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【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選

小学生までは発表会の選曲にそれほどこだわりがなかった子でも、中学生になった途端に「これが弾いてみたい!」と華やかな作品に憧れるもの。

これまでの発表会で聴いた中高生や大人の方の演奏が印象的で、「いつか自分もこんな聴き映えする作品を演奏するんだ」と意気込んでいる生徒さんもいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、中学生がピアノ発表会で披露するのに最適な聴き映えする作品をご紹介します。

中学生になると心も体も成長し、曲の好みも小学生の頃とは変わっているかもしれません。

そんな子供たちにピッタリの曲を一緒に選んで、ピアノに向かうモチベーションをさらに高めてあげましょう!

【ピアノ発表会】中学生の演奏にピッタリ!聴き映えする曲を厳選(21〜30)

練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

『エオリアンハープ』志鷹美紗 Chopin:Etude Op.25 No.1 “Aeolian Harp” /Misa Shitaka
練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの有名な練習曲『練習曲 Op.25-1「エオリアンハープ」』。

『牧童』ないし『牧童の笛』という名前でも知られているこの作品は、楽曲全体を通じて奏でられる分散和音の音色が特徴で、テクニックだけでなく高い表現力が求められます。

テクニック的な難易度の高いショパンの練習曲の中では、比較的難易度の低い作品ですが、広いアルペジオを安定させるためには日々の基礎練習が欠かせません!

コツコツ指練習を積み重ねながら仕上げていきましょう。

幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28「スコットランドソナタ」Felix Mendelssohn

太田糸音/メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」 Op. 28
幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28「スコットランドソナタ」Felix Mendelssohn

ファンタジックな音楽性で人気を集める偉大な作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。

彼の作品の中でも中級者にオススメなのが、『幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28「スコットランドソナタ」』です。

メンデルスゾーンの特徴である華やかな音楽性が魅力で、第3楽章では非常にロマンティックな旋律を味わえます。

ポイントは第3楽章冒頭の高速で弾く6連符。

両手で鳴らさなければならないこの部分の練習は必須ですが、リピートが多いため練習しやすく、忙しい中学生にもピッタリな楽曲といえるでしょう。

即興曲Op.90-3Franz Schubert

Schubert – Impromptu in G flat major, Op. 90 No. 3 – pianomaedful
即興曲Op.90-3Franz Schubert

優美な旋律が特徴的な、フランツ・シューベルトの『即興曲Op.90-3』。

穏やかな流れの中で、抑揚をつけて情感豊かに演奏できるため、発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。

心地よいテンポの中で常に動き続ける左手の伴奏を正確にコントロールしながら、フレーズのつなぎやダイナミクスを意識して弾ければ、ワンランク上の演奏に!

さらにステップアップしていきたい中学生にとって必要な要素が詰まっている曲ですので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ワルツ エチュードWilliam Gillock

【ギロック】ピアノ『ワルツエチュード』楽譜
ワルツ エチュードWilliam Gillock

美しい3拍子のリズムが魅力的なクラシック曲で、活発で華やかなワルツのリズムの冒頭から観客を魅了します。

ト長調で始まり変ホ長調に転調する中間部では、テンポがゆったりと落ち着き、曲全体に深みのある表情を与えています。

繊細なタッチと力強い表現力が求められる本作は、1972年に公開された作品で、ピアノの表現力を存分に引き出すことが可能です。

美しい旋律と華やかさを兼ね備えた構成により、発表会での演奏に最適な1曲といえるでしょう。

技巧面での工夫が随所にちりばめられており、練習を重ねることで音楽性も高められる優れた作品です。

ワルツのリズムや転調による色彩の変化を体験できる、小学校高学年の発表会にぴったりの曲となっています。

幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

ラフマニノフ:前奏曲 『鐘』作品3-2 / Rachmaninoff: Prelude Op.3-2 小瀧俊治(ピアノ)
幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」Sergei Rakhmaninov

1890年代に大活躍したロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。

こちらの『幻想的小品集 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」』はラフマニノフの作品のなかでも、特に有名な曲です。

ラフマニノフはピアニストとしても活躍していましたが、彼の手は非常に大きかったため、この作品も余裕を持って10度を押さえられなければ演奏できない音の配置になっています。

鐘の音をピアノで表現するところも難しいのですが、とにかくオクターブが多く体力も必要!

とはいえ、聴き映えすることは間違いないので、手が比較的大きい中学生の生徒さんは挑戦する価値ありの1曲といえるでしょう。