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【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選

小学生までは発表会の選曲にそれほどこだわりがなかった子でも、中学生になった途端に「これが弾いてみたい!」と華やかな作品に憧れるもの。

これまでの発表会で聴いた中高生や大人の方の演奏が印象的で、「いつか自分もこんな聴き映えする作品を演奏するんだ」と意気込んでいる生徒さんもいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、中学生がピアノ発表会で披露するのに最適な聴き映えする作品をご紹介します。

中学生になると心も体も成長し、曲の好みも小学生の頃とは変わっているかもしれません。

そんな子供たちにピッタリの曲を一緒に選んで、ピアノに向かうモチベーションをさらに高めてあげましょう!

【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選(11〜20)

トッカータAram Khachaturian

Mariam Kharatyan: Toccata by Khachaturian in Grieg Competition 2016
トッカータAram Khachaturian

1932年に、当時まだモスクワ音楽院在学中の学生だったアラム・ハチャトゥリアンが作曲した『トッカータ』は、バロックの影響を受けつつも、アルメニア民謡のリズムや現代音楽の技法を盛り込んだ躍動的な楽曲です。

演奏時間は約5分とそれほど長くありませんが、ピアノの技術を存分に披露できる構成になっており、聴き映えする作品を選びたい中学生の発表会曲にピッタリといえるでしょう!

パワフルでありながら、繊細さも兼ね備えたダイナミックな楽曲は、中学生ピアニストのチャレンジ心を刺激し、ピアノへの意欲をよりかき立ててくれるはずです。

真夜中の火祭平吉毅州

【ピアノ発表会おすすめ】真夜中の火祭 ♫ 平吉毅州 / The Midnight Fire Festival, Takekuni Hirayoshi
真夜中の火祭平吉毅州

ピアノ曲の名手として知られる平吉毅州さん。

1936年に神戸で生まれ、東京藝術大学で作曲を学びました。

児童向けの合唱曲やピアノ曲を多く残し、教育音楽の分野で高い評価を受けています。

本作は、炎が揺れ動く様子を音楽で表現した、ドラマティックな雰囲気の曲。

6/8拍子と3/4拍子が交互に現れる独特のリズム感が特徴で、夜の闇に浮かぶ幻想的な火祭りの光景を思い起こさせます。

ピアノ学習者の技術向上に役立つ曲としても知られ、2024年にはピティナ・ピアノコンペティションの課題曲にも選ばれました。

中学生の発表会で披露するのにぴったりの、聴き映えする作品です。

ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

バルトーク:ルーマニア民族舞曲 Pf.高木早苗 Bartok:Roman nepi tancok Pf.Sanae Takagi
ルーマニア民俗舞曲 Sz.56Bartók Béla

ハンガリー王国に生まれ、作曲家、ピアニスト、民俗音楽研究家として活躍したバルトーク・ベーラの代表曲であるピアノ小品組曲『ルーマニア民俗舞曲 Sz.56』。

現在のハンガリーを中心とする地域を統治していたハンガリー王国の民謡を題材に作曲された、民俗色の強い作品です。

のちに自身の手で小管弦楽に編曲されており、どちらのアレンジもさまざまな演奏会や発表会で取り上げられています。

「発表会はいつも練習している曲や定番曲とは異なる雰囲気の曲を演奏したい!」という生徒さんにピッタリの作品といえるでしょう。

即興曲 Op.90-2Franz Schubert

即興曲 変ホ長調 作品90−2(シューベルト)Schubert – Impromptu in E flat major Op. 90 No. 2
即興曲 Op.90-2Franz Schubert

ロマン派音楽の巨匠、フランツ・シューベルトの『即興曲Op.90-2』は、1827年に作曲された4つの即興曲のセットの1曲。

3連符で絶え間なく続く音階が印象的な本作は、華やかで演奏効果が高く、発表会曲に最適です。

連符を美しく演奏するテクニックと、長調のテーマと短調の中間部の雰囲気の違いを表す表現力が求められます。

スケールを美しく演奏するためには、指の基礎練習が必須。

この曲を立派に披露できたら、テクニックの成長を実感できるはずです!

ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章Ludwig van Beethoven

ARK Classics 2020, Concert 6 – Tsujii plays Beethoven’s Piano Sonata No.8 “Pathétique”
ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章Ludwig van Beethoven

クラシック音楽史上最も偉大な作曲家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

初級者から上級者まで、幅広く親しまれているベートーヴェンですが、なかでもこちらの『ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章』は、中級者から最も親しまれている作品の一つといえるでしょう。

第1楽章は『悲愴』のなかでも難易度の高い楽章ですが、重厚な音と勢いのある曲調で聴き映えを狙いやすい曲でもあります。

全体にちりばめられたスタッカートが短く軽くなりすぎないよう気をつけながら、深みのある演奏を目指しましょう。