【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選
小学生までは発表会の選曲にそれほどこだわりがなかった子でも、中学生になった途端に「これが弾いてみたい!」と華やかな作品に憧れるもの。
これまでの発表会で聴いた中高生や大人の方の演奏が印象的で、「いつか自分もこんな聴き映えする作品を演奏するんだ」と意気込んでいる生徒さんもいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、中学生がピアノ発表会で披露するのに最適な聴き映えする作品をご紹介します。
中学生になると心も体も成長し、曲の好みも小学生の頃とは変わっているかもしれません。
そんな子供たちにピッタリの曲を一緒に選んで、ピアノに向かうモチベーションをさらに高めてあげましょう!
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【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選(31〜40)
ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第2番「狩り」Johann Burgmüller

軽やかな流れるような旋律と、「4分の2拍子」のリズミカルな伴奏が美しく調和した作品です。
本作では、イスラム美術の装飾模様をモチーフにした優雅な音の模様が織りなされており、躍動感のある行進曲風の曲調と相まって華やかな雰囲気を演出しています。
右手の16分音符による流麗な旋律と左手のスタッカートによる和音の組み合わせは、まるで光り輝く宝石のような輝きを放っています。
1851年にパリで出版されたこの曲は、やさしい技巧でありながら聴き映えのする魅力的な作品として長年愛され続けています。
皆様も、この華やかで優美な音の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
おどりとうたと中田喜直

軽やかな5/8拍子のスタッカートとシンコペーションで始まるピアノ独奏曲です。
リズミカルな舞踊的要素と優美な歌唱メロディが交互に登場し、夏の夜の高揚感と静謐な余韻が見事に表現されています。
1993年に神戸山手女子短期大学の講師を務めた作曲者の円熟期の作品であり、アルバム『こどものゆめ』に収録された全24曲の中でも人気の高い1曲です。
和風の要素を取り入れながらも普遍的な魅力を持ち、発表会のレパートリーとして評価を得ています。
メロディーとハーモニーの美しさを堪能しつつ、技術的にも表現力も磨けるため、ピアノ演奏を楽しみながらステップアップを目指す方におすすめです。
エチュード「30の子供の小品 Op.27」第3番Dmitri Kabalevsky

シンプルながらも魅惑的な旋律とダイナミックなリズムが織り成す小品は、1937年から1938年にかけて子供たちのために作曲された名曲『30の子供の小品 Op.27』の一曲です。
エネルギッシュな右手のメロディと力強い左手の和音が織り成す響きは、まるで心躍るようなダンスを思わせます。
本作は技巧的なエッセンスも含みながら、表情に豊かな響きを持つピアノ小品です。
保守的でありながらも革新的な和音の進行は、短い演奏時間の中で聴く人の心を鷲掴みにします。
発表会やコンクールでの演奏に最適な一曲で、ロシア民謡の要素を取り入れた親しみやすい旋律は、聴衆の心に深く響くことでしょう。
ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ作品の中でも、特に有名なこの一曲。
「クラシックは詳しくないけど、このメロディは知っている!」という方も多いのではないでしょうか。
1788年6月に、ピアノの学習者のためにという意図を込めて作られた本作は、明るく軽やかな雰囲気が魅力的です。
ただ、親しみやすさとは裏腹に、美しく弾きこなすのは決して簡単ではありません。
左手の伴奏とのバランスを取りながら、右手のメロディの音の粒をきれいにそろえるなど、大切な技術が数多く詰まっています。
有名な曲を発表会で披露することは大きな自信になるはず!
弾きこなせた時の達成感は格別ですよ。
幻想曲 ニ短調 K. 397Wolfgang Amadeus Mozart

哀愁に満ちた旋律が印象的な、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの名作『幻想曲 ニ短調 K. 397』。
発表会でも頻繁に演奏されるため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
モーツァルトの作品としては悲劇的な旋律が特徴で、高い表現力が求められます。
分散和音による即興的な序奏が特徴で、そこに難しさを感じる方も多いかもしれません。
中級者が取り組む作品としてはやや難易度が高い楽曲ですが、後半では明るく気持ちの良い演奏が展開されるので、そこで一気にフラストレーションを開放することを目標に練習してみてください。
【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選(41〜50)
仮面舞踏会「ワルツ」Aram Khachaturian

華やかでありながら哀愁を帯びた3拍子のワルツは、映画『戦争と平和』の舞踏会シーンで使用され、情景を見事に彩りました。
力強い冒頭から始まり、中間部では抒情的な旋律が織り込まれ、まるで優雅に踊る男女の姿が目に浮かぶようです。
本作は2010年バンクーバー冬季オリンピックで浅田真央選手が銀メダルを獲得した演技でも使用され、聴衆の心を魅了しました。
力強さと繊細さを兼ね備えた本作は、小学校高学年の発表会で演奏するにふさわしい一曲です。
技術面での習熟度が高まるこの時期だからこそ、表現力が豊かな演奏にチャレンジできるでしょう。
タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski

目が覚めるほど華やかでエネルギッシュなピアノ曲、それがモリッツ・モシュコフスキーの人気小品です。
イタリア南部のダンス音楽からインスピレーションを得た本作は、6/8拍子の躍動的なリズムと流麗なメロディーが絶妙に調和しています。
右手と左手が交互に奏でるスケールやアルペジオ、華麗な装飾音がちりばめられ、まるで幸せに満ちた舞踏会のワンシーンを思わせます。
クレッシェンドとデクレッシェンドが効果的に使われ、ドラマティックな展開も見どころです。
発表会やコンサートで演奏すれば聴衆を魅了すること間違いなし。
思わず指が躍りだしそうな気持ちの高まる1曲をぜひ体験してみてください。






