中学生におすすめ!ピアノ発表会で弾きたいポップス曲をピックアップ
「ピアノ発表会ではクラシックの作品を演奏するもの!」といった印象をお持ちの方は多いはず。
確かにクラシックが演奏される割合が高く、クラシックオンリーの教室があるのも確かですが、近年ではピアノを「教養」としてではなく「趣味に近い習い事」と捉えてピアノ教室に通う子供たちが増えており、発表会で演奏される曲のジャンルも幅広くなっているように感じます。
そこで今回は、クラシック以外のジャンルで発表会曲として取り上げられることの多いポップス作品の中から、中学生のお子さんにオススメの楽曲をピックアップ!
アニソンからボカロ曲、最新ヒット曲までたっぷりご紹介します。
中学生におすすめ!ピアノ発表会で弾きたいポップス曲をピックアップ(1〜10)
ケセラセラMrs. GREEN APPLE

2023年4月に発売され同年の第65回日本レコード大賞を受賞した、ロックバンドMrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』。
清野菜名さん主演のドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。
心はずむ明るい曲調と伸びのよいボーカルが魅力的な曲ですが、最も印象的なのは一歩ずつ前に進む勇気を与えてくれる歌詞!
この曲を発表会で演奏することが、中学生の子供たちが「挑戦することの素晴らしさ」を改めて実感するきっかけになるかもしれません。
名探偵コナン メインテーマ大野克夫

ピアノだけでなく、吹奏楽でも人気の高いアニメ『名探偵コナン』のメインテーマ。
大野克夫さんによって制作されたこの曲は、毎年公開される劇場版のオープニングも飾っています。
コナンといえば誰もが思いつくような知名度の高い曲なので、イントロが流れた瞬間にお客さんの視線を集められるでしょう。
曲の1番最後にして最も重要なキメのフレーズは、両手のユニゾンで演奏するのがオススメ。
映画ごとにアレンジが異なるので、お好みのバージョンで演奏してみてくださいね。
アイドルYOASOBI

テレビアニメ『【推しの子】』のオープニングテーマに起用され大ヒットとなった、YOASOBIの『アイドル』。
一度耳にしたら忘れられない、スピード感あふれる曲調とキャッチーなメロディがインパクト大の楽曲です。
この曲の派手さや勢いのよさをピアノで表現するためには、アップテンポの中で伴奏を正確に刻むことと、シンコペーションなどの特徴的なリズムが出てくる部分でアクセントを効果的に取り入れることが大切!
テンポをキープしながらも、音ミスを気にして守りの演奏にならないよう、大胆に表現してみてくださいね。
虹菅田将暉

映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌に起用され大ヒットを記録した、菅田将暉さんの『虹』。
どこか懐かしい雰囲気と力みのない自然体のボーカル、絆の大切さを歌った歌詞が印象的な癒やしの1曲です。
心をやさしく包み込み奥深くからじんわりと温めてくれるような世界観は、まろやかなピアノの音色とも相性抜群!
語るように歌われる静かな部分は穏やかに、感情があふれ出るサビ部分は体の重みをピアノに伝えるようなイメージで弾けば、観客も思わずジーンとしてしまうことでしょう。
晩餐歌tuki.

TikTokでの弾き語り動画で注目を集め、若者を中心に多くの支持を得ている中学生シンガーソングライターtukiさんが歌う『晩餐歌』。
あどけなさの残る歌声と愛する「君」へのいちずな愛を歌った歌詞が心に刺さる、温かみあふれる素朴なラブソングです。
現役中学生のtukiさんが曲に込めたまっすぐな思いは、同じく中学生の子供たちにとって共感せずにはいられないはず。
この曲をチョイスすることで、発表会がより思い出深いものとなるでしょう。
千本桜 feat.初音ミク黒うさP

鍵盤演奏者なら誰もが一度は弾いてみたくなる『千本桜』。
2011年に発表されたこの曲は、ボカロPの黒うさPさんによって制作されました。
速いテンポの中にあふれる16分音符は爽快感があり、弾いても聴いても気持ちのいいもの。
お客さんの耳に残るインパクトの強いメロディも、注目すべきポイントです。
とにかくテンポが速いので、音符の取りこぼしには注意が必要。
しっかり全ての音符を取れるように、慣れるまではゆっくりのテンポで練習しましょう。
慣れてきたときには、走りすぎにも注意しなければいけません。
咲き乱れる美しい桜のように、爽快感と華やかさを出して演奏してみてくださいね。
残響散歌Aimer

大ヒットしたテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングテーマに起用され話題となった、Aimerさんの『残響散歌』。
疾走感あふれる曲調と華やかなオーケストラサウンド、そしてAimerさんの力強い歌声がクセになる1曲です。
さまざまな音色によって壮大な世界観が表現されていますが、ピアノののみで演奏してもインパクトが失われず、むしろよりおしゃれに聴こえるのがこの曲のよいところ。
発表会で演奏すれば、観客の心をグッとつかめること間違いなしです!