1834年6月に出版されたこちらの作品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
本作はウィーン風の実用的な舞踊音楽ではなく、華やかなサロンでの演奏会用小品として洗練されているのが特徴です。
明るく開放的な変ホ長調の響きと、軽快なリズムが織りなす旋律は、バレエ『レ・シルフィード』にも用いられるなど、舞台や映像を彩ってきました。
速いパッセージや装飾音を弾きこなすテクニックと、歌うような優雅な表現力の両方が求められるため、ピアノに真剣に向き合い、人を惹きつける華麗な演奏に挑戦したい方にぴったりな一曲です。



