中学生におすすめ!ピアノ発表会で弾きたいポップス曲をピックアップ
「ピアノ発表会ではクラシックの作品を演奏するもの!」といった印象をお持ちの方は多いはず。
確かにクラシックが演奏される割合が高く、クラシックオンリーの教室があるのも確かですが、近年ではピアノを「教養」としてではなく「趣味に近い習い事」と捉えてピアノ教室に通う子供たちが増えており、発表会で演奏される曲のジャンルも幅広くなっているように感じます。
そこで今回は、クラシック以外のジャンルで発表会曲として取り上げられることの多いポップス作品の中から、中学生のお子さんにオススメの楽曲をピックアップ!
アニソンからボカロ曲、最新ヒット曲までたっぷりご紹介します。
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中学生におすすめ!ピアノ発表会で弾きたいポップス曲をピックアップ(21〜30)
8つの演奏会用練習曲 Op.40 第1曲「プレリュード」Nikolai Kapustin

鮮やかな輝きを放つ華麗なピアノ曲です。
目まぐるしく駆け巡る16分音符の連続と、左手で刻まれるリズムが織りなす音の世界は、まるでジャズコンボが演奏しているかのような錯覚すら覚えます。
シンプルな和音から始まり、躍動感のあるラテンリズムが展開する本作は、クラシックの技巧とジャズのスウィングが絶妙なバランスで融合しています。
2018年2月、サントリーホールでの辻井伸行さんの演奏が印象に残りますが、1台のピアノから繰り出されるダイナミックな音色は、聴衆を魅了してやみません。
音楽の新しい可能性を探求したい方や、ジャズとクラシックの両方を愛する演奏家にぴったりの1曲です。
青と夏Mrs. GREEN APPLE

映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌として書き下ろされた、Mrs. GREEN APPLEの名曲『青と夏』。
青春と恋愛の甘酸っぱさを描いた歌詞が、聴く者に夏の一瞬一瞬の輝きと切なさを感じさせてくれる青春ソングです。
爽快感あふれるサウンドと、切なくも前向きなメッセージが詰まった歌詞が印象的なこの曲は、まさに青春真っただ中の中学生にピッタリ!
ピアノ演奏では、曲の持つエネルギッシュな雰囲気が伝わるよう、メロディの美しさを引き立てながら、強弱を意識して弾いてみてくださいね。
宝島T-SQUARE

ジャズ・フュージョンの領域で活躍するバンドT-SQUAREが、1986年3月5日にリリースしたアルバム『S・P・O・R・T・S』に収録されている『宝島』は、吹奏楽の演奏会でも頻繁に取り上げられる人気曲!
フュージョンジャンルとしての複雑さとリズムのおもしろさが魅力的なこの曲は、ピアノでも幅広いアレンジで楽しめます。
複雑なリズムを軽やかに弾きこなすためには、メロディラインだけでなく、テンポを刻む左手に意識を向けることが重要。
練習の際には、メトロノームを活用してテンポを一定に保ちながら、少しずつ難しいパートをクリアしていきましょう。
Summer久石譲

映画『菊次郎の夏』のオリジナル・サウンドトラックに収録されたピアノ主体のインストゥルメンタル作品です。
心温まるメロディーと軽やかなリズムが印象的で、爽やかな夏の一日を思わせる雰囲気が魅力です。
映画の中では、少年の純粋な視点から見た「夏の冒険」と「成長」を見事に表現し、観客の心に深く刻まれました。
本作は2000年から2002年にかけてトヨタ・カローラのCMでも使用され、多くの方に親しまれています。
優しく透明感のある音色と、どこか郷愁を誘うような旋律が心に響く作品です。
ピアノの練習曲としても演奏しやすく、発表会でもきっと聴衆を魅了できることでしょう。
SEKAI NO OWARI最高到達点

独特な世界観で人気のSEKAI NO OWARIが2023年9月17日にリリースした『最高到達点』は、人気アニメ『ONE PIECE』のオープニングテーマとしても話題となった人気曲!
勇気と希望のメッセージが込められたこの曲では、自分の弱さを認め、それを力に変えながら未来へ一歩ずつ進んでいくことの大切さが歌われています。
歌詞の意味を深く理解してそれを音楽に反映させることで、より感情豊かな演奏に仕上がるので、両手奏に慣れてきたら、強弱やニュアンスに意識を向けて練習してみましょう。
闘う者たち植松伸夫

ゲーム内バトル時の高揚感を見事に表現した迫力満点のインストゥルメンタル楽曲です。
オーケストラの壮大な響きに、エレキギターやシンセサイザーの音色が織り交ぜられ、緊張感とともに疾走感があふれるメロディが印象的です。
本作は通常の戦闘シーンをドラマチックに演出し、プレイヤーの心を鼓舞する役割を果たしています。
1997年の発売後、オーケストラやロックバンドによるさまざまなアレンジバージョンが演奏され、世界中のファンを魅了し続けています。
プレイヤーの情熱と戦闘の緊迫感を見事に表現した本作は、ピアノ発表会でも聴衆を引き込む魅力にあふれており、表現力が豊かな演奏を目指す方におすすめです。
群青YOASOBI

YOASOBIの音楽性の高さを象徴する作品の一つとして若者を中心に支持を得ている『群青』。
小説『青を味方に』から着想を得たこの曲では、自分の夢に向かって前進する主人公の情熱と決意が描かれています。
ピアノで弾くときのポイントは、疾走感や爽やかさを表現できるよう伴奏を軽やかに弾き、メロディのクリアな音色や細かいリズムを際立たせること!
テンポが揺れないよう、メトロノームを使って練習するのもオススメです。