【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!
ピアノ発表会は、日頃の練習の成果を思い切り発揮できる貴重な機会。
選曲にも熱が入りますが、数多くの作品の中から「これだ!」と思える作品を見つけるのは、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、発表会の選曲にお悩み中の先生や生徒さんに向けて、特に女の子にオススメの中級レベルの曲をご紹介します!
かわいらしいタイトルの曲や、明るく華やかな曲、しっとりとした上品な曲調の曲など、女の子が好きそうな雰囲気をイメージして選曲してみましたので、発表会曲の参考にしていただければ幸いです。
もくじ
- 【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!
- ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin
- 即興曲 Op.90-2Franz Schubert
- 無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲「春の歌」Felix Mendelssohn
- カーニバルの舞踏会William Gillock
- 組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian
- スピード自動車中田喜直
- ピアノソナタ 第11番 イ長調 K. 331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart
- フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調 K.265(きらきら星変奏曲)Wolfgang Amadeus Mozart
- ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」Frederic Chopin
- 前奏曲集 第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」Claude Debussy
- 雨の日の噴水William Gillock
- ソナチネ ヘ長調 第1楽章Anton Diabelli
- 幻想曲「さくらさくら」平井康三郎
- チューリップのラインダンス平吉毅州
- アルプスの夕映えTheodor Oesten
- タランテラ Op.77-6Moritz Moszkowski
- エチュード「30の子供の小品 Op.27」第3番Dmitri Kabalevsky
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- 組曲「ドリー」Op.56 第2番 ミ-ア-ウGabriel Fauré
- 2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy
- シンフォニア No.1ハ長調J.S.Bach
- 夏の夜のハバネラ平吉毅州
- 華やかなワルツGlenda Austin
- ソナチネ 第3楽章William Gillock
- ホルベルク組曲 第1曲「前奏曲」Edvard Grieg
- 2つのアラベスク 第1番Claude Debussy
- ジプシーダンス (ジプシーの踊り)Heinrich Lichner
- こどものための連弾曲集「エチュード・アレグロ」中田喜直
- ワルツ・エチュードWilliam Gillock
- スティリエンヌ-ブルグミュラー25の練習曲 Op.100 第14番Johann Burgmüller
- 「音の星座」より「星の噴水」湯山昭
- 「お菓子の世界」より「バウムクーヘン」湯山昭
- マズルカ 第5番 変ロ長調 Op.7-1Frederic Chopin
【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!(1〜20)
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

躍動感がありつつどこか懐かしさを感じさせる曲調が魅力的な、フレデリック・ショパンの『ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1』。
「子犬のワルツ」としておなじみのこの曲で繰り返し登場する明るく愛らしい旋律は、子犬が自分の尻尾を追いかけてクルクル回る様子を表しているとされています。
この曲を弾く際には、軽やかな右手の旋律と左手の分散和音のバランスを取りながら、曲が持つ天真爛漫なイメージを大切にしつつ、クリアな音色で表現するのがポイントです。
練習を重ね、細かいパッセージを丁寧に弾けば、きらびやかな舞台にふさわしいパフォーマンスができますよ!
即興曲 Op.90-2Franz Schubert

フランツ・シューベルトが残した4つの即興曲の中の1曲『即興曲 Op.90-2』は、3連符で絶え間なく続く音階が印象的な作品です。
連符を美しく演奏するテクニックと、長調のテーマと短調の中間部の雰囲気の違いを表す表現力が求められるこの曲は、華やかで演奏効果が高く発表会曲に最適!
流麗な旋律からは女性らしい優雅さが感じられるため、特に女の子にオススメしたい作品です。
スケールを美しく演奏するためには、指の基礎練習が必須!
この曲を発表会で立派に披露した暁には、生徒さん自身もテクニックの成長を実感できるでしょう。
無言歌集 第5巻 Op.62 第6曲「春の歌」Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品といえば、優美で心地よいメロディが特徴的!
その中でも『無言歌集』の中の1曲『春の歌』は、繊細ながらも覚えやすい旋律で、幅広い世代から愛されています。
優雅で穏やかな雰囲気の中に、春の訪れを心から歓迎するかのようなワクワク感を備えたこの曲、実は聴いている印象以上に左手の跳躍が難しく、演奏者を地味に苦しめるんです……。
ただ、聴き映えする発表会にピッタリの作品であることは間違いないので、表現力とテクニックの両方を磨くチャンスとして取り組んでみてはいかがでしょうか?
カーニバルの舞踏会NEW!William Gillock

ブラジルのカーニバルをイメージした華やかでリズミカルな楽曲で、サンバのリズムとメロディーが印象的な作品です。
左手のシンコペーションと右手の軽快なフレーズが魅力的で、ラテン音楽の躍動感が見事に表現されています。
1969年に出版された本作は、シンプルながらも情熱的な雰囲気を醸し出し、演奏する人も聴く人も思わず体が揺れだすような中毒性があります。
男の子にぴったりの元気がいっぱいでかっこいい曲調で、ピアノ発表会で演奏すれば会場を盛り上げることが間違いなしです。
演奏の難しさを感じさせない自然な流れと、聴衆を魅了する舞台映えの良さを兼ね備えた、素晴らしい1曲です。
組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian

「組曲『仮面舞踏会』第1曲『ワルツ』」は、映画やテレビなどでもたびたび使われているアラム・ハチャトゥリアンの名曲です。
フィギュアスケーターの浅田真央さんがプログラム曲として使用したことで、話題を集めましたよね。
この曲は3拍子のワルツですが、特有のリズムと旋律の美しさが魅力的であるのはもちろん、曲全体にちりばめられた民俗的な要素が、ハチャトゥリアン独特の世界観を作り出しているところも注目すべきポイント!
明るく華やかな曲調と、演奏者が豊かな表現力を発揮しやすい構造をあわせ持つ、発表会に最適な作品です。
スピード自動車NEW!中田喜直

ピアノの練習曲でよく使われるこの曲は、小気味よいリズムと軽快な躍動感に満ちています。
まるで自動車が道路を疾走していくかのような臨場感があふれる楽曲で、演奏していて思わず笑みがこぼれてしまいます。
本作は、アクセントやスタッカートなどの演奏記号が効果的に使われており、リズム感やタッチの使い分けなど、技術的な要素も学べる魅力的な1曲です。
男の子がピアノ発表会で弾くのにぴったりな選曲で、演奏しながら情景を思い浮かべ、聴衆の心もつかむことでしょう。
エネルギッシュなステージを作り出したい方や、音楽を通じて表現力を磨きたい方にぜひおすすめしたい楽曲です。