【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!
ピアノ発表会は、日頃の練習の成果を思い切り発揮できる貴重な機会。
選曲にも熱が入りますが、数多くの作品の中から「これだ!」と思える作品を見つけるのは、なかなか難しいですよね。
そこで今回は、発表会の選曲にお悩み中の先生や生徒さんに向けて、特に女の子にオススメの中級レベルの曲をご紹介します!
かわいらしいタイトルの曲や、明るく華やかな曲、しっとりとした上品な曲調の曲など、女の子が好きそうな雰囲気をイメージして選曲してみましたので、発表会曲の参考にしていただければ幸いです。
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【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!(1〜10)
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 ハ長調 K.265(きらきら星変奏曲)Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1778年ごろに作曲したとされる『フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲 K.265』は、『きらきら星変奏曲』として多くのピアノ学習者から愛されている作品です。
この曲は、私たちが『きらきら星』として親しんでいるフランス民謡がベースになっており、そのシンプルな旋律が美しくアレンジされていきます。
初めの部分は弾きやすいですが、変奏が進むにつれて難易度がぐんぐん上昇……。
女の子らしい可憐さとモーツァルトらしい洗練された音楽性が組み合わさりつつ練習しがいもある、まさに発表会曲として取り組むのに最適な作品といえるでしょう。
ピアノソナタ 第11番 イ長調 K. 331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

『ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331』の第3楽章と聞いてもピンとこないかもしれませんが、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの『トルコ行進曲』と聞けば、多くの方がメロディを思い浮かべられるのではないでしょうか?
1783年にウィーンで作曲されたこの曲は、言わずと知れた発表会の定番曲であり、トルコ風のリズムとメロディが人々の心をとらえて離さないクラシックの名曲です。
おなじみのメロディが後半に向けて変化していく様子は、まるで小さな驚きをちりばめたよう。
特に、テクニックの見せ場となる後半のパートは、発表会で練習の成果を発揮するのにピッタリ!
ぜひ取り組んでみてください。
アルプスの夕映えTheodor Oesten

ドイツの作曲家テオドール・エステンが手掛けた『アルプスの夕映え』は、その名の通り、アルプス山脈の美しい夕暮れを音楽で描いたピアノ曲です。
繊細かつ優美なメロディが特徴的なこの作品は、しばしば発表会でも取り上げられており、エステンの代表曲『人形の夢と目覚め』と同様に、定番曲として君臨し続けています。
アルプスの見事な夕景が幻想的に表現される本作は、美しく華やかな曲で表現力を思う存分発揮したい女の子にピッタリ!
心を込めて演奏すれば、観客に癒やしのひとときをプレゼントできるはずです。
【ピアノ発表会】女の子にピッタリの中級レベルの曲をピックアップ!(11〜20)
前奏曲集 第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの魅力をきらびやかに示す『亜麻色の髪の乙女』は、ドビュッシーの繊細さと詩的な美を色濃く反映した非常に美しい1曲。
タイトルに「乙女」とあることからも女の子にふさわしい作品といえますが、美しく情感豊かな響きの旋律が特徴的なことからも、繊細な表現を得意とする女の子のピアノ発表会曲に最適といえるでしょう。
ドビュッシーが曲に込めた思いを大切にしながら、水彩画のような淡い世界観を音に表せるよう丁寧に演奏してみてくださいね。
雨の日の噴水William Gillock

子供たちに愛されるピアノ曲を数多く生み出したことで知られるアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロック。
彼が作曲した『雨の日の噴水』は、水がきらめく様子を表すかのような心地よいメロディと、クロスハンドや流れるようなアルペジオなどのテクニックを要するパッセージが特徴的な作品です。
短い曲でありながら、表現力やテクニックを存分に発揮できる作品ですので、まさに日頃の成果を観客に披露する発表会にピッタリの曲といえるでしょう。
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

ピアノを弾く人なら誰もが一度は憧れる、ドイツの楽聖ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの有名な作品です。
1810年4月に書かれた本作は、切なく美しいメロディが心に響きますよね。
この楽曲は、優しく語りかけるような穏やかな旋律で始まり、聴く人を一瞬で惹きつけます。
しかし、中間部では雰囲気がガラリと変わり、少々大人びた情熱やドラマチックな激しさも顔をのぞかせます。
まるで、素直な心と背伸びしたい気持ちが交差するようです。
豊かな感情表現に挑戦したい、物語を紡ぐようにピアノを弾いてみたいと考えている小学生や中学生のお子さんにピッタリ。
場面ごとの気持ちの変化を想像しながら、表情を豊かに演奏してみましょう!
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

平井康三郎が1971年に発表した『幻想曲「さくらさくら」』は、日本人なら誰もが心に留める『さくらさくら』をベースに、ピアノのための変奏曲として作曲された作品です。
豊かな箏の響きを思わせる旋律と力強いリズムを備え、和の響きに寄り添ったこの曲は、まさに発表会での演奏にふさわしい上品さを持っており、技術と感性を高めるのに最適な1曲!
やわらかな光を浴びる桜の花びらのように、女の子が演奏する姿は、見る者の記憶にも長く咲き誇るでしょう。